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あわいろの先に、描きたい世界のこと。

淡く、やわらかいものを大切にしているあわいろですが
今回は少し濃く、強い想いを綴っています
ご無理ないように、お読みください



***


こころを殺させたくない


人間の尊厳を、ひとのこころを守りたい

すみません、とてもあつかましい
こころを守るなんていうには無力な私です
むしろひとのこころを傷つけてきたことのある私です

でも、それでも、だからこそ、
どうしても願いたいのです


感じること、想い、こころこそがそのひとで
その感情や想いを、なかったことにしなくていい
ひとのこころが、本当に大切にされてほしい


それなのに
なんでこんなにもひとのこころは傷つけられる?
TVをつければ、新聞を開けば、ネットを開けば
そんなことしなくても周りの大切な人たちの中にも
暴力、差別、パワハラ、偏見、いじめ、虐待、性暴力、DV、、、
にんげんの尊厳はどこにあるの?


生産性とか、誰かの役に立ってるかとか、何かの役に立ってるかとか、
存在意義とか意味とか価値とか、
強くあれとか自分らしくあれとか、いい子であれとかいい人であれとか
変われるかどうか、頑張れるかどうか…
ひとは生きてるだけで、大切な存在なんじゃないの?

もう、いいよ
これ以上大切な人たちのこころを、殺さないで
にんげんの尊厳を、守りたい
みんなが、おだやかに呼吸しながら、自分を生きられる世界を紡ぎたい


***

年齢や性別や背景、知識や経験は違っても
ひとのこころは、想いは、対等だから

ひととひとが、”想い”で、”感じ方”で、”こころ”でフラットにつながる
お互いの大切にしたいことに耳をすましあう
お互いの大切なことをうけとりあう
そんな世界を紡ぎたい

支配しようとするのではなく、与えようとするのではなく、傷つけようとするのではなく
淡い色に目を凝らし、
言葉にならない声に耳をすまし
うけとりあう
やさしいひととひととのあわい(あいだ)の文化を紡ぐ

”わたし”と”あなた”のあいだに生まれる
小さくやわらかい対話から
この小さなあわいろの場から
そんな文化が、温度が、ひとからひとへと伝わって

誰のこころも殺されなくていい
誰のこころも大切にされる
そんな優しい世界を、
このちっぽけなあわいろから、描いていきたい、
紡いでいきたい


みんなが自分が自分を生きられる、優しい世界を紡ぐ

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