川内倫子さんの写真展
先日、滋賀県立美術館で開かれている川内倫子さんの写真展に行ってきました。
なんか、なんといえばいいのか分からないけれど、死と生のはざまにいるような感覚がする展示でした。淡くて、薄い紫のような雰囲気で、雲の中からみているかんじがしました。言語化難しいな。
写真展に行ったのは、ほぼ初めてだったのですが、良い空間でした。写真が空間をつくっているというかんじでした。そして、建物の構造を使い方が素敵だと思いました。すごいの一言でした。
写真には人柄がでるといいます。わたしが勝手に考えた人柄ですが、柔らかい人なんだろうなと思いました。この感想、色味に引っ張られすぎかな。川内倫子さんの写真ってとてもやさしい色なんです。それで思ったのかもしれません。
あと死というものにめちゃくちゃ正面から向き合っているのだろうなと思いました。なんでこう思ったのかは分からないけれど、すごく強く感じました。なんか、死の匂いがする作品が多かったです。
言語化難しくて感想を書くのはこれが限界です。とにかくすごかったです。勉強になりました。
最近考えているのですが、どうしたら表現の写真になるんでしょうね。
写真のこと、なにも分からなすぎますが、わたしの写真が表現の写真ではなくて記録の写真になっていることはわかります。逆に言えば、みずみずしくて心のままに写真を撮っているということですが、表現に昇格したいなあって思います。写真を組み合わせて組写真にするとか、1枚でストーリー性をだすとかすればいいのでしょうか。分からんなあ。勉強しなきゃなあ。
あと、もっと色々考えなきゃいけないなと川内倫子さんの写真を見て思いました。わたしは思考がぺらいのでもっと思考を深めたいです。頭が固くならないように、柔軟に、でも自分の考えはある人になりたいですね。頑張ります。自分を知ることって楽しいので、もっと自分のことを知りたいです。
そうねえ。そうだねえ。今からちょっと考え事でもしようと思います。
川内倫子さんの写真展は、3月26日までです。滑り込みで行ける方、ぜひ。
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