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ホタルの教え

こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。

まだ早いかもしれないけれど…と思いながら
(本当ははやる気持ちを抑えながら)
蛍を見に出かけました。


ホタル、大好きなのです。


最近では卵や幼虫を購入して
室内で飼育する方もあるようです。


しかし、ホタルはやはり野で眺めてこそ。

この時期特有の土の匂いや流れる水音。

一日が暮れゆく、移ろいのときの色。

カエルの大合唱をBGMにして眺める、
微かながらも力強い緑がかった光は
なんともいえない風情があります。


ホタルはなにもせずとも
ただ光ってそこに在るだけで人を癒す。

これこそ真の、ライトワーカー


おかげさまで多くの方が
今なお読んでくださる記事の一つです。


この、上の記事を書いてから約一年。



果たして私はこの一年で、ホタルのごとき
ライトワーカーになれたであろうか?



今、ただここに在るだけで人様の癒しとなる、
そんな理想に近づけただろうか。



そんな問いを繰り返しています。

それはお仕事の一つとしてフラワーエッセンスを
ご用命くださる方に対してはもちろんのこと、
友人知人、最も身近な家族に対しても、です。

この一年もまた、私の身辺では
いろいろなことがありました。

楽しいばかりの日もあれば、
笑っていられない日もあったし
キリキリと眠れない日もありました。

しかし
終わってみれば、すべては思い出。

どれも、これも。

悲しかったことさえも。

つらかったことでさえ。


どれも全き愛おしい、

生きてこその私の思い出。

もしも今、
辛いことの最中にある方にとっては
信じられないかもしれませんが。



大丈夫です。



大丈夫。



この世で起こる全ては完璧です。



どんなに手を尽くしても、
もうダメだとなったとき。


そんなときこそ恐れずに。


恐怖や不安は手放して
より大きな存在に委ねること。


自らの実際の経験から、
自信を持ってお勧めします。


委ねた瞬間から
次々と支援や援軍が入ります。


そのサインは、ごくわずか。


ささやき声より小さい音で
気づかないことも。

ホタルの光より弱い光で
気づけないことも。

淡い夢のなかのワンシーンかも。


ささやかだからこそ、
気づいたらすかさずキャッチすること!


心の準備はいいですか!


タイミングはほんの一瞬です!


自分には無理かも…
そう思ったその瞬間に
タイミングを外してしまいます。

どうしてこんなことになったのだろう…
という原因究明は、ときとして
出口のない迷宮に私たちを誘います。

大切なのは原因どうこうより
「今」どうするか。


そしてもうひとつ、お勧めなのは
声に出すこと。

たとえばあなたが辛くても。
欲しいものがあったとしても。

声に出さねば、
(あるいは別の方法でも)
とにかく外に表さねば
人は誰も気づきません。

それは ”天” も同じ。

欲しいもの、してほしいこと。

それらはどんどん周りに表明していけば、
必要なものであれば必ずや
どこからともなく舞い込みます。


笑ってしまうくらい
思いがけないところから。


笑ってしまうくらい
思いがけない形でもって。


しかもギリッギリのタイミングで。


もう、これ以上ないというくらい
ギリギリのタイミングです。


これはなんのチキンレースかと思うほど笑


中には先払いの、後日補填というパターンも。

(これはカメムシ)


今の経験は楽しいこともつらいことも
いつか必ずやあなたのたからになります。


あの世に還る、その瞬間まで。


一つでも多くの思い出を。


先立ったあの人この人に
一つでも多くのお土産話を。

残してゆくあの人この人に
一つでも多く、共に過ごした思い出を。


そのための経験と思えば
ほんの一瞬でも
気持ちが軽くなるかもしれません。


その、軽くなったほんの一瞬。


そこを突いて支援が入ります。


だからどうか、諦めないで。


声を大にして、そうお伝えします。

水辺の赤いキノコ

昼間のホタルはびっくりするほど地味です。

地味どころか見る人によっては
嫌われがちなかの有名昆虫Gさんにすら
似ています。

昼と夜、見る時間が違うだけでも
それほど違って見えるのです。

見た目だけで判断してしまわないように。

あの嫌いな人も、この迷惑な人も
もしかしたら。

見る時が違えば実はものすごく美しい光を
放っている人かもしれません。


飛び交うホタルの生命いのち灯火ともしび
ほんの1週間ほど。

セミほどではありませんが
地上に出て飛べるようになってから
残された時間はわずか。

年に一度のほんの短いひとときを
共に過ごせるありがたさ。

なにもかも、当たり前ではないのだと、
そんな思いを新たにする季節でもあります。


ホタルを見る機会があれば
思い出してください。


ホタルだけでなく私たち誰もが

「ただ在るだけで素晴らしい」

そういう存在なのだということを。



地域によりますが
これから梅雨入りまでがホタルの季節。

こちらはウェザーニュース社提供の
ホタル情報サイト2022年版です。

他にもGoogleマップで検索窓に
「ホタル」と入れると
各地のホタル見物できる場所が表示されます。

日没の約1時間後が最も見頃。

ちょうど月明かりも少ない時期です。
今年はひとつ、
ホタル見物はいかがでしょう。

整備された水辺の公園ではない
自然環境下でのホタル観賞は
周辺の人家に迷惑にならぬようお静かに。

水辺が多く暗い中ですから
足元にも十分お気をつけくださいませ。

田んぼの畦道や山際はうっかり足を踏み入れると
寝ているヘビさんや様々の生きものを
踏みつける可能性もありますので
こちらもまたお気をつけて!

今回このホタルを見に行ったとき
ふと気配を感じて田んぼの方を見ると
暗闇で四つ足の生きものと目が合いました。

野生動物とは目を合わせないことが鉄則。

なのにうっかり見つめてしまったので、
飛びかかってくるかも?!と
怖くなりました。

思わずヒッ!!と息を呑んだら
向こうも一目散に逃げてゆきましたが
お散歩中のネコにしては大きかったし
そもそもネコは水田には入らないので
あれはなんだったのだろうと
すごく気になっています。

見えないだけで、
実はいつでもすぐそこにある野生の息遣い。

そうそう、この前はイノシシを見ました。
こちらも人に気づくとすぐ脇の草むらに。

その直後、
この草むらの横を通りがかった郵便屋さんは
そこにイノシシがいるとは知る由もなく…
ごく普通に通り過ぎていきました。

…コワイ。

でも本当にコワイのは人間の方。

野生動物の皆さんに
ちょっとおじゃまします、のご挨拶も忘れずに。

強い光の明滅は
ホタルの求愛行動に影響を与えます。

ホタルはサナギも光を放ちますが
蛹から羽化する際はほんのわずかな光でも
羽化を妨げることがわかっています。

フラッシュ撮影は厳禁。

スマホの灯りも極力暗くして
できれば画面にカバーをするなどして
お出かけくださいませ。

整備されたホタル公園などではない
自然環境下でのホタルは滅多に見られません。

そんなところは豊かな里山。

人にとっては不便な土地かもしれません。


万葉の昔から続くこの不思議な光を
将来にわたって見られるように。

恋に焦がれてなく蝉よりも
なかぬ蛍が身を焦がす
都々逸より

ホタルさんたちの恋路の邪魔はしないように。

どうぞよろしくお願いします。

これもカメムシ笑

この日、飛んでいたのはまだほんの数匹。

日もとっぷり暮れたので帰ろうとして
車に乗り込みゆっくり進み始めたとき。

一匹のホタルがいつのまにかやってきて、
フロントガラスのすぐ外側でしばらくの間
ふわりふわりと舞って見せてくれました。

あぁ、これは…

亡くした愛猫が乗ってきたに違いない…

そんな気がしました。


どこまでも優しい感じで
ちょっと茶目っ気のある光。


これもまた、見る人によっては偶然のできごと。

でも、常にアンテナを張っていれば
こうしたささやかなチャンスを逃さず
愛猫との再会が叶うのだと思いました。

たとえエネルギーだけになっても、
愛する猫を肌近く感じていたい私にとっては
ありがたいなぁと思ったできごとでした。

(いやどう見てもホタルやけどなぁ…)

と自分で一人ツッコミながら笑笑

自分の世界は自分で創る。

自分がそう感じたのだからそれでヨシ。

正解も不正解もありません。

思考が入る以前に感じたことや
心の動きを大切に。

読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいませ!

#フラワーエッセンス #ライトワーカー #ホタル #野生

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