見出し画像

FILM RED感想。(2022年分再掲)

◆序盤からガンガンライブ映像流してたのは、そもそも「ウタのライブに参加する」のがあらすじだから良しとして、
ライブ途中でMVみたいな演出があったのがちょっと引っ掛かった。いやMVならいいんだけど、劇中劇なんだから
ちゃんと客席も映してほら!って感じ。最後のトットムジカ戦とか、戦闘中に歌ってた時は良かった

◆実は「うっせぇわ」すら聞いたことがない程にAdoって人を知らないのですが、最初のライブを聞いた瞬間に「あ、この人すげーや」ってうっすら感じ取れたのは素直に感心。覇王色ってああいう感じなのかな。曲調はハードな方が合いそうな声だから尚更。ゴシックメタルとか好きです。

◆ただ歌を聞かせようとする余りSEやCVより音量を大きくするのは止めてくれ。聞きたい人はちゃんとCD買うから。なまじ名塚さんとAdoさんの声質が若干違うから違和感を一度感じるとヤバイ。幼少期のシーンとかモロ受けてしまった。名塚さん自身もキャラソン歌えるレベルの歌唱力はあるんだから、少しは考えて欲しいとは思う。

◆ルフィの「俺帰る」発言から一気にメンヘラ度が増していくウタちゃん。ワンピースだからいいけれど、これがジャンプ+とかでやってる作品だった場合、十中八九ルフィへの思慕が絡むからもっとヘラってたと思う。いや本当にワンピースで良かったわ。ヒロアカだったら「爆豪君死んじゃう未来見えたの!死なせたくない!ずっと閉じた世界で一緒に居ようよ!」とか平気で言い出しかねない。ホリーはそういうことする。

◆歌を交えつつ戦う戦闘場面。確かにアクションはスタンピードより薄味。だけど自分は「蒼き雷霆ガンヴォルト」ファン。むしろテンション高まる。「戦姫絶唱シンフォギア」はちょっと違うんだよなー担当声優の息遣いまで入り込むからよりリアルに「歌いながら戦う」って感じがしてさー

◆そして遂に観客にすら拒絶された結果、「私は…何のために…」というホムラチャン状態になってしまったウタちゃん。そして歌われる禁断の歌「Tot Musica」。個人的に一番好きな曲です。魔王討伐戦は確かに雰囲気も攻略条件もワンピースらしくはなかったけど、自分は「ぼくらのウォーゲーム」のあのサイバー空間の異質さを思い出したので結構好きです。そしてヘラ度マックス・ガンギマリウタちゃんメッチャ好き。

◆ウタの過去に関しては「絶対ゴードンがトットムジカ召喚したろ!」と思ったら自発だったとは…あの人ぽっと出臭が凄いのにツダケンパワーで終盤ぐいぐい来る…

◆五老星はいったい何者なのだろうか。(来なくていいのに来やがった)チャルロス聖が攻撃されたときに「天竜人が攻撃されるとは」的にさも役人のように言ってたけど、貴方たち確か天竜人のトップだよね?何でそんな他人事みたいに言うんだ。イム様直下は天竜人すら超えた扱いなのか?

◆ルフィがギア5を使ってるのにマムが万国に居る問題。本来ならカイドウ共々ワノ国の地下の深くの筈。これに関してはいくつか考察できる。身も蓋もない「パラレルだから」・ウタ(トットムジカ)と共鳴して「ルフィの想像が現実になる状態=ギア5に近い状態になったから」・極限まで極まったシャンクスの覇気(あるいは極限まで集中したルフィの精神)が「ゴムゴムの実を一時的に覚醒させたから」・夢の世界に長く居た事で「自由の神(カートゥーン)としてのニカが一時的に目覚めたから」…色々と。

◆とりあえず言っておこう。
●シャンクス。今までの鬱憤を晴らすが如く暴れますが、一撃の威力が高すぎてあんまり技使わない。そのせいで結局技名分からずじまい。やっぱり「失せろ」ですかそうですか。ロジャー直伝「神避」とか使えばよかったのに。ウタとの関係性はわかったけど、つまりお前天竜人かよぉ!?のインパクトが凄まじい。
●ベポ。お前天丼超えてネタに走り過ぎなんだよ。気合入ってたのはわかるが流石にイラっとした。
●そして彼の為にわざわざやってきたトラファルガーさん。どう考えても巻き込まれ役。多分次はキッドが同じ目に合う。
●「音声が切れない」って言ってたルッチの下っ端度がストップ安。Twitterでも感想が多かった。
●そういやブルーノは兎も角カリファは白い服だったけど、あの二人もCP0なのか?少なくともCPである事はコビーの発言から分かるが…
●ブルーノの「俺は能力を使い過ぎた」が何故かツボにハマって笑いをこらえるのに必死。
●バルトロメオの球状バリア。どう見てもスーパーモンキー(・D・ルフィ)ボールです。本当にありがとうございました。
●民間人も巻き込まれる闘いなのに何故か来るのは藤虎と黄猿。緑牛で良かった説。いやアイツは皆殺しにしかねないからやっぱダメだ。
●まさか海賊の戦闘の指揮をコビーが取るとは思わなかった。サボがいたらサボがやったんだろうなぁ
●我らがカタクリお兄ちゃんは本編で散々株を上げたので今回は半休使ってオーブンに席を譲った。でも終盤ではちゃんとブリュレを助け出してる。流石地面すら見下す男。
●カタクリとブリュレで伏線を張りつつウソップとヤソップで即座に回収。徐々にタイミングが合っていく過程と最後に船長を呼ぶ時はバラバラなの、「血と個」を表現しているようで好き。
●まさか25年目にしてようやく赤髪海賊団の戦いが見れるとは…グランドバトルで銃を鈍器にしていたベックマンはもういない。
●一方今回の麦わらの一味の活躍は結構地味。下手するとオーブンとタメ張れるレベル。スタンピードも似たような感じだし、そろそろ一味主体の物語が見たいところだが、もう最終章なんだよなぁ…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?