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ナウイ・ミクトラン(オルト・シバルバー)攻略感想。(再掲)


【シナリオ】

奥に広がるワールドマップ。連続する冥界の試練。まさかのビースト。
総じて、南米に相応しい壮大さをもったシナリオと言える。
反面、個々の場面によっては引っ掛かるケースも少々。まあ妖精國みたいにどす黒くなっても困るんだが。
例えば、マシュが恐竜の解説をするシーン。翼竜とかまで恐竜扱いにしてしまったため、恐竜ガチ勢が激おこに。
例えば、不時着したボーダーのシーン。全員生きてたなら、コヤンのタイミングずらして救援に間に合わせたら?
例えば、デイビット関係。生い立ち以外の全てに説明がないため、どこまでが外宇宙の手によるものなのか…
前回3編30章なんてやったもんだから、流石にきのこも運営に怒られたのだろう。圧倒的な文量不足感。
まあ、また文庫本4冊とかやられたら、シナリオ実装がいつになるかわかったもんじゃないし、しょうがなし。

【キャラクター】

主人公

安定の死にかけ。肉体の酷使。ヴリトラさんが歓喜しそうな責め苦。
一体前世で何をしたらこんな酷い目にあうのだろうか。
ORT総力戦の徐々にガンギマっていく顔グラフィックをチェックだ!
今回はちゃんと主人公やってたね。主にU関連だけだけど。

マシュ

特筆事項が…ねぇ…あの子何で未だに先輩マンセーの後輩なの?ちゃんと人らしくしようよ。
この要望はシナリオの自由度を上げると共に、強制出撃時のマシュの利便性を上げるものでもある。
マシュの強化は基本ストーリー以外にできないんだから、早々に孔明並みの強化をください。
大丈夫大丈夫、キャストリアの牙城は揺るがないから!騙されたと思ってやってみなさい。
具体的には「味方全員に対粛清防御」「味方全員にNP50」ぐらいは欲しいかな!!!

ダヴィンチ

恐竜見た時のアレは当初涎が見えてなかったので、「お、遂に活動限界か?」
などと思ったりもしましたが、結果としては6章同様何事もなし。
むしろ章を追うごとに徐々にそういう描写が無くなってきてる気がする。EDで完治かな??
ホームズの代理を自称してたけど、彼女にそんな知的推理ができるとは到底思えんが大丈夫か?

ゴルドルフ&ムニエル

安定のオッサン。いやまあ、第二冥界をボーダーで走り抜けたのは凄えとは思うけどさ。
基本的にストームボーダーに居たせいで顔出し率は高いけどインパクトは薄かったなぁ。
そして、頭と心臓撃ち抜かれてホームズの後を追う予定だったムニエル君。何で生きてんの?
「Zeroオマージュで実は言峰に泥を与えられて蘇生した」説があったけどそんなことはなかった。何で?

カドック

頼れるノウム・カルデアの一員(断定)。
ぐだーずに負けず劣らずの主人公適性のお蔭で、マシュに比べ個別の見せ場が多いのなんの。
ゴルドルフと一緒にデイビット組を第三冥界で迎え撃ったシーンとか、マシュじゃ絶対できないし、
ぐだーずだとあそこまでクレバーには動けない。いる事でシナリオの質が増すいぶし銀。
ボケもツッコミもできる。あれ、もしかしてキリ様より天才なんじゃないかコイツ????
懸念点は大令呪という爆弾がまだ残っているという事。カドックの明日はどっちだ。

ネモ&シオン&ハベトロット

前編のマリーンが唯々無駄に殺された哀れな犠牲者なのがもう…その癖本体は生き延びるし…
シオンは今の所便利屋ポジでしかないのが本当に悲しい。エーテライトぶん回してもいいのよ?
さてはリメイク版の声優決めなきゃいけなくなるからあえて影薄くしてやがるな???
ハベにゃんは今回メタ的な同行の必要性が無かったし完全にマスコット枠だな。フォウ君の明日はどっちだ。

コヤンスカヤ

「お前どの面下げて来たの?」「御覧の通り、美女の顔でございます♡」
理由付けもしっかりしてるし、此処で出なかったら後どこで顔出すんだよ?とは思ってたので、
登場自体はびっくりしたけど納得した。むしろ親身になりすぎだろ。テスカと相対した時逃げずに戦ってるし。
結局第三再臨の誕生経緯には一切触れてないから、あの神様状態は何なのかがわからない。
闇の方はビースト体の擬人化、で説明付くのに。そしてその闇はどのタイミングで出てくるのだろうか。

ニトクリス

冥界のファラオムーブ全開。キャメロットでの秘書感はまるでない。
ついでにアヴェンジャー成分もどっか行ってしまった。後でオルタ化して戻ってきたけど、
彼女は「カマソッソというキャラクターへのアンチ」なのか、「彼女のアンチがカマソッソ」なのか。
何にせよ菌糸類にしては珍しく人選ミスではなかったと言える。
因みに邪推になるが、ニトクリスオルタは恐らく当初は期間限定で出す予定だったのではないだろうか。
1/25予定が延期になり、急遽先行実装することになったが、流石に6章と同じ流れは反発が激しいという事で、
「恒常実装のキャラが“偶然”7章に出る」という形を取り繕ったって所か。
まあ結局、12月の時のネタバレ防止発言で自らの首を絞める事になったが。

プロテア&紅閻魔&エレシュキガル(&ドゥムジ)

プロテアちゃん!!!そんなエッチな子になっちゃって!!!
というか典型的なサクラシリーズになっちゃって!!!!貴女の個性はどこ行ったの!!?
うむ。エロかったので良しとしよう。ストーリーのムーブは、あれメルトやBBでも同じことすると思うがね。
エレシュキガルはパチモンイシュタルになったのがちょっとなー。神話みたいにエロ神にすればいいのに。
まあよく考えてみたら、遠坂成分を表裏で分けたのがイシュエレな訳で。じゃあ反転したらああなるよね、と。
デザイン自体はシンプルな黒ギャルだが、霊衣のセイントグラフはちゃんと書きおろしでよかった。
ドゥムジは何であんなにわかりやすいんだ。基本察しの悪い自分が一発で分かったぞ…
…フゥ…
…紅閻魔!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!実装して!!!!!!!!!!!!!!!!!!

Uオルガマリー

我らが地球大統領。ええ、7章前編でプレイアブル化した時はビックリしましたよ。
有識者によると、「スキルはクソ強いが肝心のステはLv相応」との事。全体攻撃が肝要かな。
シナリオではどう見てもオルガマリームーブをしていた彼女ですが、一級オルガーである主人公さんは
終盤では完全にオルガマリーとは別物と認識していました。一方マシュは最後まで所長扱い。
これは「召喚されたら別物」というサーヴァントシステムとどれほど縁深いかによるのだろうか。
というかまさか7章で退場するとは思わんかった。まだ何か出番があるはずなのだが。
実は異星の使徒だったらしいがその話は後述。

言峰

よくよく考えると、彼はUの事を「大統領」「お嬢様」とは呼んだが、一度も「我らが神」とは呼ばなかった。
つまり言峰はUの世話係・秘書ではあったが、決して仕えていたわけではなかったということ。
ミクトランでの言峰の行動は「仕事」「義務」であり、「趣味」「遊び」ではない。道理で愉悦成分が少ないわけだ。
第三再臨のお披露目もまだだしね。恐らく髑髏烏帽子みたいな事になるんじゃないか?
他に気になる点と言えばボイス。ジョージ、翁の時より大分声が衰えてる気がする。
アニメバビロニアでの翁はまともに発声できてたと思ったけど、アレ2019年か…2019年!?4年前!!?
2022年にACで実装された翁(ボイス新録)も発声が怪しい箇所があるので、やっぱり加齢かなあ…怖えなあ…

テペウ

異聞帯ご当地キャラにしてはあまりにも自由過ぎるムーブ。ある意味信用できない人物。
眼鏡をかけていた時には老成のイメージか、とは思ったが、まさか直死の魔眼持ちとは。
しかも志貴より弱い(少なくとも点は見えない筈)上にマシンガンで死の線切るというスゴ技。
振り返ると、ディノスのエイム力がこれでもかと発揮されたシーンだった。テスカトリポカは師事したまえ。
というか後になって分かったことだが、「直死の魔眼持ち」「常人とは価値観が異なる」「妹には冷淡」「星の触覚関係」
と、完全に遠野家の志貴君と同じキャラ。下手すると異次元同位体まである。お蔭でイシュキックに某管理人が狂喜。
テペウ周りの人間関係って、有体にいってジェネリック月姫だったわけで。そのテペウ(志貴)がORTに特攻したのは、
あくまでも月姫とは違う結末だからって事かな。その証明があの遺影礼装というわけか。

デイビット

7章をクリアしての所感を言わせてもらおう。「???」だ。
取り合えず、あの「天使の遺物」とかいうクソSCPによって一度父親諸共消滅し、
外神成分マシマシで再構成された結果が現在のデイビット・ゼム・ヴォイドだということは分かった。
で、分かったのはそれだけ。
何でフォーリナーの幻影(あるいは外宇宙の何か)を従えられるのかとか、何で1日5分の記憶障害があるのかとか、
そもそも1日5分の記憶で何であそこまで的確な行動ができるのかとか、そもそも記憶方式どうなってんのとか、
結局ペぺの事どう思ってたんだよとか、前編でのクリプター評は何だったんだとか。疑問は尽きない。
いっその事中身全部外宇宙製ですとか、実はアンサートーカーですの方がわかりやすかった。
キリシュタリアやベリルはそれぞれの章で大体の経歴は判明したが、コイツは特殊過ぎて説明が足りない。
全部フロムロストベルトにぶん投げる気か。それともエピソードオブデイビットやる気か。
というかその生い立ちなら大分機械的な行動になるはずだが、オフェリアに累計1日弱の記憶を使い、
ペペにあんな殺し文句を言い、テスカトリポカに愚痴を溢すその姿は紛れもなく人間なんじゃが????

トラロック

前編終わって、1月下旬のニトクリスオルタピックアップ。全ユーザーは彼女の安否を心配した。
だってどう考えても報復される流れだもの!結局されなかったけどさあ!!
まさかのプリテンダー実装だったが、「神を名乗る都市」という意味不明☆な存在だとは予想外だったZE☆
3臨が隠されてた時は嫌な予感がしたが、実際は凄い良かった。よかったよかった(煙る鏡から目を逸らす)
そしてマイルームの湿度の高さ。下手すると冬の女王モルガンを超えている。
実際女王の湿度高いところ、召喚時・バサカ抹殺・すごいの建てる、ぐらいだし。「私がマイホームだ」には負けるよ。
そして案の定、実装後に彼女を持ち家にするマスターが急増。俺は俺の事を好きな人が好きだ。
ストーリーではメヒコシティまでは小物ムーブだったが、そこまでで落ちた株を取り戻す守護神ムーブ。
「私の街に踏み入るな」からのあの流れは涙が出る程胸が熱くなる。クリア後に絆礼装の情報見て急速冷却したが。

イスカリ

所感。「何、この…何?」。
いや、あの終わりは予想できたことだけど、大きな見せ場もなく、戦果と言えばマリーン1騎。
何か神を出し抜く考えがありそうなムーブをしていたにも関わらず、最後までテスカトリポカの掌の上。
まあ、思考停止して神の道具になってた人間なんてこんなものかと思うし、あの流れで見せ場を作るのは無理だな。

テスカトリポカ

デザイン:満点、キャラクター性:満点、バトルグラフィック:満点、性能:満点。
なのに、それを覆さん勢いのセイントグラフのマイナス点。ホント何で色鉛筆を良しとしたんだラセングル。
最終再臨の一枚絵はあれでいいし、オベロンという前例がいたからGOサインが出たんだろうけど、止めろよ開発。
恐らく田中先生がきのこ推しの作家で、きのこ主導でやったんだろう。「テスカは田中絵のこれがイイんでちゅ!」とか。
良くねえよ。周りとの温度差顧みろよ。「ほら、煙る鏡だから淡いんだよ」とか自分を騙してたのがバカみたいだろ。
ストーリーだってデイビット側の黒テスカとディノス側の青テスカでちゃんとキャラ性違ってたし、
最後の最後でデイビットと一緒に戦った時のムーブも素晴らしかった。なのにアレ。
本当に、テスカトリポカに関しては色鉛筆塗り以外は言うことないわ。いい意味で。くそお…

『ロマニ・アーキマン』

お前ゲーティアだろ(確信)。
と言いたいんだが、ゲーティアだったら何で顕現したんだ?って疑問が残る。
時間神殿で人として死んだ、で終わりでいいのに。
カルデアの味方をする、なら直接介入すればいい。何なら正体明かしても受け入れるよアイツら。
異星の味方をする、ならニート同然な今はおかしい。むしろ第8のクリプターとして名乗り出てもいい筈。
中立/裁定者、だとすると審判下すの遅すぎだろ。恐らくデイビット並みに事の真相は分かってる筈なのに、
最低の知的生命になろうとしているマリスビリーの計画が間違っていると判断できないわけがない。
ゲーティアと仮定した上での話だが、恐らく心情的にはぐだ達に味方したいと思っているが、人理側に付く論拠がない
(=異星の計画が間違っている)とまだ断定できないし、ぐだ達ならどうせ自分の時みたいに何とかするだろ、
とか考えて情報収集に走ってるのかもしれない。だとしたら味方になるのは事の真相が全部分かるタイミングか…?

ククルカン

物語後半で出てきたから基本ぽっと出キャラのイメージが拭えないまま終わった。
しかも後編で常についてくる訳じゃなくて、要所要所でしか出てこないし。正直言って最後以外影が薄い。
同じく出番は少ない始皇帝はあれだけ存在感あったのに…章数?
何かマイルームではテンプレートなマスターLOVEムーブしてるし何だかなぁ。ORTムーブしてもいいのよ?

カマソッソ

オルタ職人呼ばわりの前編から一気に株を上げた男。意外性という意味でもピカ一。まさか異聞帯で人類悪と戦うとは。
最初檜山ボイスを聞いた時は「本気おじさん!本気おじさんじゃないか!!」と思ったシルヴァリオ勢の我。
多分ご本人が“忘却”の理の話を聞いたら、「忘れて逃げるなぞ本気じゃねえ!」とか吠えそう。
でもORT討伐の経緯は大いに評価しそう。国一丸となって本気で戦ったわけだし。
一般大衆的には勇者王のイメージが大きいだろうが、まさか本当に作中で勇者王呼ばわりされるとは。
考察だが、“忘却”の理とは、異聞帯における“慙愧”の理なのではないかと思う。
慙愧は憐憫と一緒に語られており、カマソッソは「ビーストI」が砕けたクラス表記になってる。相性も魔神王のに近い。
そしてビーストという事は、実装の可能性が極めて高い事の証左。何と驚きのプレイアブル率70%。
偉大なるカマソッソ。勇猛なるカマソッソよ。実装お待ちしています。

ORT

大昔から型月界隈において語られてきた「最強生物」。まさか戦う事になるとは。大分デバフ喰らってるが。
ORTの総力戦は大迫力かつある程度のテクニックが要求されていながら、ある程度以上の戦力があればクリア可能と、
恐らくここのバランス調整苦労したんだろうな、とは感じる。個人的には噂の35億HPと戦ってみたかったが。
ただ、シナリオにおいてはしつこいのなんの。通常形態倒したと思ったら円盤、までは良かったが、
円盤倒す→自分召喚!グランドフォーリナー!→心臓残ってるから復活するね! はアホかと思った。
FGOで初めて主人公と同じ感想を持てたという意味では、コイツの貢献度は凄まじい。
心臓ありのアレを活動停止に追い込んだカマソッソ神ホント偉大。というかゾンビアタックが執念過ぎる。
そして月姫世界だとこれより攻撃性・出力が上+イデアブラッド有というクソボスなのホントマジで…
でもオルト・シバルバーかっけえんだ!!ドラゴンボールみたい!!

その他の登場人物

ワクチャン。最初ネタ枠だと思ってたけど、Uとのデートから決死の救出までで株がクッソ上がった。
アンタ間違いなく最強のディノスだよ。地球大統領の隣にはアンタしかいないよ。見た目美女と野獣だけど。
ヴクブ。エアプだったら間違いなく「この偉大なる私があああああ!!!」枠。
花の戦争までは間違いなくその枠だったのに、何の因果か一人だけ飛べた為にカルデアの救世主に。
バビロニアもそうだけど、全部の要素が必要、っていうのはどうしてもこうも熱い展開なのか。
デイノニクス11兄弟。間違いなくネタ枠だった筈なのにいつの間にか勇者に。
お前らサッカの時もそんなことしてるから7兄弟とかになってたんだよ。終いには異聞帯終わる時までサッカしてるし。
まあ気持ちのいい奴らではあった。あんなボロ負けの状態で荒んでなかったしな。
イシュキック。「アーキタイプ:アース」と聞いて「オイオイオイオイマジでアルクでるの???」と思ったが、
そうはならなかったようでホット一安心。というか生い立ちはアルクだけど、立ち位置は秋葉だよねこの子。
琥珀と翡翠ポジがいなかったために箱入りである事を容認した彼女。一言「兄さんあそぼ」と言えたなら。

マリスビリー

やっぱりカルデア黒幕だったんじゃん!!!!!!!!!!
知ってたよ畜生!でも異星の使徒7騎居るとは聞いてないよ畜生!!
「伯爵」って誰だよ!巷ではエドモンorカリオストロとは予想されてるけどさ!
そしてキアラを超える宇宙の恥となるその目的は如何に。
ここまで来るとマリスビリー本人もどこかで登場してもらわないと殴る相手がいなくなるんですが。

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