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オーディール・コール/奏章Ⅰ感想(再掲)


【シナリオ】

「エクストラクラスの掘り下げ」という名目で始まった奏章。
まあメタ的に言うと引き延ばしではあるんだが、少なくともメインストーリーに匹敵する分量・質を兼ね備えてあり、断章と呼んで差し支えないクオリティのものだった。個人的には約5ヶ月で実装できたのも嬉しい。ミクトラン前後は虚無祭りだったので。内容としてはペーパームーン内部で完結している出来事で、恐らくカルデアそのものには大きな影響は出ていないと思われる。まあメンバーの内3人がぶっ倒れてたり危うくペーパームーンが使用不能になったりし兼ねなかったんだけど。

コンセプトは作中でも毎回出ていた「自分は何者か」という問い。アレは自己啓発の類ではなく、己がどの方向性のアルターエゴなのかを自覚する為のものであり、正しく自身の行く末を定める為の「羅針盤」だったのである。今回のシナリオでアルターエゴの設定は明確になったと言えるだろう。代わりに初代アルターエゴの筈のサクラファイブが一番頭おかしい事やってる扱いになってしまったが。

難点を言えば、作中の解説に関しては(シオンとラニというバリバリの理系が説明役ということもあり)少し複雑なものになっていたという印象。具体的にモヤモヤした部分は個別の感想で突っ込んでいくんだが、まあ後で見返したりwiki辺りがわかりやすい形再構築してくれるからまあいいかなって感じ。
後はサプライズを狙っていたのか、一部の伏線が雑になっている事。セレシェイラとかカーマとか。余程事の真相が序盤でバレるのが嫌だったらしいが、ぶっちゃけ次の日にクリアされる世界で何をこだわっているのか、とは思う。

【キャラクター】

シオン

主人公は後で。ということで今回のキーパーソンその1から。実はFGOでは殆ど口にしなかった口癖「計算通りです」。メルブラAAまでのプレイヤーなら耳にタコができるぐらいに聞いたこの言葉が出た時は内心小躍りした。そうだよやっぱシオンと言えばエーテライトとカットと計算通りです。だよ!個人的にはズェピアさんかリーズさんにも出張ってきてもらいたかった。というかエーテライト、FGOでは封印してたんだな。使った方が絶対役に立つと思うんだが、立場上あんまり積極的に肩入れできないのか?
何だかんだで見た目の変化通りに子供っぽい性格に変わっていたのは童心を基にしたアルターエゴだったわけだから良いんだが、自身が消滅してもちゃっかり記憶を本体に送信する意地っぱりも含め、どうしても橘ありすを思い浮かべる。作中でも論破してたし。
シオンが記憶を記録として封印したのは「カルデアの仲間」になれないからというのが判明。協力はしているので、つまり「カルデア」として認識されるわけにはいかない、ということなんだろうけど、それが必要になる状況とは?吸血種(=本質的に人類史/人理を否定するモノ)である事がデメリットになるなら分かるが、メリットとして考えるとちょっと足りないんだよな。

カーマ

今回のキーパーソンその2。殆どフレーバーor対サクラファイブ用とまで揶揄されてきたアルターエゴ特攻がまさか伏線になる日が来るとは。ただしそれが活かされるのは作中終盤になってのことである。どうせなら敵対するサーヴァント全員に何故か特攻が働いていて、伏線の一つになっていたら面白かった。というか武蔵ちゃんの特攻はどうやって説明付ける気だろ。ムーンキャンサーの奏章でもやる気なのか??
どうも作中のカーマは「愛して欲しい」心が形になったアルターエゴらしいが、個人的にはアヴェンジャー時にあれだけ益獣呼ばわりされるムーブしたのが完全にノイズになり、「いや普段からこんな感じだろ」っていう感想しか浮かばん。もうちょっと堕落発言を抑えて、明らかおかしいキャラクターしてたらもっと違和感に気づけたかもしれない。現にシオンはどう考えてもおかしかったもの。
作中でカーリーが出てきたときにシヴァシヴァ言ってるのを見て、「シヴァの炎を実質シヴァ扱いにする」流れは読めたし、3臨はそのために取ってあったというのも理解できたが、どうせならビースト体使わせて欲しかった。多分マーラ化するとあの炎は宇宙概念の方が強く出るのだろうと思われる。

アーユス

バーサーカーのマスター。最初立ち絵を見た時には「ラセングルはpako先生を酷使しすぎじゃね」という感想しかなかったが、まさかイラストレーターが伏線になっていたとは思わんかった。何でこういうメタ的な所の伏線はうまく張れるんだよ。まあ結局酷使しまくってる事実には変わりないんだけどね。彼と雷太先生はFGO開発酷使勢の二強よ。
実は真っ向から1vs1のサーヴァント戦で勝利したのは最後のランサーだけ。ほぼ棚ぼたで勝利を重ね、権限を獲得していった強運の持ち主。シナリオの構成上、同盟組んでるアサシン陣営が権限を手に入れても何にも意味はないから当然と言えば当然なんだが。
キャラクターに関しては…うん…語る事は特にないかなぁ…作中のムーブも「妹キャラ」として考えると至極真っ当だし、強いて言えば他のキャラクターにはあったぶっ飛びっぷりが無かったのが一つ。医療系AIなら傷ついているところに我が身を顧みず駆け寄る(そして事態は悪化する)ぐらいはして欲しかったが、やっても無駄に曇るだけだし、ドゥリーヨダナもシオンもそういう所は安定思考なのもあってバーサーカー同盟は無茶する場面が殆どなかったからな…

バーサーカー/ドゥリーヨダナ

今回のストーリーには桜系列のキャラクターが多数登場している。直接出てきたサクラや明確な関係者であるマキリ、カーマもその一人なんだが、クリア後のツイッターを眺めてて、実はこの男も桜系列だったと知って驚いた。よくよく見返してみると、確かにビーマに対するドゥリーヨダナの感情は凛に対する桜のそれとソックリだ。これで先輩ポジが出てこようものならHeaven'sFeel一直線である。「わし様から卑怯まで取らないで…」じゃない。ぐだーずに関わらせるなそんなもん。また廃棄孔が埋まるじゃねーか。
キャラクター性に関しては思ったより屑に見えない、ダメ人間という感じがありありと出ていて憎みにくい造形、有名な例で言うと「こち亀」の両津のような造形になっている。1部5章でカルナがエジソンをドゥリーヨダナ呼ばわりしていたのもさもありなん。宝具が軍勢召喚系の為、最後のビーマ戦ではあれだけ真剣勝負っぽさを演出していたのに宝具使うと数の暴力で攻め立てる、トラオムのコンスタンティノスと同じ現象が発生する(あちらは修正済み)のだが、こちらではそこまでヘイトが無かったのもその性格ゆえだろうか。
というか、この性格で何故バーサーカー適性があるのか。どう考えてもランサーの方が適正だと思うのだが、まさか「きょうだい」で「やっちゃえバーサーカー」がやりたかっただけとか言わないだろうな????

セレシェイラ/セレシェイラ・エルロン

ポルトガル語で「桜」を意味する言葉。つまりこの娘も桜系列。髪も紫っぽいしね。
シナリオではずーーーーーっと罪悪感罪悪感言ってる暗いキャラだったが、ウジウジしているわけではなかったので(後ビーマが献身的だったのもあって)そんなに悪感情を持つキャラクターではなかった。終盤での感情の爆発は人間の美しさを表していると個人的には思う。令呪もちゃんと役に立ってるしね。
一方で設定周りはそうでもない。というか今回のシナリオの一番のモヤモヤポイント。罪悪感をモチーフに作られた贖罪のアルターエゴと聞いて、個人的には絶対主人公のアルターエゴだと思ってたんだが、まさかカルデア職員のアルターエゴだったとは。恐らくプロローグに出てきた「カルデア職員C」が彼女であると思われる。(Aは男性口調だし、Bはキャラが違いすぎる)彼女自身の罪悪感の理由は分かるんだが、如何せんシナリオの流れでこの事実を推察するのがほぼ不可能なのがネック。「エルロン」という名前と「記録書記」という役職はそれぞれLB3とLB6の序盤で出てきていたんだが、「日記をつけるのが趣味のセレシェイラ」からこの事実を導きだすのは不可能だよ…事実クリア前にこれに気づけた人は一人もいなかっただろうし。

ランサー/ビーマ

映画「RRR」鑑賞勢の我。彼の活躍する場面では常に脳内にナートゥが流れているぐらいには記憶に残っている。ラーマも出てくれば良かったのに。作中では「奉仕」のアルターエゴらしく、基本的には料理人として出てくるだけでインパクトは薄め。ドゥリーヨダナが毎回突っかかっていくからスポットが当たるような感じだった。最終戦まで徹頭徹尾セレシェイラにしか肩入れしないから他のキャラとの絡みを気にしないでよかったのも大きいか。流石にドゥリーヨダナとの対峙では英霊ビーマとしての性質が大きかったのかセレシェイラをヒロインに据えて主人公みたいになってたけどね。とは言え、作中で当人が言っていた通り、アルターエゴ化の恩恵は彼が一番受けていたんじゃないかな(奇しくも対峙しているドゥリーヨダナは一番影響なさそうなのがまた)。通常状態だとあんなヒロインと妹キャラが見守る中殴り合いの喧嘩をする往年のビジュアルノベルみたいな流れにはならないですって。

サクラ

今回一番存在理由の薄かったキャラ。いや何で桜なの、っていうと理由は明確なんだけど、メタ的な視点で間桐桜の造形を持ち出す理由が薄かったんだよホント。ただでさえBBだのカーマだの、桜系列はダブりが多いってのにホントもう。「自分の居場所を守りたい」っていう願いの方向性はまさしく間桐桜のそれだったんだけどね。意地を張って取り返しのつかない所まで行っちゃうのもまた桜っぽい最期だったり。
FGOにおける桜系列って間桐桜主体のパール・カーマ・後述の2体、BBとその系列のサクラファイブ(ヴァイオレットだけまだ出てきてないけど)と計10種類13騎にも及ぶ大所帯。アルトリア・エリちゃん族に次いで多い。5種類計4騎の遠坂さんにも分けてあげて。

セイバー/メドゥーサ

奏章の30秒CMをろくに見ていなかったので、登場した時にはマジでビックリした。というかビジュアルが違い過ぎて最初メドゥーサとは思わなかった。直後のスキル名を見て一発で理解できたけども。怪物要素を押し出したアヴェンジャー、中庸をキープするライダー、そのリリィであるランサーと来て、今度は女神要素をプッシュしたバリエーションとは。というか桜が出るからライダーも出しちゃおっていうノリなんだろうな多分。
そんな出自なのにストーリーではちゃんとギミック的役割を果たしていたのが良かった。あの黄金剣が無かったら主人公が時間稼ぎをするのはほぼ不可能だったわけだし。バーサーカーとランサーを盾にすると後の話に続かない。主人公の命はマッハで削られていってたけどな!

ライノール・グシオン

CM見てびっくりした枠。オルガマリーがまんわかで毎回クローズアップされてたから、大統領の時よりもビックリした。ここで出てくるのかお前ェ!?設定上はレフ教授をモデルとしたAI。序盤で「カルデアに寄贈されたペーパームーンを魔術師技術者達がこぞって解析した」ってダヴィンチちゃんが言ってたから、恐らくそのタイミングで記録されたと思われる。というか地味にFGOにおいても三重人格であった事が判明。節穴フラウロス君の業がまた増えてしまった。
作中では修理部襲撃に割って入ったりキャスターに砲撃ぶち込んだりカーマが使えるリソースを残して置いたりと徹頭徹尾活躍しかしてない。敵も味方も足引っ張ったレフ教授とは雲泥の差で、マキリとは別の意味で今回の聖杯戦争の立役者。何だかんだライダーのよき理解者にもなっていたしね。まあ蘭ちゃんはその後悲惨だったけど。

ライダー/高長恭

蘭陵王と見せかけて別名を名乗った理由はまあ作中の通りなんだけど、道具に徹しすぎて影が…何せLB3の時の回想で「目立ち過ぎた結果時の権力者に謀殺される」っていう流れは完璧に描写されちゃったから、あの描写だけで蘭陵王の後悔の方向性が分かっちゃったのが悪かった。一応マテリアルで「あえて悪逆を行う事もあった」ってフォローはされてたから、その部分の描写をきちんとやってればまだ分からなかったかな…作中の印象だとどっちつかずを続けた結果抗えない悪に飲まれて悲惨な目にあった可哀想な人という印象。それを描写したかったのなら満点だろうけど。

マキリ・ゾォルケン

慎二疑惑の出ていた彼の正体はマキリでした。ロンドンで出た時よりもさらに若い姿だったのか。髪色変わり過ぎだろ、そりゃハゲるって。ただ一度やられて爺姿で戻ってきて、流石にもう終わりだろと思ってたら蟲魔術で復活してきたときには純粋に悔しかった。そうだよコイツと言ったら蟲を使ったしぶとい復活じゃん何で気づかなかった!?って感じ。大砲喰らった後全員に警戒されていたのは純粋に草だった。桜系列が裏テーマになっている以上しょうがないんだけどユスティーツァに一切言及がなかったのが悲しすぎる。まあカルデア側にそれを知る術はないから仕方ないんだけどね。

キャスター/青髭

「ジル・ド・レェ」が「大型エネミー」を召喚し「討伐対象」となる流れ、扱いとしては完全にFate/Zeroオマージュ。それは即行で分かったので、じゃあエクスカリバーポジの「対城宝具」は誰が使うんだろう、という考察の方が難しかった。登場サーヴァントの中で対城使える奴がいなかったもので。まさかライノールが大砲用意していたとは思わなかったけれども。でもよく考えてみたら「未来にリソースを送る」っていう理屈は既に判明していたのよね。今回は青髭要素オンリーという事もありいつもとは違ったベクトルでの狂いっぷりかつ「あ、こいつ剣ジルでも術ジルでもねぇな」感が上手く出せていて良かったのでは。妻だの騎兵隊だの、下手すると術ジル以上の精神汚染ムーブが新鮮。一方でいつものジャンヌゥウウが無かったので彼に聖女の慈悲は最後まで与えられることはなかった。彼は聖女への愛ではなく己の矜持で部屋を閉じたのである。

ラニ=Ⅻ

今回の完全ゲスト枠。まあ厳密にはEXTRAの彼女ではないんだけど。ここにきて名前の後の数字がメジャーアップデートのバージョンである事が判明。つまりラニ=Ⅷの場合はv8.0以降という事になる。EXTRAは2030年代の筈だから、シアリムのプログラミングがよほど優秀だったことが伺える。まあオマージュの可能性が高いんだけど。
で、そんなバージョン12.0以降の彼女の立ち位置は聖杯戦争の監督者。つまりラスボス。ネタで考えていたのにマジでラスボスやるんじゃねーよ言峰でもやらなかったぞ。まあ序盤から考えてどう考えても怪しかったのであまりサプライズ感はなかったんだが。むしろその後のオシリスの塵の方がサプライズ過ぎたわ。いやお前がオシリスやるんかい!ってなったわ。「滅亡に抗う為の技術で滅ぼしてしまう」っていうのがもう完全にアトラス院の悪癖をそのまんま受け継いじゃってる悲劇。シオンがその過ちを肯定してくれたのは、アトラスの被造物としての明確な救済だったのだろう。

DX/ドゥルガー/カーリー

あのパワードスーツ少女の中に黒幕がいた事を予想しろという方が無理難題。せめて何かしら伏線をくれ。例えば遠距離狙撃の後意味深に映るDXのカットとか、DXのイラストレーターもSTAR影法師さんだったとかさ。一応アーチャー枠が開いている事は物語の序盤ですぐに察しが付くし、パールヴァティーとパッションリップの存在をしっかり覚えていれば「ドゥルガー=桜顔」という考察もできる為、やろうと思えば推察することができたのかもしれない。あ、あと「秘匿されていたサーヴァントがアーチャー」なのはSNオマージュだね。あっちは8騎目だったけど。あとカーリーは兎も角ドゥルガーの露出度の高さは何とかならんかったのか。宝具演出と再臨段階がある以上彼女も実装されるんだろうけど、メドゥーサが星5疑惑があるんだよなー。どうするんだろ。

R.A.N.Iシリーズ

あれ、ラニってこんなに可愛かったっけ…??となるぐらい個性的な面々。個人的にはTシリーズが妖精さんぽさが出ていて好き。ええ、あの花をつけられたのを見た瞬間に「あっ…」ってなりましたよ。まさか人間爆弾だとは思わなかったけどな!ところでラニと言えば欠かせない要素が「ぱんつはかせない」なんですが、少なくともAI達にはその要素が受け継がれてないのかと思ってた矢先のBシリーズたちのあの立ち絵はどういうことなんですかね。よく平静を保ってるな主人公。

主人公

作中でも濁されていた「主人公もアルターエゴだったのでは?」問題。前述の通りずっとセレシェイラが主人公のアルターエゴだと思ってたので主人公自身はノーマルだと考えていたんだけど、実は違っていたとなると恐らく彼/彼女もアルターエゴだったのだろう。では何の要素が純化されたアルターエゴだったのか。恐らくだが「善性」とか「拘泥」とかその辺りだと考察する。下総でプルガトリオの村人虐殺を指咥えて耐えていたのに今回は止める為に走り出した辺りがその要素強く出てるんじゃないかなー、とか。最後にカーマの時間稼ぎで身一つでカーリーと相対していたのも己の生存より勝利や善の肯定を優先した結果なんじゃないかなー、とか。まあ執筆が(恐らく)きのこでない以上、答え合わせはされないんだろうけど。
シナリオ上の立ち位置は「聖杯戦争のマスターとなった場合の主人公」なんだろう。一般人マスターでは聖杯戦争を勝ち抜くのはほぼ不可能(だが善人なので大勢が味方した結果最終盤まで生き残る)っていうのが本当に「普通」枠なんだなあという印象。時間稼ぎの時にも神殺し系か耐久系の影鯖使わず魔獣ばっかりだしね。

その他

マシュとダヴィンチちゃん。今回は序盤にちょっと顔見せしただけで終了。何かこんな感じの展開多いよね。イマジナリスクランブルぐらいじゃないか?特異点とカルデア双方の描写がされてるのって。
ゴルドルフとムニエルとネモ。同上。下手すると上以下。せめてセレシェイラの伏線を何か出して欲しかったよ。後久しぶりに嫌味貴族時代のゴルドルフくんが見れたね。まああのシーンぐらいしか嫌味成分ないんだけど。
カドック。エルロン周りの話を考えるとそりゃ出番ないよ彼。どう考えても話拗れるもの。彼が針の筵に座ることになるからこの方向性での掘り下げはできる限り勘弁願いたい。ただでさえ大令呪も含めて死亡フラグが某アド・ステラの御曹司並みに膨れ上がってるんだから。

【考察】

「分理補完」

恐らく「分理」についてはアルターエゴの事。「補完」は奏章序のダヴィンチちゃんの台詞からだと思われる。「表明。補完。訣別。あるいは依託。宣誓」――って事は、残る章クリア時の名前もここから取られるのではないか、という感じ。「○○表明」みたいな。って事は、後「表明」「訣別」「依託」「宣誓」の4つが残ってる事になり、丁度残ってるエクストラクラスもシールダーとビースト、イマジナリスクランブルで補完されてるフォーリナーを除くと4つ(アヴェンジャー・ルーラー・ムーンキャンサー・プリテンダー)。人理定礎盤もAになるにはあと3回奏章が必要で、総括含めると、実は奏章は5部構成なのかもしれない。本当に年内に終わるのコレ?

奏章Ⅱ

次の舞台は東京。残ってるPVの単語は「残滓」「神曲」「喇叭」「終着点」「嵐の女」「炎」(「願い」)(「愛」)「伯爵」「ドバ」「罪と罰」「東京」(「貪欲」)「憎悪と嫌悪」。()で区切ってるのは奏章Ⅰでも要素が出てきたものだが、この感じからすると東京、マジでビーストⅥ/Gが来る可能性が高い。「残滓」とか「喇叭」とかあるし。ビーストⅢの時は対になるビーストがカルデアに同行していたけど、今回はドラコ―付いてくるのか…?もしくはアーサーが遂にメインシナリオに出てくるのか…?沙条愛歌は出てくるのか…?(来ないで)そして「伯爵」はやっぱりエドモンなのか…?3か月以内に実装して欲しいなあ…また虚無りそうな感じだし。

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