ハッピーorバッド？

どうしてもやり切れない気持ちに苛まれた時、ハッピーなものに触れたくなるか、バッドなものに触れたくなるか。
私は完全に後者。前に、寝不足やなんやらで自律神経が参っている時に元気出そうと超大好きなハッピーエンドの作品観たら、観てる間は最高に楽しかったんだけど、観終わった後の現実との乖離がえぐすぎて、受け入れられずに超絶バッドな気持ちから数日間抜け出せなくなった。（超絶逆効果）
逆に、ミッドサマー観に行った時は（いつの話だ…）人生最悪なんじゃないかってくらい詰んでる時期だったんだけど…観た後はなんか不思議と超元気出た。この映画の状況よりは何百倍も私の方がまだまし…てかはっぴーなんじゃ…とさえ感じさせてくれた。（まさか、前評判見た限り、ミッドサマー観て元気出るとは毛頭思ってなかったから、映画館から出たあと動揺で頭ぐるんぐるんしてたけど）
本当に作品って観る時の状況、状態によって全然感じ方変わってきて面白いなぁっていろんな作品に触れる度に思う。
あと、この現象は特に「曲」だと顕著かもしれない。（私個人の場合）超絶恋愛ソングなのに、受験期にハマってたからその曲は私の中で受験ソングになってるし、作品とは全然関係ないのに、ランニングする時に聞く曲はランニングソングと化してるし、稽古とかバイト行く前とかに聞いてた曲聞くとその公演とかバイトのテーマソングみたいな感覚に陥るし…曲とその曲自体とは何の関係のない思い出達が結びついてて、聴くたびにその曲がから伝わってくるメッセージとは全く違う思い出とか気持ちが思い起こされて…そんな不思議な感情たちが耳から入ってきて私の身体全体を駆け巡る。（これに関してはハッピーとかバッドとかだけでなく！）
まぁでも、今日は大好き湊かなえさんの『告白』でも読んで元気出そうかな…と思いつつ、あの作品の効果は抜群過ぎるから死にたくなりそうで怖くて読めない。至上最強に好きな作品だけど、そんなこんなで怖くて読み返すことが出来ないでいる作品。（ちなみに（超どうでも良い情報ではあるが）私が一番好きな湊かなえさんの作品は『少女』。読んだことある方いたらぜひ語りましょう！ぜひ！ぜひ！）そして今はとりあえずローリンガールを無限ループしてる。（この曲もバッドな曲？だけど、私の中では紛れもなく人生で最強に楽しい思い出たちと結び付いてる曲。）つまり私は超絶元気。