英語でぶち当たった壁の克服方法
米国から帰国した以降、ボランティアで英語の先生をやる機会がちょこちょこありました。
その中で皆が往々にしてぶち当たる壁について、私なりの対策方法を書いていきます。
・英語の点数が伸びない壁
そもそも英語はアウトプットの学問です。
一度点数のことは忘れましょう。
それよりもどれだけ使えるかにフォーカスしたほうが有益だと思います。
今、受験期と同じく「関係代名詞がうんぬん」とか「単語が頭に入らない」という勉強をしているなら、やめてシャドーイングか英会話、英作文を初めることをオススメします。
そしてあるときTOEICのテストを受けてみると上がってることがあります。
・英語を使う機会がないという壁
英語は使わないと身につきません。
でも口を開けてても英会話の機会は回ってこないので、機会を取りに行くしかありません。
10年前の私は、Meet Upというソーシャルアプリを使って外国人が集まる場に積極的に顔を出すようにしていました
が、まぁまぁレベルが高いです。
ここには恥ずかしさやレベル違いという壁も存在するので、そんな皆さんにオススメな特訓法を考えてみました。
・英語を話すのは恥ずかしいという壁
恥ずかしい、オンライン英会話は敷居が高い、自分はまだそのレベルにいないと思う人は、話題のChatGPTさんに話しかけてみて下さい。
日記や意見を英語で書いてみて、ChatGPTに「添削して?」とか「もっと良い表現に書き直して?」とか言えば修正してくれるので、ほんと何にでも使えます。
高いお金を払わなくてもLINEのChat botなどに音声入力で話しかけるだけでも練習になりますし、Google翻訳の音声入力を使って正しく発音できているか確認することもできます。
ただ、英語は生物です。
人間に対して使わないとどうしても身につかない、継続できないので、オンライン英会話なども併用してみてください。
・勉強が継続しない壁
おそらくこの記事をここまで読んでる人は「今の自分をどうにかしたい」という気持ちがある方と思います。
そうでなければ、きっとここに辿り着く前にブラウザをそっ閉じしてると思います。
英語で何かをするということは凄まじいストレスです。
もし私が何のストレスもなしに英語が使えるなら、今頃この記事は全部英語で書いています。
ちなみにそんなことをしたらきっと誰も読まないでしょう。
なぜなら読むのもストレスだからです。
人間はとても弱い生き物なので、ストレスに感じることを長期的に続けることはできません。
じゃあどうするか
・人間を動かす二つのてこは恐怖と利益である
かのナポレオンはそう言いました。
人間は弱い生き物なので、恐怖か利益がなければ動き続けられないのです。
先に利益ですが、前回のnoteで私は「英語は目的を持つことが大事」と言いました。
小さな成長が見えた時、目標に向かって進んでることが実感できたとき、人は利益を感じて進み続けることができます。
よし、もうこれで頑張れますね。
・・・なんて、全くそんなことはありあません。
実は利益と恐怖
人間は利益よりも恐怖に対して直感的に動けるんです。
締切を目前にした人間ってすごく頑張りますよね。
あれは締切を落としてはいけないという強迫観念が働くためです。
じゃあどうしたらいいか。
自分の退路を断つのです。
もし、これから本腰入れて英語を勉強しようと思う方は、SNSで宣言、サークルの英語スピーチの参加、なんでも構いません。
「私は今日から毎日英語をやる」
と宣言して自分を強迫してみてください。
私は自分のトレーニングを記録を皆でGoogleスプレッドシートでシェアするサークルを作りました。
これは皆でわいわい応援しながらやろうなんていう目的ではないんです。
「公表した目標はいつまでに達成しなければならない、自分は見られている、さぼってはいけない」
という強迫を自分自身にかけるために作りました。
きっとそうやって続けていたことはいつか習慣化します。
そうなったら次は「やらないことがストレス」になり、気がついたら目標を達成しているかもしれません。
どうでしょう?
やってみる気になりました?
あび