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先進技術チームがNASAの火星探査機「Perseverance」に素材を提供

アドバンスドテクノロジーチームは、カスタマイズとコラボレーションをビジネスモデルの中心に据えています。Nusilは40年以上にわたり、ミッションクリティカルなソリューションを提供し、航空業界の発展に貢献してきました。最近では、過去最大のミッションのひとつとして、文字通り別の惑星に行くようなプロジェクトに参加しました。

火星探査のための宇宙航海計画

NASAは、最新のローバー(Perseverance)を火星に送る準備をしていましたが、 Lockheed Martin社にMars 2020 Aeroshellの設計を依頼しました。 Aeroshellは、火星への深宇宙航行中、そして強烈な熱を発する火星の大気に突入するまでの間、ペルセベランスを包み込んで保護するように設計されました。Lockheed Martin社の Aeroshellでは、ペルセベランスを保護する熱シールドとして、NuSilの素材が重要な役割を果たしています。

仕組み

火星探査機「Aeroshell」のヒートシールドは、大気圏突入時の高熱から保護するためにPICA(phenolic impregnated carbon ablator)タイルで覆われていました。PICAの素材は非常にほこりが多く、宇宙船はそのほこりが引き起こす汚染に敏感です。PICAタイルを設置した後、ダストを封じ込めるために、宇宙用シリコンをタイルの表面に塗布して保護しました。

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NASAの火星探査ミッション「Mars 2020」のエアロシェルを構成するヒートシールド(左)とバックシェル(右)。 Aeroshellにダメージを与える可能性のあるダストを封じ込めるために、ヒートシールド上のタイルの表面には、NuSilの宇宙用シリコンの保護膜が塗布されている。
写真提供:Lockheed Martin社

火星での生活

NASAによると、2021年3月4日、ローバー「Mars 2020 Perseverance」が火星の地表を初めて走行しました。NASAの前任ローバー「キュリオシティ」は、火星に太古の時代に生命を維持できた可能性のある地域があることを発見しました。現在、Perseveranceは2年間火星に滞在し、Jezeroクレーターで岩石や土壌のサンプルを調査する予定です。これらの研究により、研究者は、いつか火星に人類が存在することを可能にする技術を試すこともできます。Perseveranceから送り返された初期の画像は、これまでに記録された中で最も鮮明な火星の姿を示しています。このミッションの詳細や最新情報は、NASAのウェブサイトでご覧いただけます。

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