Marquee / Avalon

ヘヴィ・メタル/ハード・ロックを中心にリリースしているマーキー/アヴァロン・レーベルの…

Marquee / Avalon

ヘヴィ・メタル/ハード・ロックを中心にリリースしているマーキー/アヴァロン・レーベルのアカウントです。弊社アーティストへのインタビューをこちらで公開しています。

記事一覧

「みんなには曲を聞くことによって元気づけられたり、また歌詞に込められたメッセージを聴いて良い影響をもたらしてくれることを…

 ブラジルという国は音楽大国であり、メタルの歴史においても重要なバンドを生み出してきた国で、現在においてもプレイヤー、リスナー共に層が厚い国である。それまでメタ…

2

マイク・トランプ インタビュー  「自分だけがこの世でWHITE LIONを名乗ることが出来るんだ」

 80年代のLAメタル/ヘア・メタル・ムーヴメントの一角を担い、ここ日本でも人気を博したバンドWHITE LION。数々のヒット曲を作り出した彼らだが、バンドは91年に解散。ヴ…

9

Iuri Sanson × Jien Takahashi MAJUSTICE 1st アルバム『Ancestral Recall』発売直前対談インタビュー

-MAJUSTICEのデビュー・アルバム『ANCESTRAL RECALL』の完成、おめでとうございます。まずは今の気持ちをお聞かせください。 Iuri Sanson(以下I): やぁ日本のみんな、…

5

Jien Takahashi × Kelly SIMONZ MAJUSTICE 1st アルバム「Ancestral Recall」発売決定記念 12,000字超え対談インタビュー(後編…

(後編) YG : 続いては「Ancestral Recall」にはJienとKellyさんに加えて、ティモ・トルキがソング・ライターとして参加していますが、ティモの楽曲に関するエピソードを教…

8

Jien Takahashi × Kelly SIMONZ MAJUSTICE 1st アルバム「Ancestral Recall」発売決定記念 12,000字超え対談インタビュー(前編…

(前編) Interviewer : YG (MARQUEE AVALON A&R MAJUSTICE担当 矢作 亮磨) Interview place : SURAJI YG : 今回はJienとKellyさんの対談ということで、まずはバンドの…

13

HIBRIAが新ギタリストの加入を発表!

HIBRIAはブルーノ・ゴジーノ(Bruno Godinho)が脱退し、新たにヴィセント"ヴェレス"テレス(Vicente "Velles" Telles)を新ギタリストとして迎えたことを発表。       …

3

「僕は正真正銘の“プログレッシヴ・ロックの子供”なんだ」-ヴィヴィアン・ラルー(LALU)インタビュー

 1月21日に発売されたLALUの3rdアルバム『PAINT THE SKY』のライナーノーツはヴィヴィアン本人のインタビューを基に構成されているが、そのインタビューの回答量があまり…

6

「30年前の俺たちが成し遂げられなかった夢を、同じメンバーで遂に実現できたんだ」-トビアス・ガスタフソン(ネスター)インタ…

 2021年春、YouTubeに上がった 2本の動画“On The Run”と“1989”が一部の音楽ファンの間で話題になった。80年代をオマージュした…といえば聞こえが良いが、見ようによ…

15

「すべての歌手はベストを尽くすために声帯の仕組みを正確に知るべきだ」-ユーリ・サンソン(ETERNITY'S END)インタビュー

-ETERNITY’S ENDのニュー・アルバム『EMBERS OF WAR』の完成、おめでとうございます。まずは今の気持ちをお聞かせください。 ユーリ・サンソン: どうもありがとう。最…

11

「多くのことはバンドの運営をする上で学ぶ必要があったからなんだ」-ダニー・レクソン(CRAZY LIXX)インタビュー

 ダニー・レクソン(CRAZY LIXX)インタビューCRAZY LIXXが新作『STREET LETHAL』を完成させた。既に先行シングル/ミュージック・ビデオを見聞きして、または既にアルバ…

3

「更に“より薄汚く”“より生々しい”部分もミックスさせるというアイデアだったんだ」-マット・クレイ(SHADOWSTRIKE)インタ…

 2019年にリリースしたデビュー・アルバム『LEGENDS OF HUMAN SPIRIT』がメロディック・スピード・メタル・ファンの間で話題となったSHADOWSTRIKE。それから2年の時を経て…

1

「アーティストは音楽を売るために他の方法を模索しないといけない」-ハル・マラベル(BAD HABIT / MAD INVASION)インタビュー

 ハル・マラベル率いるBAD HABIT(正確には今作からBAD HABIT SWEDENだが便宜上BAD HABITと表記)が、前作『ATMOSPHERE』(2011)発表後から長期間の活動休止を経て2018年…

58

「ファンはライヴの重要な要素で、彼らが居ないと正しいライヴとは言えない」-フレドリック・バーグ(BLOODBOUND)インタビュー

 2019年念願の初来日公演を果たし、ファンに素晴らしい思い出を残してくれたBLOODBOUND。前作『RISE OF THE DRAGON EMPIRE』から約2年を経て最新作『CREATURES OF THE DAR…

6

「ジェイニー・レインはいつもこれと同じ方法で作曲していたんだよ」-ロブ・ワイルド(MIDNITE CITY)インタビュー

2020年から現在に至るまで、現在進行形で世界を覆いつくすパンデミックの勢いは未だ衰えを見せない。そんな困難な中でも多くのバンドが活路を見出そうと試行錯誤を繰り返し…

24

「もっと炎を、もっとメタルを」-フランチェスコ・ブッチ(SCREAMACHINE)インタビュー

-SCREAMACHINE結成の構想はいつ頃からあったのですか? フランチェスコ・ブッチ: 2017年の11月にアイデアが浮かびSCREAMACHINEは生まれたんだ。ある時にJUDAS PRIEST、A…

2

「最終的に重要なのは自分の心が求めているものを楽しんでいるかどうかだ」-マルコ・ミンネマン(THE ARISTOCRATS)インタビュ…

-残念ながら昨年のTHE ARISTOCRATSの日本公演は延期になってしまいました。『YOU KNOW WHAT...?』に伴うツアーで延期になってしまったのはアジア地域だけでしたか? それ…

5
「みんなには曲を聞くことによって元気づけられたり、また歌詞に込められたメッセージを聴いて良い影響をもたらしてくれることを願っている」AURO CONTROLインタビュー

「みんなには曲を聞くことによって元気づけられたり、また歌詞に込められたメッセージを聴いて良い影響をもたらしてくれることを願っている」AURO CONTROLインタビュー

 ブラジルという国は音楽大国であり、メタルの歴史においても重要なバンドを生み出してきた国で、現在においてもプレイヤー、リスナー共に層が厚い国である。それまでメタルと言えばアメリカやヨーロッパのバンドが当たり前だった80年代、SEPULTURAがデビューし、その後世界規模で成功を収めて以来、ブラジルにおけるメタル・ムーヴメントは過熱する。90年代になると世界的にはグランジ・オルタナが流行しグルーヴを

もっとみる
マイク・トランプ インタビュー  「自分だけがこの世でWHITE LIONを名乗ることが出来るんだ」

マイク・トランプ インタビュー  「自分だけがこの世でWHITE LIONを名乗ることが出来るんだ」

 80年代のLAメタル/ヘア・メタル・ムーヴメントの一角を担い、ここ日本でも人気を博したバンドWHITE LION。数々のヒット曲を作り出した彼らだが、バンドは91年に解散。ヴォーカリストのマイク・トランプはFREAK OF NATUREなどのバンドを渡り歩いた後ソロ活動を開始。現在はバンドに在籍した年数よりソロ活動の方がはるかに長くなった彼だが、これまでに何度もWHITE LIONの再結成の噂は

もっとみる
Iuri Sanson × Jien Takahashi MAJUSTICE 1st アルバム『Ancestral Recall』発売直前対談インタビュー

Iuri Sanson × Jien Takahashi MAJUSTICE 1st アルバム『Ancestral Recall』発売直前対談インタビュー

-MAJUSTICEのデビュー・アルバム『ANCESTRAL RECALL』の完成、おめでとうございます。まずは今の気持ちをお聞かせください。

Iuri Sanson(以下I): やぁ日本のみんな、ユーリ・サンソンだ。まず始めにこの機会にみんなの前に出る事が出来て光栄だよ。俺はとても誇らしい気持ちでいっぱいだし、日本のみんなの為に何か出来るときはいつだって最高の気分だよ。

Jien Takah

もっとみる
Jien Takahashi × Kelly SIMONZ MAJUSTICE 1st アルバム「Ancestral Recall」発売決定記念 12,000字超え対談インタビュー(後編)

Jien Takahashi × Kelly SIMONZ MAJUSTICE 1st アルバム「Ancestral Recall」発売決定記念 12,000字超え対談インタビュー(後編)

(後編)

YG : 続いては「Ancestral Recall」にはJienとKellyさんに加えて、ティモ・トルキがソング・ライターとして参加していますが、ティモの楽曲に関するエピソードを教えてください。

J : 元々前身企画の段階からトルキは参加していてくれて、MAJUSTICEの初期段階まで関わってくれたんですが、彼の曲が必要だと強く感じてトルキへ楽曲制作を打診したところ、“Sonata

もっとみる
Jien Takahashi × Kelly SIMONZ MAJUSTICE 1st アルバム「Ancestral Recall」発売決定記念 12,000字超え対談インタビュー(前編)

Jien Takahashi × Kelly SIMONZ MAJUSTICE 1st アルバム「Ancestral Recall」発売決定記念 12,000字超え対談インタビュー(前編)

(前編)

Interviewer : YG (MARQUEE AVALON A&R MAJUSTICE担当 矢作 亮磨)

Interview place : SURAJI

YG : 今回はJienとKellyさんの対談ということで、まずはバンドのバイオグラフィーを教えてもらえますか?

Jien Takahashi(以下J): 2020年の1月くらいにMAJUSTICEの母体となるライヴ・ツ

もっとみる
HIBRIAが新ギタリストの加入を発表!

HIBRIAが新ギタリストの加入を発表!

HIBRIAはブルーノ・ゴジーノ(Bruno Godinho)が脱退し、新たにヴィセント"ヴェレス"テレス(Vicente "Velles" Telles)を新ギタリストとして迎えたことを発表。

      ★以下はバンドより公式発表★

HIBRIAの新しいギタリストは、ヴィセント・テレス(通称ヴェレス)。ウニシノスで音響制作を学んだ彼は、6年間師事したアベル・カマ

もっとみる
「僕は正真正銘の“プログレッシヴ・ロックの子供”なんだ」-ヴィヴィアン・ラルー(LALU)インタビュー

「僕は正真正銘の“プログレッシヴ・ロックの子供”なんだ」-ヴィヴィアン・ラルー(LALU)インタビュー

 1月21日に発売されたLALUの3rdアルバム『PAINT THE SKY』のライナーノーツはヴィヴィアン本人のインタビューを基に構成されているが、そのインタビューの回答量があまりにも膨大だったために大幅にカットする必要があった。彼自身のバイオグラフィーやLALU、そして新作について熱く語ってくれているので、ぜひファンの皆様にも読んで頂きたく、このnoteではヴィヴィアンとのインタビューをほぼノ

もっとみる
「30年前の俺たちが成し遂げられなかった夢を、同じメンバーで遂に実現できたんだ」-トビアス・ガスタフソン(ネスター)インタビュー

「30年前の俺たちが成し遂げられなかった夢を、同じメンバーで遂に実現できたんだ」-トビアス・ガスタフソン(ネスター)インタビュー

 2021年春、YouTubeに上がった 2本の動画“On The Run”と“1989”が一部の音楽ファンの間で話題になった。80年代をオマージュした…といえば聞こえが良いが、見ようによってはコミック・バンドを思わせるようなメンバーの出で立ちと演出。しかしながらジョークにしては曲が洗練され過ぎている…。視覚と音楽のギャップで逆に印象に強く残ったリスナーも実際多かったのではないだろうか。しかしNE

もっとみる
「すべての歌手はベストを尽くすために声帯の仕組みを正確に知るべきだ」-ユーリ・サンソン(ETERNITY'S END)インタビュー

「すべての歌手はベストを尽くすために声帯の仕組みを正確に知るべきだ」-ユーリ・サンソン(ETERNITY'S END)インタビュー

-ETERNITY’S ENDのニュー・アルバム『EMBERS OF WAR』の完成、おめでとうございます。まずは今の気持ちをお聞かせください。

ユーリ・サンソン: どうもありがとう。最高の気分だし、日本の友人と話せる機会があるのはいつも嬉しいね。

-あなたがETERNITY’S ENDに加入した経緯を教えてください。

ユーリ: 確かクリスティアン・ミュンツナーが2018年に初めて連絡をして

もっとみる
「多くのことはバンドの運営をする上で学ぶ必要があったからなんだ」-ダニー・レクソン(CRAZY LIXX)インタビュー

「多くのことはバンドの運営をする上で学ぶ必要があったからなんだ」-ダニー・レクソン(CRAZY LIXX)インタビュー

 ダニー・レクソン(CRAZY LIXX)インタビューCRAZY LIXXが新作『STREET LETHAL』を完成させた。既に先行シングル/ミュージック・ビデオを見聞きして、または既にアルバムを聴いて頂いているファンも多いと思うが、素晴らしい完成度だった前作を更に上回る、我々の予想の上を行く形で恐ろしく濃密な作品に仕上がっている。彼らは一体どこまで成長を続けるのか。その原因をひも解いていくと、こ

もっとみる
「更に“より薄汚く”“より生々しい”部分もミックスさせるというアイデアだったんだ」-マット・クレイ(SHADOWSTRIKE)インタビュー

「更に“より薄汚く”“より生々しい”部分もミックスさせるというアイデアだったんだ」-マット・クレイ(SHADOWSTRIKE)インタビュー

 2019年にリリースしたデビュー・アルバム『LEGENDS OF HUMAN SPIRIT』がメロディック・スピード・メタル・ファンの間で話題となったSHADOWSTRIKE。それから2年の時を経て彼らから新作が届けられた。『FABLES AND FOLKLORE』と題されたそのEPは、ファンが望む要素を盛り込みつつ、驚異の成長を遂げつつある彼らの、音楽に対する飽くなき挑戦が如実に表れた渾身の作

もっとみる
「アーティストは音楽を売るために他の方法を模索しないといけない」-ハル・マラベル(BAD HABIT / MAD INVASION)インタビュー

「アーティストは音楽を売るために他の方法を模索しないといけない」-ハル・マラベル(BAD HABIT / MAD INVASION)インタビュー

 ハル・マラベル率いるBAD HABIT(正確には今作からBAD HABIT SWEDENだが便宜上BAD HABITと表記)が、前作『ATMOSPHERE』(2011)発表後から長期間の活動休止を経て2018年に再始動。遂に待望の新作となる『AUTONOMY』を10年ぶりに発表することとなった。透明感を出しつつも哀愁漂うメロディ・ラインは本作にもたっぷりと詰め込まれており、長期間のブランクは全く

もっとみる
「ファンはライヴの重要な要素で、彼らが居ないと正しいライヴとは言えない」-フレドリック・バーグ(BLOODBOUND)インタビュー

「ファンはライヴの重要な要素で、彼らが居ないと正しいライヴとは言えない」-フレドリック・バーグ(BLOODBOUND)インタビュー

 2019年念願の初来日公演を果たし、ファンに素晴らしい思い出を残してくれたBLOODBOUND。前作『RISE OF THE DRAGON EMPIRE』から約2年を経て最新作『CREATURES OF THE DARK REALM』を完成させたBLOODBOUNDのブレイン、フレドリック・バーグに来日時の思い出、新作やこれからのことなど色々語ってもらった。



-2019年BLOODBOU

もっとみる
「ジェイニー・レインはいつもこれと同じ方法で作曲していたんだよ」-ロブ・ワイルド(MIDNITE CITY)インタビュー

「ジェイニー・レインはいつもこれと同じ方法で作曲していたんだよ」-ロブ・ワイルド(MIDNITE CITY)インタビュー

2020年から現在に至るまで、現在進行形で世界を覆いつくすパンデミックの勢いは未だ衰えを見せない。そんな困難な中でも多くのバンドが活路を見出そうと試行錯誤を繰り返している。大盛況に終わった2019年の初来日公演後、ニュー・アルバム制作していたMIDNITE CITYもこの困難に直面したバンドの一つだった。当初の予定から大幅に遅れたものの、無事新作『ITCH YOU CAN’T SCRATCH』を完

もっとみる
「もっと炎を、もっとメタルを」-フランチェスコ・ブッチ(SCREAMACHINE)インタビュー

「もっと炎を、もっとメタルを」-フランチェスコ・ブッチ(SCREAMACHINE)インタビュー

-SCREAMACHINE結成の構想はいつ頃からあったのですか?

フランチェスコ・ブッチ: 2017年の11月にアイデアが浮かびSCREAMACHINEは生まれたんだ。ある時にJUDAS PRIEST、ACCEPT、EXCITER、SAXON、WARLORDといったガキの頃に影響を受けたヘヴィ・メタルと繋がりたいという衝動に駆られて、その衝動がSCREAMACHINEになったのさ。計画されたもの

もっとみる
「最終的に重要なのは自分の心が求めているものを楽しんでいるかどうかだ」-マルコ・ミンネマン(THE ARISTOCRATS)インタビュー

「最終的に重要なのは自分の心が求めているものを楽しんでいるかどうかだ」-マルコ・ミンネマン(THE ARISTOCRATS)インタビュー

-残念ながら昨年のTHE ARISTOCRATSの日本公演は延期になってしまいました。『YOU KNOW WHAT...?』に伴うツアーで延期になってしまったのはアジア地域だけでしたか? それともその後もツアーを続ける予定があったのですか?

マルコ・ミンネマン: そうだね。延期しなくてはならなかったのはとても不幸な出来事だった。アジア、東南アジア、南米を延期せざるを得なかったよ。願わくはツアーに

もっとみる