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Bベレト性能を考える回

めでたい4周年と一緒に実装されたゴリゴリのアタッカーBベレトの性能を考えていこう。
後々触れるけれどBプルソンと比較して考えてる部分がありますご容赦。



【ステータス】


1350をも超える高い攻撃力とほどほどの素早さを備えアタッカーメギドとしてかなり恵まれたステータスをもっている。
ギリギリではあるがHP7000↑防御力400↑もあり耐久力も脆いというほどでもない。
全体配分がアタッカーメギドの黄金比になっていて理想的に近い。(勝手に呼んでる)
ちなみに配分はHP7000↑攻撃力1300↑素早さ404~550の3点、当てはまるメギドはRベヒモス/Rジズ/Bバティンなど。
多少は耐えれるHP、アタッカーとして申し分ない攻撃力、ナベリウスの素早さ調整範囲内の素早さ、この3点が揃っていればステータスとしては文句なし。
再三言うがアタッカーとして恵まれたステータスをもっている優秀なメギド。




【従属チェインとは】


端的に言えば新しく追加された回数チェイン。
こちらも同様に特殊効果になっていて強化解除を受けることはない。
全フォトンどころかオーブでもチェインするのでレッドウィングでバフをかけながらチェインやバニーで覚醒増加しながらチェインなど色々な使い方ができる。
回数チェインと違う点は必ずチェイン先が効果付与者になるというところ。
ターゲッティングが自由になるのはもちろんのことBシャックス覚醒スキルのようなチェイン先指定技と一緒に使っても従属チェインが優先される
これらの仕様によって従属チェインが付与されたメギドが行動する度に付与者(Bベレト)が行動することが可能になり各メギドと交互に行動するような流れが出来上がる。
チェインではあるが他メギドが行動する度に該当メギドが行動を挟む流れは追撃に近い雰囲気。
周りが動く度に追撃をかけるようにベレトが行動する様は36ボスのベレトを彷彿させるついでにトラウマが蘇る




【基本ムーヴ】



メギドA
 ↓
ベレトch1スキル(覚醒+2)
 ↓
メギドB
 ↓
ベレトch2スキル(覚醒+3)
 ↓
メギドC(ミミック)
 ↓
ベレトch5覚醒スキル
 ↓
ベレトch5覚醒スキル
 ↓
ベレトch7覚醒スキル


Bベレトのショットは基本的にこの流れで行う。
合計行動数が8行動なのでLMEのスキル追加とミミックのスキル×2追加を用いるのが比較的楽。
技倍率はスキル2回で2.5倍、覚醒スキル3回で22.0倍、合計で24.5倍にもなり奥義Lv10Bプルフラスの奥義1セットを超える非常に高い倍率。
持ち前の高い攻撃力も相まって高いダメージを期待できる。
メギドAかメギドBのところをRボティス奥義にすると高バフとコロッセオ起動をしながら確実に優勢をとりつつデメリット(相手へのバフ)を踏み倒せる強力なムーヴになる。

この一連の流れは従属チェインを用いたショットなので事前の準備として1ターン前に奥義発動が必須
従属チェインはそのターン終了時に発動するリザーブで付与なので必ず1ターン前でないといけない。
厳密には1ターン前でなくてもできないことはないが従属チェインが外れないようにBベレト以外のメギドを動かせなくなるので実用的ではない。
この流れがあるので全力のショットは2ターンに1回しかできないことに注意。
アタック追加を用いて覚醒連打後に奥義を使用すれば次のターンもショット体制は整うがその分1手減ってしまったり次のターンもミミックを用意しないといけなかったりで大変。

余談だがその他ロングチェインを必要とするBマルコシアスやBプルフラスと比べBシャックスを必要としない純粋なch7なので実質最長のロングチェインを誇る。
チェイン特有の相手の行動を見る間もなくどんどん攻撃を仕掛ける流れも相まって決まった時の気持ちよさも抜群である。




【ショットターンの行動制限】


上記の基本ムーヴをする際に気をつけないといけないことがいくつかあるため紹介。
チェイン特有の行動制限に加えてBベレトのショット独自の行動制限もある。
原因の詳細もややこしいものが多くちゃんと把握しておこうとすると結構大変。


1.味方へのターゲッティングはしてはいけない。

他のチェインメギドでもしばしば起きていることだがBベレトにも同様のことが言える。
従属チェインは上記の仕様になっているが、Bベレトはスキルも覚醒スキルも味方単体にチェインなのでこの場合はターゲットした味方にチェインする。

Bベレトをターゲッティングしていた場合、Bベレトがスキルや覚醒スキルを使った後のチェイン先が再びBベレトになってしまいBベレトが行動し始めた時点でBベレトの全行動が終わるまで自己チェインし続ける
せっかく間に挟まる予定だった従属チェインがまったく活かせずBベレトのチェイン数も半端な数値で止まってしまう。

他のメギド(以下メギドA)をターゲッティングしていた場合、Bベレト行動後のチェイン先が全てそのメギドになる。
従属チェインのおかげでターゲッティング関係なくBベレトにチェインするが奥義での付与回数は1回なのでメギドAが1行動した後には従属チェインはついていない。
メギドA(従属消費)→Bベレト→メギドA(従属なし) の3行動でチェインが停止してしまいこれから先の行動がまったく繋がらない。
気にする要素ではあるが実際はBベレトに対しミミックを使ったりバフをかけたりするのでメギドAをターゲッティングする機会はあまりない。

といったようにチェイン特有のターゲッティング問題はBベレトも相変わらずなので基本的にはターゲッティングせずそのままの流れで動いてもらうことになる。
ターゲッティングでのチェイン先指定がないため編成によっては素早さ調整が必須
バフのタイミングやフォトン追加タイミングがおかしくならないか気にしておこう。


2.行動するメギドは4人まで。


ショットムーヴをする際に行動するのはベレトが5回、メギドAが1回、メギドBが1回、メギドCが1回、の4人で合計8行動。
動かしているのは4人だが別に4人編成というわけではないのでここに加え行動していないメギドDがいる
従属チェインは言い換えれば各従属メギドが行動する度にBベレトの1巡目行動、2巡目行動…といったように先先のBベレトの行動をチェインで引っ張り出していることになる。
基本ムーヴ通りならBベレトの行動を3回引っ張りだしていることになるが、もしメギドDも行動するとこの回数が増え行動順が

メギドA→ベレト1→メギドB→ベレト2→メギドC→ベレト3→メギドD→ベレト4→チェイン停止


…になる。
これによって起きる問題がベレトの行動タイミングで、上記の流れだとベレト4がch7覚醒スキルになってしまっている。
ch7覚醒スキルは最大倍率攻撃な一方で氷結付与とチェインが外れており実質〆の技
上の流れだとベレト3でch5覚醒スキル、ベレト4でch7覚醒スキルを使用したところでチェインが停止してしまう。
結果覚醒スキルが2回しか撃てず合計倍率が7.0倍(3割減)も減少し大損害。
覚醒スキル3連打をするためにはch5ch6ch7のタイミングにBベレトに動いてもらわないといけないので基本ムーヴの通りに行動メギドをBベレトを含め4人に抑えないといけない。


3.Bベレト以外に2フォトン以上積まない。

2の通りに行動するメギドを4人に抑えたとしてもメギドAにフォトンが2つ積まれていると

メギドA1→ベレト1→メギドB→ベレト2→メギドC→ベレト3→メギドA2

…になる。
メギドC+ベレト3が行動し終わり1巡目行動が全て終わると次のチェイン先は2巡目に行動していない一番素早さの早いメギドになる。
Bベレトは既に2巡目行動を終えているため2フォトン積んでいるメギドAが次のチェイン先となる。
しかしメギドAの従属チェインは一番最初の行動(メギドA1)で消費してしまっているためメギドAにチェインが来たところでチェインが停止してしまう。
メギドA2行動目がチェイン技ならチェインを続けることは可能だがここは上で話したメギドDがいた場所(ch6)なので結局基本ムーヴは崩壊してしまう。


4.全体フォトン追加を使用しない。


全体フォトン追加をしてしまうと5人が行動することになるので2にひっかかる。
全体フォトン追加使用者に2フォトン目が乗ってしまうと3にひっかかる。
ということで残念ながらみんな大好き全体フォトン追加が使用不可に近い。
編成を4人にする、プロメテウス等全体フォトン追加に近いものを使用する、あたりでなんとかすり抜けることはできるがなかなか難しい。
そもそもフォトン追加恩恵を落としての無理な使用をしても恩恵が薄いので使う選択肢はなかなか出てこなそう。




【2ターン運用の懸念点】


本題。
ここではBベレトを2ターン運用するうえでの話のみ取り扱う。
2ターン運用をするにあたって必要となるものがいくつかあるがこれがまぁキツいのなんの。
1つずつ懸念点を見ていこう。


・1ターン目にBベレトの奥義使用が必要。


ゲージ5であるBベレトの奥義を1ターン目に使わないといけない、これが一番キツい
純粋にゲージ5奥義を使おうとするとチャージが2個、アタックが2個必要でこの段階で既にフォトン容量を超過している。
解決策としては覚醒+MEや覚醒増加を使うことになる。
なんにせよバニフォラなり列覚醒メギドなりは入れるとして、覚醒+1をするとチャージが2個、アタックが1個で奥義発動ができる。
1ターン目に発動できるようにはなったが1ターン目にチャージ2個は相当キツい、それどころか3積み目のアタック指定もキツい。
となると覚醒+MEがほしい、しかしBベレトのLMEには覚醒+がないのでリーダーを他のメギドにする必要がある。
しかしBベレトが踏めるBT+2は現状Bアイムだけで候補が少ない。
他には覚醒+1にはなるもののチェイン始動役もできるBハーゲンティ、列覚醒もできるBラウムあたりが候補。
5ゲージの厳しさを安定させるためには覚醒+MEも覚醒増加も欲しい。
BアイムLでバニフォラなどを添えることで1ターン目の行動はある程度安定させられる。

上とは別の手段として
他メギドからのチェイン→ch1スキル(覚醒+2)→ch2スキル(覚醒+3)→奥義
と繋げることでも1ターン目に奥義発動が可能。
ただこっちはこっちでスキル必要数が3になり、3積み目にアタック指定も変わらないので正直大差ない。
初手で確定チェインを使わないといけない以上BハーゲンティやBハックあたりが必要。
このムーヴはBベレトの覚醒を増やしてるだけなので他のメギドの覚醒は一切増えておらずRボティス奥義発動を狙おうとすると結局チャージが必要になる。


・バフを入れるタイミングが少ない。


1ターン目に奥義を撃つだけでもヒーヒー言ってるんじゃそりゃそうよと。
覚醒+MEを使えば3手、自身Lなら4手はBベレトに持ってかれるのでどうしても自由な行動が縛られる。
ショットターンもメギドABCの3行動しか余分な行動はできず、かつメギドCはミミックなので補助タイミングがメギドABの2行動分しかない。
1.2ターン目共にほとんどがBベレトの行動なせいで他メギドでバフをかけるにしてもかなりカツカツな状況。
手軽で強いバフを用いれば十分バフはかけられるものの余裕がないことには変わりないので安定度は落ちやすい。
メイン行動がスキルということで連鎖系譜でフォトン強化を誤魔化せるのがまだ救い。
ただしダメージとしてはシーナリー4積みが最適であり、連鎖を発動させつつ火力を上げる場合は大霊宝のフロイデハットを何個かつけないとならず両立させるハードルは高め。
別途にスキル強化を用意した方がいいケースもあってケースバイケース。


・2ターン目に必要な行動数が8行動。


基本ムーヴに必要な行動数は8行動でフォトン追加等を使わない限り成立しない。
紹介した通りLMEのスキル追加とミミックで達成するのが比較的楽なのでテンプレと言ってもいいだろう。
当然だがミミックはCT2オーブなので2ターン運用ではRナベリウスが必須
ただしテンプレを避けてLMEを使わずとも8行動を用意することも可能。
Rフォカロルのようなスキル追加技で1行動分稼いだり、RベヒモスやCイポスのような次のターン確実にフォトン追加されるメギドを使うとLMEなしでも8行動を用意できる。
しかしゲージが必要な技は溜める暇がないうえ余分な行動増えることで2ターン目の自由行動が1回だけになってしまう。
全体フォトン追加で強引に増やすこともできずこれまでに書いてきた様々な要因のせいでかなりの苦戦を強いられる。
「用意できる」とは言ったがこの通り難点が多い。
素直にBベレトをリーダーに据える方がいいだろう。


・まとめ

ショット前の準備として1ターン目にゲージ5奥義を使うのが大変。
緩くしようと覚醒+MEに変えるとLMEのスキル追加がなくなり8行動がしづらくなる。 ch1!
LMEなしでも8行動をしようとするとただでさえ少ないバフ機会が減る。 ch2!
バフが減ると火力が見劣りして他と比較して怪しくなる。 ch3!
バフ機会を増やすためにはLMEのスキル追加が必要。 ch4!

チェインメギドってそうゆうコト?
それぞれが悪い意味で噛み合ってるせいで安定させつつ強く動かすことがかなり難しい。
どこかを立てようとするとどこかが立たず八方塞がりに近い。
色々込みでBベレトLにした方が楽…だと思うのだけどMEに覚醒+2が4か所あるにも関わらずそれらがほぼ全て機能してないのもかなりの痛手。
初動を早めるための覚醒+2は相性良く見えるがその補助を受けてもなお覚醒スキルや奥義を撃つ余裕がなく、覚醒+2の恩恵を受けることでBベレト奥義を撃つのを楽にしてくれるメギドも現状誰もいない。
一番欲しい自身覚醒+2と次点で欲しかったBF+2がなかったのでこれだけ効果が散らばっているMEが半ば腐っているなんとも贅沢な状態。
Bアイム以外のBT+2MEが追加されても8行動の懸念が残ってるせいであまり期待できないかもしれない。
1ターン目にうまいことフォトンを積めればかなりの強さを発揮できるメギドとは言えるのだが、最大の問題点である1ターン目の影響で気軽に使うことができない。
気軽に使いにくいことやBベレトの強みや特徴がだいぶ死んでるので個人的には2ターン運用にあまり適していないメギドだと思う。




【対抗馬の存在】


諸 悪 の 根 源。
ぶっちゃけBベレトに限った話じゃないけれど同じバーストトルーパーのアタッカーとして比較せざるを得ない。
Bベレトの覚醒3連打や2ターン運用にこだわったのはこのためで、せめて競り合えるほどのダメージが出したかった。
結論から言ってしまうと残念ながらBプルソンの火力には敵わない
現実は全体化BプルソンとBベレトが同程度、対単体のコロッセオBプルソンは圧倒的にBベレトより強い。
奥義Lvが同じ場合での比較なので奥義Lvを上げやすいBプルソンの方が上になりやすく要求フォトンもBベレトより緩い。
そもそもな話Bプルソンはフォトン要求が緩い、ダメージを出す速度が速い、出せるダメージが高い、ショット感覚が短い、編成自由度が高い、編成難易度も低い、短期戦~長期戦いずれも強い、と全方位ほぼ死角がないせいで本当によっぽど性能を盛られたメギドでない限り押しのけて上に行くことはできない。
RベヒモスやRニバスのようなラッシュ特有の低倍率連撃アタッカー以外はほとんど潰されてしまう。
Bベレトも優秀なステータスと高倍率覚醒スキル連打、おまけに覚醒+特性&スキルや4か所覚醒+2MEまで与えられ既存メギドと比較するとかなり盛られた方だとは思うが噛み合わせが悪かった、上には上がいる。




【Bベレトを使うのに有効なポイント】

上では散々な目に会ったBベレト。
じゃあまったく使わないかと言うと一応使いそうな場面はある。
Bベレトは覚醒連打で行動回数が多いので最近たまにいる取り巻きが全員死なないとボスが無敵系の敵を1セットで倒しきれる
直近のアフロンタレングはショット1回で余裕で倒せてなかなか気分がよかった。嫌なバレット混ざった砲撃で死にまくって2時間かかったけど



後は差別化点として覚醒スキルに防御無視がついているのでそれを使えばケラヴノスのような相手でも攻撃が通せたりその他敵に撃っても防御減衰を受けない。
適した場所はあるにはあるのでうまいこといい感じの場所を見つけて使っていこう。
一方でBプルソンは2ターン目に奥義2回撃てたり高防御相手もコロッセオや高バフでゴリ押せたりできるのがそれはまた別の話ということで…




【結論:3ターン運用をしよう】


・奥義を撃つのが2ターン目でいいので余裕ができる。
・ミミックを普通に使えるようになりナベリウスが必須でなくなる。
・バフも余裕ができしっかり準備を整えられる。
・MEのBT/BS覚醒+2を活かしやすい。
・結果的に編成の自由度が上がる。
・手を加えれば覚醒4.5連打も可能。

3ターン運用にすると楽になる部分がかなり多い、なんだかんだでここに落ち着く気がする。
特に大きいのが編成の自由度向上、強く使うとしてもミミックRボティスと覚醒増加役を入れるぐらいで後は自由でいいだろう。
従属チェインの仕様上他のチェインメギドを入れる必要もなくロングチェインメギドながらも編成自由度は高い。
余裕ができたおかげで覚醒+2MEも活かしやすく1.2ターン目はかばうでもしながら準備を整えるのもあり。
Bベレトのショットは高い素早さから始動させやすいおかげで3ターン目の安心感も強い。
起動準備がキツいせいで速攻優先度は下がってしまうが一連の行動やBベレトが出せる火力自体は優秀。
2ターン目に奥義を撃ってその後3or5ゲージ溜めれば3ターン目を覚醒4.5連打に変えることができ選択肢の1つ。
3ターン目の行動としては少々見劣りするかもしれないがBベレトの特徴を活かすなら準備に2ターンは欲しいなと思った。




【総評】


いくつか惜しい部分はあるが素のスペックはかなり高い
独自の従属チェインのおかげでチェインがわからなかろうと気持ちよくロングチェインでき使ってる時の快感度も高い。
連鎖を発動させたBベレト単独で性能は完結していて、他チェインパのようにチェインメギドが複数必要で編成がガチガチに固まったりはしてないのでそうゆう意味では使いやすいメギドと言える。
優先して引くべきかと言われるとBプルソンがチラついてしまうが使ってて楽しい強いメギドなのは違いない。

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