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0から始める聖遺物厳選講座

冒険ランク45から始まる聖遺物厳選及び聖遺物周辺の情報や流れを紹介する記事。
一部個人的なオススメとかも書いたけど人の環境によって前後はするんでそこは参考程度に。
全部収めようとしたらえらい量になっちゃったんで頭が破裂しないように休憩いれがてら読んだり、自分が手出せる段階ごとに徐々に頭に入れてくのを推奨。



【はじめに】

「聖遺物を集める」のはキャラ育成の基礎だが、「聖遺物の厳選」は原神のエンドコンテンツ
聖遺物厳選の山は非常に高く頂上に到達するのはほぼ不可能で頂上付近でさえ果てしない労力と時間がかかる。
しかし原神には他人と競うコンテンツは一切ない、ソロで満足にプレイするうえでそこまで強力な聖遺物は必要ない。
推しのため険しい山道を登るのもよし、中腹までの登り降りを繰り返すもよし、麓でキャッキャするもよし。
頂上付近にいる人から石を投げられることはないのでやってく内になんとなく自分のできそうなペースとラインを把握しながら無理のない範囲でプレイしよう




【初心者編】

聖遺物ってなーに?聖遺物厳選ってなーに?ぐらいの人向け。


Q.聖遺物厳選って何?

A.聖遺物を得る→聖遺物を強化する を繰り返しより良い聖遺物を求める一連の行動

聖遺物育成は大量のランダム要素があり同じ名前の聖遺物であっても性能差が非常に大きい。
しかしその様々なランダム要素を繰り返した果てに強力な聖遺物を得た瞬間の快感は原神随一(個人差あり)。
なお周回には樹脂が必要なので無限にはできない制限つき、樹脂のご利用は計画的に。
各ランダム要素については本記事全体を通し徐々に取り扱っていく。




Q.なんで冒険ランク45から?

聖遺物秘境

A.冒険ランク45で解放される秘境から☆5聖遺物が確定ドロップになるから。

冒険ランク45で解放される推奨Lv90の最難関秘境が一番効率がいい…というかここを周らないと☆5聖遺物はろくに手に入らない。
推奨Lv90で身構えがちだがLvは80でいい、後述の「聖遺物秘境の難易度」で触れる。




Q.聖遺物ってそんなに大事?

聖遺物ステ

A.いずれキャラよりも聖遺物の方が本体になるくらいには大事。

キャラの火力を決める根幹及び様々な特殊効果を付与してくれるのが聖遺物。
聖遺物のステータスUP量にはかなり幅があるので、極端な話本来サポートキャラなのにとんでもないダメージを出したり高難易度単騎プレイなんてこともできてしまうのが原神。
大部分はアタッカーの火力UPが主なので厳選要素もそこが中心、本記事内でも大半はアタッカー用の厳選紹介になる。
頑張って推しを無限に強くしよう。




Q.聖遺物いっぱいあるけどどれがいいの?

A.自分の育てたいキャラに合った聖遺物を調べるのが第一歩、上記の「有志wiki」か既プレイの知人に頼ろう。

聖遺物は種類が多くキャラによって適した聖遺物が違う
自分で選ぶにはそれ相応の知識が必要なのでwikiのキャラ個別ページを見てオススメ聖遺物を把握しよう。
ただテキストをじっくり見ると頭がパンクしてしまうかもしれない…少しずつ学んでいこう。




Q.メインOP,サブOPって?

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A.上部にある赤枠内がメインOP(オプション)、下部にある青枠内がサブOP。

聖遺物のLvを上げていくと上部のメインOPの数値がどんどん上がっていき、サブOPは4の倍数(4.8.12.16.20)のLvで追加or強化される。
聖遺物を強化するならこの4の倍数を目標にあげるのがオススメ。
ここが聖遺物厳選の肝となる部分だが…詳細は【上級者編】で。




Q.☆4聖遺物はダメ?

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A.繋ぎに使う分には全然OK、最初の内は世話になる。

冒険ランク45なり立ては手っ取り早く強くなりたいところで、更に☆5乗り換えまでの期間がどれくらいになるかも運次第なので砂/杯/冠で欲しいものが出たらある程度強化して使おう。
☆4はドロップする数も多いのでメイン一致の確率もそれなりに高い、詳しくは「メイン一致聖遺物を集める」参照。
ただしメインOPやサブOPの数値が低めだったりLv上限も16(☆5はLv20)なので☆5との性能差は大きくいずれ乗り換えることになる。




Q.聖遺物って気軽に強化していいの?

引継ぎ

A.強化した聖遺物も餌(強化素材)にすると使った分がいくらか戻ってくるのでどんどん強化してOK。

厳密に言うと強化済みの聖遺物を餌にすると使った経験値の8割が加算される。
消費モラは未強化聖遺物と同額にもかかわらず上の分の経験値加算があるため少額で大きく経験値を獲得でき実質モラも返還されている
手元の聖遺物の強化→いい聖遺物が出たら乗り換え→使わなくなった聖遺物を餌にする
の流れで聖遺物を充実させていこう。
ただし使っていた聖遺物をお下がりとして他キャラに持たせることも多いので餌にしていいかは手持ちと相談。






【中級者編】

聖遺物周りの知識は多少頭に入れた(わかってるとは言ってない)からこれから聖遺物集め頑張るぜ!ぐらいの人向け。


「ドロップする聖遺物と通う秘境決め」

聖遺物秘境2


欲しい聖遺物を確認したらどこへ行くか決める段階。
聖遺物秘境はどこも2シリーズごとで区切られており、1シリーズにつき5部位(花/羽/砂/杯/冠)あるので1か所の秘境から10種類の聖遺物がランダムでドロップする。



ドロップ聖遺物


最高基準である推奨Lv90であれば樹脂20消費で☆5聖遺物が基本1個、極稀に2個、☆4聖遺物が2.3個獲得できる。(濃縮樹脂を使えばそれぞれ2倍)
目あてを引くだけでも一苦労なのである程度通う聖遺物秘境を決めておくといい。
気にせず推しキャラの聖遺物を掘りまくってもいいし、2種どっちでても嬉しい秘境に行ってもいい。(前者も後者も当てはまる秘境ならなおよし)





「聖遺物秘境の難易度」

推奨Lv


周るべき聖遺物秘境は最高難易度というのもあって推奨Lv90(現状最大Lv)になっているのだがあくまでも推奨LvなのでLv80でいい。
というよりLv80↑はある程度聖遺物厳選した後にする追加の育成要素に近いのであまり気にしなくていい。
これは聖遺物秘境というより秘境そのものの仕様なのだが、挑戦秘境毎に難易度は固定されているので世界ランクによって出現敵の強さは変わらない
冒険ランク45になると世界ランクを5→6にする突破任務が追加されるが聖遺物秘境に行く分にはここは関係ない。
また、突破任務クリア後世界ランクを1下げて5に戻したとしてもこちらも影響はない。



火魔女


聖遺物秘境に挑むうえで気をつけたいのは出現敵との元素相性
聖遺物秘境で出現する敵はドロップする聖遺物に関連する元素である程度固められており、例えば上記の火魔女であれば炎スライムや炎アビスが出てくる。
仮に今までずっと使ってきた炎アタッカーのために火魔女を掘ろう!と思い向かうと炎を無効化されメインアタッカーが機能しなくなることも起こりやすい。
一方で炎元素敵と相性のいい水元素アタッカーや氷元素アタッカーを使うことで戦闘が有利に進む。
聖遺物秘境の壁に当たると次育成すべき元素が見えてくるので相性に目を向けて見よう。



秘境難易度差

同じ推奨Lvであっても聖遺物秘境に難易度差があるのでここはクリアできるけどここは難しい…といったことが発生する可能性アリ。
ヴィシャップ2体を倒すだけのところ(千岩/蒼白)もあれば3種類のアビスが同時に襲い掛かってくるところ(旧貴族/血染め)もある。
秘境内に発生してる地脈異常もこちらにメリットがあるものもあれば凄まじいデメリット(ギミック)が生じるものもある。
出現敵、地脈異常、手持ちにいる育成済みのキャラ、などなど様々な要因で人によって難易度は変わるもののドラゴンスパインの2ヵ所と稲妻の1か所は比較的楽な聖遺物秘境。
余談だがこの3ヵ所は後々追加されたものなのでリリース後の反応が反映されたと思われる。(だいたい旧貴族と火魔女のせいな気がする)




「メイン一致聖遺物を集める」

メイン一致

自分の求めるメインOPと同じものをメイン一致と呼び、欲しい聖遺物シリーズかつメインOPが一致した聖遺物を得ることが当面の目標となる。
聖遺物は花と羽以外は部位ごとにメインOPがランダムに決められており下記の種類がある。

花:HPのみ
羽:攻撃力のみ
砂:攻撃力%/防御力%/HP%/元素熟知/元素チャージ効率 →合計5種類
杯:攻撃力%/防御力%/HP%/元素熟知/物理.炎~岩元素ダメージバフ(7種類) →合計11種類
冠:攻撃力%/防御力%/HP%/元素熟知/会心率/会心ダメージ/治療効果UP →合計7種類

数多すぎてワカランワカラン。
キャラによっては多少崩れるがアタッカーであれば攻撃砂+元素バフ杯+会心率or会心ダメージ冠が基本セット。
サポーターはまちまち、HP盛ったりチャージ効率盛ったりと色々。
細かい話もすると上のメインOP設定は全て均一の確率ではない。
左のステータスUP3種が高め(出やすい)、その他は低め(出にくい)に設定されていて部位によっても確率が違ったりする。

ここまで進んで薄々気づいていると思うがメイン一致を揃えるだけでもハードルが高い
既にこの段階で秘境報酬から欲しいシリーズの欲しい部位を引いて更にメインOPが合っていないといけない。
杯にいたっては11種類の内から特定の元素バフを引かないといけないので欲しいシリーズである方がよっぽど少ない。
花羽だけはいい聖遺物があるけど他は…になるのが日常茶飯事、気長にやろう。
副産物で出ていれば繋ぎとして☆4のメイン一致を使うのもOK。
花羽はメイン一致も何もないので☆5を使うべきだけれど砂杯冠のメイン一致は運が悪いと当分の間1個もでなかったりするので繋ぎに使えそうな☆4を見つけたら一旦そっちを使おう。




「セット効果と聖遺物の組み合わせ」

氷風

同じシリーズを2セット、4セット揃えることで発動するセット効果も聖遺物の大事な要素。
2セット効果がシンプルなステータスUP、4セット効果が条件等がある特殊効果になっている。
4セット効果は強力な効果が多いものの同じシリーズの聖遺物を4種つける必要がありハードルが高い。
4種揃えるということは4種揃えるということ、上のメイン一致を意識しながら4種揃えるのは至難の業。
幸い聖遺物は5か所装備できるので1か所は別の聖遺物でまかなえるのは良心。(だいたい出にくいバフ杯になるけど)



4セット

4セット揃えるのは厳しい!な環境でも使いやすいのが2セット効果を2つ発動させる組み合わせ。
上の状況では剣闘士を2つ+沈淪を2つ装備したことで攻撃力18%UPと水元素ダメージ15%UPの2つが発動している。
派手な4セット効果は発動しないが無条件でステータスUPが2つ発動するのでこれでも十分強い。
揃えるのが4セットほどきつくないうえ条件等も気にしなくていい剣闘士orしめ縄2+〇元素UP系2の組み合わせはアタッカー用聖遺物のテンプレの1つ
最適な4セット効果を持つ聖遺物がないキャラはこのような2セット+2セットの組み合わせが最適だったり、最適4セットと比較しても大きな差がないケースもある。
このキャラにはこの4セットが最強!!!なキャラであっても妥協で使えたりもするので便利。




「サポーターの聖遺物」

サポ聖遺物

内容的には初心者編かもしれない。
サポート系聖遺物と相性のいいサポキャラが手持ちにいる場合セットを揃えるだけならばアタッカーよりもサポーターの聖遺物を優先してもいい。
ぶっちゃけた話サポーターに旧貴族4/千岩4/風4などをつける場合4セット効果発動さえしてればいいので☆4聖遺物でメインOPも気にせず全部Lv1のままでも構わない
もはやキャラすらも育ってなかろうと聖遺物効果によってバフデバフが撒ければ最低限の仕事はできる。(必要な天賦解放は欲しい)
サポーターを整えることはかなりコスパがよく後述のサブOP厳選の優先度も非常に低い。
初めにサポーター用のセットだけでも用意しておけば結果的にアタッカーの火力が上がり今後の聖遺物秘境周回も楽になる。
もちろん元素チャージを盛れれば爆発の回転力は上がるし、HPを上げておけば被弾時も安心感が増すので後々余裕ができたら整えてあげよう。






【上級者編】

より強い聖遺物を求めはじめた人や強い聖遺物とはどんなものなのかを把握しておきたい人たちへ。
ここから厳選作業に関係する細かい設定や数値などを取り扱う。


「初期サブOP」

サブOP


聖遺物取得段階。
中級者編ではメインOPに触れたが、次に気にするべきは下部にあるサブOP。
メインOP同様ランダムに設定される項目で、これもまた多種多様あるランダム要素となり下記の種類がある。

攻撃力/攻撃力%/防御力/防御力%/HP/HP%/元素熟知/元素チャージ効率/会心率/会心ダメージ →合計10種類

またしても多い。
初期のサブOPは☆5聖遺物の場合上記の内3つ、もしくは稀に4つに設定される。
2種の内欲しいシリーズを引く→欲しい部位を引く→欲しいメインOPを引く→欲しいサブOPがついてることを祈る 今ココ
メインOPを含め同じ種類の効果が付くことはないのでメインOPが会心率の冠はサブOPに会心率が出ることはない、悲しい。

どのサブOPが欲しいかもだいたいメインOP選択の時と似たようなもの。
基本的にアタリは攻撃%/会心率/会心ダメージの3つができるだけ多くサブOPについている聖遺物。
ハズレは攻撃力/防御力/HPの3つ、○%上昇ではなく固定値の加算なので○%と比べるとひっじょーに弱い。
腐ってもステータスUPなので貢献度がゼロではないけれど期待できるほどの差はない。
アタリ3つよりは優先度は下がるもののキャラ次第では元素熟知も火力UPに繋がり、元素チャージ効率も基本腐らないのでついでについてくれると嬉しいサブOP。
なお悲しいことにサブOP設定で一番確率が高いのが上記のハズレ3点の模様、一番低確率は必要な会心率/会心ダメージで真ん中がその他になっているらしい。





「サブOPの強化」

強化

聖遺物強化段階。
次に聖遺物を強化した際のランダム要素について。
まだランダム要素あるんですか?あるんです。

サブOP強化回数について。
サブOPはLvが4の倍数で追加or強化される。
獲得時点でサブOPが3つだった場合Lv4で1項目追加、それ以降が強化にあてられ合計で4回サブOPが強化される。
初期から4つだった場合は全てが強化になり5回強化になるので数値が大きくなりやすく優秀。
サブOPの強化は付与されている4つの内どれかランダムになっている。
つまるところ攻撃力%/会心率/会心ダメージ3種がついている神器だとしても強化回数が全て必要のない1種に吸われる可能性がある
悲しいことにどれだけいい聖遺物を引き当てようとも1分後にはゴミになっている可能性もある。



岩バフ


参考として昔作ったゴミを1つ。
攻撃力%と会心ダメ-ジが初期からついており期待の眼差しを向けた結果、強化を全てHPと防御力に吸われ何一つ伸びなかった悲しき聖遺物。
上はかなり極端だがほとんどがいらないサブOPに吸われることは日常茶飯事。
ここが間違いなく聖遺物厳選の一番の地獄
最悪なパターンだとLv4で追加された効果に全て吸われてゴミ箱直行になったりもする、初期から4種類ついていれば回避できるがなかなか難しい。
そもそも攻撃%の砂や会心系の冠はメインOPに1種とられていてどう頑張ってもサブOPに2種しか出てこなかったりして茨の道。
運よく火力系が上がったとしても会心率がほしいのに攻撃%が上がり続けたり、後述の上昇幅が低かったりして渋い顔をすることは起こり続けるので一喜一憂しながら厳選を楽しもう。

攻撃%





「サブOPの初期値・上昇幅」

初期OP

聖遺物取得段階&強化段階。
ランダム要素のバーゲンセール。

会心率ついた聖遺物出た!強化したら会心率が上がった!を1つ切り取ってもここもまた数値が違う。
サブOPは初期値及び強化される数値にも幅がある
上のように似たようなLv0聖遺物であってもどれも数値が違い性能差が生まれている。
数値には4段階あり最低を1とすると最高が1.3~1.4程度の振れ幅。
以下がその表。(内容はwikiから拝借)


サブOP効果


こんな感じで4段階の内のどれかの数値が割り当てられる。
もし会心率が最低の3回強化だった場合8.1%だが、最高の3回強化だった場合11.7%にもなり馬鹿にできない差がある。
火力系効果が連続で伸びて喜ぼうとしたら数値が低くて素直に喜びにくい時も。
聖遺物獲得時の初期値が高かったらラッキー、後は大きく上昇することを祈ろう。




「スコアリング」

スコア


聖遺物の価値を数値で表し、どの程度強い聖遺物かを測る指標の1つ。
攻撃%+会心率×2+会心ダメージ の合計値が一般的な評価値になっている。
上の例では 攻撃4.1%+会心率7.0%×2+会心ダメージ11.7%=29.8点 になる。
使い方としてはスコア〇〇の聖遺物が作れた、この聖遺物は〇点、のような感じ。
キャラの中には元素チャージ効率が元素ダメージバフに変換されるモナや雷電将軍がいたり、自分の欲しいステータスかどうかなどもあってこの指標が全てに該当するわけではないが、今手元にある聖遺物がどれほどの強さかというのはざっくりわかるので目安になる。
それぞれの初期値や上昇幅は1項目上の通りなので最大5.8%の攻撃力よりも最大7.8%の会心系が伸びた方がいい点数になりやすい
この差を埋めるために攻撃%を4/3倍にする計算式もあるけれど一般的なのは上の計算式。



スコア2


紹介したスコアリングはサブOPだけの数値を計算するものなので攻撃%や会心系をメインOPにしている砂や冠は点数が低くなりやすい
初期サブOPも狙いが3つ→2つに減っているせいで他の部位と比べ初期からいい状態も作りにくい。
元素バフ杯はそもそもの排出確率の影響でいいものが出にくい。
逆に言えば花と羽はメインOP厳選が必要ないことも相まって他3部位よりも高い点数の聖遺物が作りやすい。
これは個人的なラインだが、花羽であれば30点↑で快適プレイには十二分な強さ、40点↑で強力な聖遺物、50点↑は神器。
砂は20点↑の時点でかなり強力、30点↑以上あれば更新するのは相当難しい領域。
冠は会心系を1つとられているせいで砂よりも更に点数が厳しく15点↑で十分強いだろう。
杯は花羽同様の伸び幅はあるものの出る確率自体渋いので砂冠と同等、ただしうまくいけば40点↑の神器ができたりもする。
長くプレイし手元にスコアの高い聖遺物が増える度に自分の欲しい点数はどんどん上がっていくのである程度の目安で。
一応花羽杯の理論値は60.4点なのでインターネットの海をさ迷っていると50点越えのものが出てくるが目が潰れるので見なかったことにしよう。




「ステータス配分」

配分

火力を効率よく伸ばすためのステータス配分。
聖遺物というよりはキャラの話だけど聖遺物が大きく関わってる部分なんで触れておく。

会心率と会心ダメージの配分は1:2がダメージの期待値が上がりやすい。
会心率が50%であれば会心ダメージは100%、会心率が70%なら会心ダメージは140%など。
会心ダメージが200%あっても会心率が30%しかなければダメージの高い会心が発生しにくく、会心率が100%でも会心ダメージが60%では会心は出やすいが高いダメージがでない。
そういったケースを回避するために火力を出しやすい環境を作るのがこの配分
ただし断流付与に会心率が必要なタルタリヤや、1撃の元素爆発で高いダメージを出すキャラなどは会心率が高めの方が安定する。
いずれ大きく会心を盛ることができるようになり1:2配分を守ってもなお会心率が70~80%もあれば安定したダメージは出せるので、会心率恩恵が特別大きくないキャラだとしても会心率75%/会心ダメージ200%などは視野に入ってくる。
更に言うと攻撃力が低すぎても火力が伸びない要因になるのでここに攻撃力も関わってくるものの、キャラ本人のステータスや装備している武器、受けたバフによって適正配分が変化する。
☆5武器+☆5キャラなら2100前後、のような多少の目標値はあるがこればっかりは自身の環境次第になってしまう。

そして、この配分を整えるのが聖遺物という装備。
会心率は5%、会心ダメージは50%が基礎値として存在していて、そこにキャラ本人の突破ステータスや天賦、装備している武器性能などでこの数値が変動する。
会心率の基礎値が5%と低く配分も1:10なのでとりあえず会心率がメインOPの冠をつけてサブOPで会心ダメージを高めることが多め。
一方キャラや武器で会心率を補えていれば整えるのがスムーズor冠を会心ダメージにできたり、会心ダメージが増えていれば会心率を一生懸命補うことで高いダメージが期待できる。
しかしどちらも会心系UPは少ないので会心系が上がるキャラや武器は基本的に強い。(特に武器)
キャラ性能と武器性能を考慮し冠のメインOPを選択し、5部位のサブOPも含め会心率と会心ダメージがいい具合に上がっていけば立派なアタッカーの完成である。

率ダメ






【厳選実践編】

「Lv4止め厳選」

強化2


初期サブOP3つの聖遺物をLv4まで強化し追加項目を確認するサブOP厳選の初歩
なぜLv4で一旦止めるかというと、Lv4強化時点で切り捨てる判断ができるから。
上のケースは会心率がついている聖遺物をLv4まで強化したものの攻撃力がついてしまい必要なサブOPが会心率しかない。
このまま強化した場合1/4で会心率が伸びるのを祈ることしかできず強い聖遺物を作れる確率が非常に低い。
ワンチャンを信じて強化するのもいいが聖遺物経験値もモラも無限ではないのでここで諦めて餌にしてしまうのも1つの選択肢。
Lv4聖遺物をLv0聖遺物の餌にすれば経験値の引継ぎでLv4になり再びこの厳選ができるので
火力系サブOP追加狙いでLv4強化→違うものがついたら餌行き

を繰り返し火力系が追加されることを祈ろう。




「強化中聖遺物の切り捨て」

Lv4ではサブOP追加があるので上記のような判断基準で切り捨てるか否かを決められるがLv8以降はそうはいかない。
しかしサブOP強化の入る4の倍数で適宜判断する必要はある。

1.残りの強化回数が減れば強化後の性能がある程度予想がつく。
2.後半にいくにつれて+Lv1あたりに必要なモラが増えるためできるだけ節約したい。
3.餌にしても経験値は8割戻ってくるものの強化に使った経験値が多ければ多いほど損失は大きい。

以上のことからLvが4上がる毎に今強化中の聖遺物の強化を続行するかを決める必要がある。
求めている点数や配分に達しないようであれば切り捨て餌にしてしまおう。
個人的には必要経験値、残りの強化回数、の塩梅がいいLv12を見極めるラインにすることが多い。
聖遺物も例に漏れず終盤に行くほど重くなるので早い内に切り捨てられれば餌もモラも節約できる。

ちなみにLv0~Lv12までに必要経験値は87,150、Lv0~Lv20までに必要な経験値は270,475である。
よってLv12聖遺物を餌にすると経験値69,720(損失17430)、Lv20であれば経験値220,160(損失50315)、損失分の差は☆4聖遺物約13個分となかなかの量。
損失分はおいとくとしてもとりあえずLv20までに必要な経験値の1/3で聖遺物の様子が見れるので厳選1回のコスパは良い。





「実際に聖遺物強化をやってみよう」

素体1


知識を頭につめたところで実際の聖遺物強化の流れがどうなるのかを段階毎に解説。
まずは攻撃力%/会心率/会心ダメ-ジ(火力系)がついた素体を用意しよう、今回強化するのは上の2つ。
果たしてこの聖遺物たちの未来はどうなるのか。


素体2


Lv4まで強化、1つ目の分岐点
左の羽は初期4つだったのでサブOPが強化され攻撃力%が伸び順調。(ただし最低値の4.1%)
右の花は初期3つだったのでサブOPが追加され防御力が増えた、火力系でなかったので切り捨てるか判定。
理想はここで会心ダメージが追加されることだが現実はそううまくはいかない。
2つはついてるので強くなる予知はある、このまま強化を続行して構わないだろう。
ただしここで会心ダメージが追加されないと手持ちを超えられないようなレベルになっていくとこの結果でも切り捨てられる。


素体3

次にLv8への強化。
左の羽はまたも火力系が伸び絶好調!ただし上昇幅は5.4だったのでまた最低値だった。
右の花はLv4で追加は終わったので今度は強化、こちらも無事火力系が伸びたものの2.7%とこれまた最低値
こうして実験で使う時に限ってうまくいくんだなぁと思ったら両方最低値上昇でバランスを取ってきた、上がるだけでも嬉しいけど。

もし花の強化が火力系でなかった場合残りの3強化(Lv12.16.20)を経て期待できる聖遺物になるかどうかを見極める。
初期3の場合追加で1回消化してることもありLv8で火力系が伸びないと最終点数にかなり響くので手持ち次第では切り捨てライン。


素体4


更にLv12への強化。
残念ながら羽花両方とも火力系が上がらなかった、しかも両方防御力だし数値も16、仲良しか?
残念ながら花はここで切り捨て、これ以上上げてもいい聖遺物になりそうもないので失敗作にはこの羽の餌になってもらう。
羽は初期4スタートかつ既に2回伸びているのでまだ期待できるので続行。


素体5


さっきの花を生贄に捧げLv16への強化。
試合終了ですお疲れ様でした
正直なところ2回共伸びが最低値なせいでLv12時点で22.3点だったから手持ち的にLv16.20で会心ダメが大きく伸びないとアウトだったんだけどまぁ無理でしたね…
残念ながらLv16でも伸びず22.3点のまま、このままLv20まで上げて仮に会心ダメージ+7.8%を引いたとしても30.1点で採用ラインを下回ってるので今回の強化はこれで終了。
ある程度うまく行かせるために初期4を使ったけど1発でLv16まで行っただけでもまだ善戦した方。
その代わり上昇値がひどかった…なんで全部最低値?

とまぁ流れはこんな感じです。
どの程度の素体を使うか、どこで切るか、どこまで期待して強化するかは自分の手持ち聖遺物次第なので柔軟に判断しよう。




「あとがき」

聖遺物周りは全て理解しようとすると必要な知識量が多く敷居も高いけれど、きちんと理解して厳選を繰り返した先に自分の望んだ聖遺物を得られた瞬間の喜びはたまらない。
一番最初にそんなに強力な聖遺物はいらないとは言ったけれど見方を変えれば推しの強さを上げ続けられるゲームなので相性のいい人はとことんハマると思う。
ただどこまで行っても運ゲーなので1.2週間何の成果も得られない時期もあれば突然目を疑うような神聖遺物が作れる時もある。
樹脂制限で無限周回できないのが苦痛に感じる人も多いけれど個人的にはこれが無限にできてしまうとそれこそ先が見えない作業の繰り返しになってしまうし必要なプレイ時間も増えてしまう。
毎日数十分で回せる無料装備ガチャみたいなもんだと思って楽しんでいる。
最後に幣ワットの自慢聖遺物を載せて本記事は終わり。
飛ばし飛ばし見た人も全部目を通した人もありがとうございました、楽しい原神ライフを。


自慢


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