ムーン🍀トレフル　クリエイターの創作ゆるっと深掘りvol.1 ゲストFUJISAWAさん

こんにちは、Kaineです。
NFT活動を始めてから１年以上が経ち、たくさんのクリエイターさん達と交流させていただいて、いつも楽しく過ごさせていただいています。
ありがとうございます。

だいぶ皆さんと仲良くなってきたこともあって、
今の視点で改めて作品や活動を知りたいなぁと思い
トレフルさんと一緒に、個人クリエイターさんの作品について深掘りするAMAスペース「ムーン🍀トレフル　ゆるっと深掘り」をやってみました！

こちらは書き起こしをざっくりまとめた感想記事になります。
録音はこちら

https://twitter.com/i/spaces/1yNxaNqwjZnKj

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ゲストはFUJISAWAさん。

24歳という若さでありながらデザイナーとして既に活躍しており、
賞を取るほどの素晴らしい才能の持ち主。

共同ホストのトレフルさんは普段からふじすぺでお話ししていたこともあり既に結構深めにコレクションやFUJISAWAさんのバックボーンについて知っていたのですが、
わたくしKaineが初めてお話しさせていただいたのはかなり砕けたテーマの雑談スペースだったので、社交的な人だな〜といった印象でした。

Open Seaのページはこちら

https://opensea.io/FUJISAWA/created

メインコレクション、クジラをモチーフにした幻想的な３Dアート作品

初期は鯨以外のモチーフも描いていたけれど、その表現手法が他のアーティストさんと被ってしまっていた事から、オリジナリティを追い求める過程でコレクション名を「Think and heal Art」に変更したのだそう。
作品とタイトル、ディスクリプションを通して、見る人の心に訴え癒すコレクションとして制作していくことに。

…なので、特に鯨に思い入れがあったわけではなかったけれど、掘り下げていく中でモチーフがだんだん幸運を象徴するの鯨、白鯨に絞られていった、と。

（途中、聖書に出てくる鯨の話もされていたけど、旧約聖書「ヨナ記」の３日間鯨に飲まれて助かるお話でした。キリストが弟子と海の上を歩く話と混同してしまい、失礼しました！）

けど、やっぱりFUJISAWAさんが「鯨」を描く意味って
何か…ある気がしない？

亡くなった家族を想って描く

NFTを始めたのは2021年の大晦日、紅白を見ている真っ最中。
鯨を描いてみようと思ったのは、ほんの思いつき。
障害を持ち、亡くなってしまったお兄さんが喜んで見ていた、鯨のループ動画作品。
以前から知っていたけれど仮想通貨が面倒だったNFT、今、やるしかない！

冒頭でも触れたけれど、FUJISAWAさんは社交的だし女性にもモテる。
デザイナーとして賞を取るほどのセンスもある。

ただ、家族は完璧な幸せではなかった。

FUJISAWAさんをデザイナーからNFT「アーティスト」にした分岐点は、ここだと私は思った。

素敵なお話…だと思う。
真実が洗練されていて。でもいささか「キレイすぎる」

まだちょっと「いつもの優等生ぶってるふじ君」から抜け切れていない印象を感じたので、別の視点からの話を聞くことにした。

誰かに見せるための作品じゃなかった

プレゼンテーションの細部に至るまでが「キレイ」に梱包されていた。
人に「売るため」に美しさを求める商売芸術。その完成度が高くなってしまっているのは、良くも悪くもFUJISAWAさんが優秀なデザイナーであるが所以だろう。

でも、ここを掘ってもアーティストの本懐は見つからなそうなので、逆に「気に入っている作品」を教えてもらうことにした。

Guidance of the Lord
https://opensea.io/assets/ethereum/0x495f947276749ce646f68ac8c248420045cb7b5e/34407012467013264369072826680281558624243883765584913843852975070444129353729/

全然鯨じゃない。ていうか、鯨に飽きた時に作ったなどと宣う。
けれど、この作品はシンプルに「アーティストFUJISAWA」の創作だと感じる。

夢の中で、亡くなったお兄さんが出てきた時のことを表現した作品。

そう、アーティストのFUJISAWAさんの作品は、見せる相手が
人間じゃなかったんだ！

神さま仏さま、人智を超えた存在へ捧げられるための祈り
エネルギーと繋がるためのエネルギー

それこそがFUJISAWAさんのアートという可視物であり
その祈りを私たちは見ていたのだ、と。

FUJISAWA＝鯨

改めて「Think and heal Art」コレクションに戻ると、とても鯨が神々しい。

コレクション「divine_3DArt」が人の向こう側の世界へ向けられたメッセージなら、
「Think and heal Art」は、その祈りが私たち人間にも分かりやすいように砕いて表現された作品達なのだと。

大切な人をなくした時、芸術以上の慰めを私は知らない。

コレクションを泳ぐ鯨はFUJISAWAさん自身の癒しであり、洗練されていくFUJISAWAさんの心そのものに思う。

結びに

お話し下さったFUJISAWAさん、共同ホストして下さったトレフルさん
素敵な時間をありがとうございました！
そして
聞きにきて下さった皆さま、ここまで読んでくださった皆さま
ありがとうございました！

FUJISAWAさんのメインコレクションが鯨になっていった理由は、それこそ旧約聖書のヨナのように、まるで神様の導きのようでした。

Think and heal Art
https://opensea.io/collection/untitled-collection-190995156


ただ美しいという理由だけでもいい。

たくさんの人にこの鯨をお迎えいただいて、心の海をガイドしてもらえたら素敵だなと思います。