ドル円 25日欧州売り、26日続落145.10
26日 東京後半~欧州~NY
26日東京午後にかけて高値148.41まで戻すが、1時間足短期移動平均線で上値を押さえられ、上値を切り下げたところに欧州が売りで参入、ネックライン割れで146.71まで急落。
NY入り口で147.34まで戻すが、カナダ政策金利が予想に反し上げ幅縮小となったことなどから売り再開。安値146.22をつけ、146.37で引け。
27日東京~欧州
早朝戻り鈍く、高値は146.45まで。
早朝安値146.25を割って145.91まで下げたが、東京午後から反発、上値を試した。
しかし15分足一目雲下限が重しで高値更新ならず、再び146.25の節目を下抜け、東京午前の安値145.91も割り込むと急落、安値145.10をつけた。
その後東京終盤にかけては急落の反動で反発、東京早朝の高値を上抜けて146.47まで買い戻され、東京午後の下げを全て戻した。
日足
21日介入時安値146.17、24日急落時安値145.41を次々に下抜け、現在は長い下ひげのとんかち形状。
9月27日高値144.90付近の節目手前で下げどまっているが、依然短期移動平均線は下回っている。
MACDはダイバージェンス以降急落している。
この後欧州~NY
本日は、ECB政策金利、米実質GDP・耐久財受注・失業保険件数、等の発表がある。さらに週末には米PCEデフレータなど重要な指標が続く。
景気減速が鮮明になれば、3.999から反転上昇に転じた米10年債等利回りが再下落、ドル円も東京安値を試す可能性がある。
下抜けると10月3日安値143.53が次のめど。
一方、もし米景気堅調ならばさらに上値を追う展開か。
上値めどは、まず146.70、147.30~50など。
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