9月26日週 JP225、米株価3指数
<JP225>
先週末の大幅下落は日足下降トレンドラインで下げ止まったが、26日・27日と続落して同ラインを下抜けた。
28日も大幅に続落して始まったが、英中銀の国債売却延期、同買入の実施で国債金利は急落、JP225は日足下降トレンドラインを上抜けて高値26760をつけた。
しかし29日・30日と一転反落、28日安値を下抜け安値25787まで下げた。
安値25787は日足上昇トレンドラインの終点7月1日安値25780に迫り、ポイントとなる同起点6月20日安値25507にあと一息。
来週は6月20日安値25507が引き続きポイント。
そこまでで反発すれば、上値は日足下降トレンドライン付近がめど。
6月20日安値を割り込むと25000、さらに3月8日安値24504トライもあり得る。そこまでの値幅は1300余り。
<US500(SP500)>
先週末大幅下落はひげで僅かに日足下降チャネルラインを割り込み、今週同ラインを挟んでの値動きだったが、同ラインと交わる節目の6月16日安値3636を割り込んだ。
9月28日には高値3735まで反発するが、29日・30日と続落、安値3579まで下げた。
日足MACDもマイナス圏を下降中、まだ下げ止まりは見えない。
次の下値めどは2020年2月20日3398、次は同年6月8日高値3233など。
上値めどは上昇トレンドライン4030付近など。
<US30>
US500と同様の値動きだが、先週末すでに節目の6月17日安値29640を割り込んでおり、今週はその水平線に上値を押さえられて続落、安値28693をつけた。
日足MACDも過去安値レベルを下回ってきており、下げ止まりが見えない。
次の下値めどは2020年6月9日高値27637、同年10月30日安値26068など。
上値めどは日足上昇トレンドライン32000付近など。
<NAS100>
30日の下落でついに6月16日安値11028を下抜け、安値10956をつけた。
ただ、8月高値や9月高値は日足下降トレンドラインを上抜けており、下値も6月安値(16日安値)を僅かに割り込んだところで、チャート形状はUS30やUS500に比べて下げがきつくない。
ここで反発すれば10月は再び日足下降トレンドライン12000付近を試す可能性はある。
下値めどはまず2020年9月21日安値10674、同年7月24日安値10316など。
下抜けると10000トライもあり得る。
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