ドル円 144台レンジ相場
<ドル円 29日>
下放れて始まるが144割れずに反発、前日NY終盤高値143.19を上抜けると東京終盤に高値144.81と、前日高値144.87には届かず弱含み。
NYでは米新規失業保険申請件数が横ばい、労働市場の高止まりが意識されると、米国債金利下落に伴い144前半まで下げて144.45で引けた。
<ドル円 30日東京>
早朝下値を試す場面があったが144前半の底堅さを確認すると反発、144半ばを上抜けて高値144.77まで上値を伸ばした。
しかし高値は27日から連日僅かずつ切り下げてきており上値は重い。
東京終盤には144.21まで下押しするが144半ばまで戻してきている。
本日NYの米PCEデフレータが上振れするようなら、3.70を割れてきている米10年債利回り等が反発、ドル円も再度145を試す可能性がある。
下値は本日安値144.21、下抜けると144がめど。
<米国債>
10年債利回りは3.690まで下落、28日急落後の安値を割ってきており、本日高値から3%近く下げている。
2年債利回りは4.15付近まで弱含んでいるが10年債利回りほどの下落幅にはなっていない。
債券市場は再び長期の景気後退懸念を織り込み始めているのか。
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