赤緑ティラノモン
こんにちは
今回はリモートでちょこちょこ使っている赤緑ティラノモンがマッチングした方になかなか好評だったので、需要があるかは分かりませんがデッキリストを中心に軽く解説を書いてみたいと思います。
普段使っているデッキと違う動きのデッキが欲しい！殴るデッキが好きだ！って方にお勧めできるとても安いデッキになっていますのでお時間のある方はぜひ見ていってください。
1.デッキリスト
デジタマデッキ
ベビドモンBT1-002 4枚
メインデッキ
オプションカード
シャドーウィングST1-13 4枚
チクチクバンバンST4-15 3枚
ガイアフォースST1-16 2枚
テイマーカード
タイガBT2-088 4枚
デジモンカード(Lv.3)
モノドラモンBT1-009 4枚
オタマモンBT4-007 3枚
アグモンST1-03 4枚
ピヨモンBT1-012 3枚
ピヨモンBT2-010 4枚
ギルモンBT2-009 1枚
デジモンカード(Lv.4)
ティラノモンBT1-016 4枚
コアドラモンST1-06 2枚
グレイモンBT3-011 4枚
ダークティラノモンBT1-019 4枚
デジモンカード(Lv.5)
メタルティラノモンBT1-024 4枚
2.採用カード
ベビドモンBT1-002
あまり見たことがないって人も多いみたいですね。
自ターン貫通を持つとき、2000パンプのデジタマ。
このカード以外をめくった時に絶望するので5枚目は入れず、このカード４枚のみで確定です。
シャドーウィングST1-13
赤の3000パンプオプション。
後述しますが、3000パンプで明確にとりたいパワーラインのカードが多かったことから採用。
セキュリティ効果の＜セキュリティアタック+1もこのデッキと相性◎
複数枚同時使用も視野に入り、セキュリティから踏ませても莫大なアドバンテージをとるカードなので4枚。
チクチクバンバンST4-15
タイガがある状態で的を作るためのオプション。
上記条件で名称＜ティラノモン＞を含むデジモンに貫通がつくため盤面とセキュリティを同時に詰めることができる。
同じくメイン効果で相手デジモンをレストさせるカードとしてフラウカノンが存在するが、手から発動できるチャンスが増えるこちらを優先しています。
撃ちたいタイミングはめちゃくちゃ多いが、撃てない（2メモリーない、タイガがない）こともあるカードであり、デッキ内のデジモンもこれ以上減らしたくなかったため3枚の採用。
ガイアフォースST1-16
Lv.6が入っていないデッキなのでどうしても相手のLv.7の処理が難しかったため採用。
セキュリティから捲れたときはもちろん、手撃ちでも非常に強力なオプション。
最近の赤ではオメガモン（BT1-084）、Alter-S（BT3-112）など、デジモンで盤面を触れるため採用率が低くなってきているカードではありますが、このデッキのようなあまり上に育てないデッキやウィニービートに近いようなデッキでは足りない盤面処理をこなしてくれるパーツとして重宝します。
1ゲームで使うタイミングが1回あるかどうかくらいなので2枚の採用。
タイガBT2-088
このデッキのコンセプトになるカードなため4枚。
名称＜ティラノモン＞を含むデジモンに貫通を与え、任意で進化コストを１軽減します。
脳死で軽減すると相手に2や3メモリー渡すことになります。常に軽減を使うのではなく、手札と相談してメモリーを大きく返していいターンなのか、使うカードを1枚減らしてでも1メモリーで返すターンなのか考えて効果は使いましょう。
ご利用は計画的に
モノドラモンBT-1-009
2-0-3000のウィニー。
軽い！偉い！それだけ
ピヨモンが他で7枚入っているのでオメガモン（BT1-084）ケアで同じステータスのピヨモン（ST1-02）は入れずにこちらを4枚。
オタマモンBT4-007
2-2-5000とLv.3では破格のサイズを誇るウィニー。
先攻の1ターン目で出したいウィニーの中では1番強いカード。
初動としてカウント出来ないため枠の都合で3枚。
アグモンST1-03
先攻後攻問わず基本的に1ターン目真っ先に進化させたいカード。
減らす理由もないのでフル投入。
ピヨモンBT1-012
環境ではあまり見ないカード。
ブロックされたとき2000のパンプ効果でティラノモン（BT1-016）がタイガなしで6-1-5000のブロッカーを超えられるようになったり、メタルティラノモン（BT1-024）がベビドモン（BT1-002）込みでクレニアムモン（BT3-075）+八神太一（BT2-089）などのラインを超えられるようになったり、相手のブロッカーになったラグナロードモン（BT3-019）で相討ちしかとれない状況を作ったり。
ずっと4枚で使っていたがやや効果がピンポイントでアグモン（ST1-03）の5枚目が欲しくなり、ギルモン（BT2-009）に1枠譲る形で3枚の採用。
ピヨモンBT2-010
優秀な消滅時効果もちのウィニー。
このデッキでは主にチクチクバンバン（ST4-15）を撃つためのメモリー確保のために突っ込むことが多い。
脳死で殴っていいカードではないので常に今1メモリーを増やす必要があるのか考えながら動かしましょう。
次のターンチクチクバンバンを撃ちたいってときは3メモリー返さないのであれば2コストのウィニーより優先して出します。
3メモリー返してしまう状況では相手のLv.6をメタルティラノモン（BT1-024）で食うつもりがLv.7まで出てきてこちらの盤面が逆に崩される、3コストウィニー+αをプレイされて数で押される展開になってしまう可能性があります。
個人的にこのデッキで一番使うのが難しいカードだと思います。
ギルモンBT2-009
アグモン（ST1-03）の5枚目。
一応アグモンと違って3000あるので相手のデジモンに進化元にライズグレイモン（BT4-017）がある状況でもそれだけでは溶けないためウィニーとして展開できるタイミングは若干多い。（誤差）
アグモンが強いデッキではこれも大体強い。
ティラノモンBT1-016
ジャミング持ちかつタイガ（BT2-088）の恩恵も受けられるアタッカー。
タイガがあるとベビドモン（BT1-002）込みで6000、さらにアグモン（ST1-03）が絡むと7000のジャミング貫通。
1コスト進化のアルティメットディノビーモン。
このカードで殴ると相手のブロックや殴り返しを誘えるので後続の貫通を通しやすくなります。
ブロックされて死んじゃうから殴らないではなく、時には相手の盤面をとるための尊い犠牲になることも大事です。
コアドラモンST1-06
主にメタルティラノモン（BT1-024）を相手のLv.6から守る役割。
またAlter-S（BT3-112）をメタルティラノモンに当てられても下がこのカードなら耐えられるので赤、黒対面では下敷きに使うことも。
あまり積極的にプレイするカードではなく、Lv.4のカサ増し的な意味合いもあり2枚。
グレイモンBT3-011
セキュリティから飛び出すLv.4。
このデッキはリソースが細いためセキュリティから1点打点を生み出すのがとても魅力的だったため4枚採用。
赤のLv.4が現在のカードプールでは単体で完結しているカードがほぼ存在しない（進化元効果が優秀なカードは存在するが、上に乗るカードが4枚しかないこのデッキにおいては価値がない）ため、単体で完結したテキストでありながら進化コストも2と他のカードと比較して重いという訳でもないためノイズにもなりにくいと判断しました。
ダークティラノモンBT1-019
先攻1ターン目に最もプレイしたいカード。
タイガ（BT2-088）により6-0-6000貫通とバケモノのようなステータスになり、ベビドモン（BT1-002）込みで8000になるため環境に存在するLv.5を大体全部上から食いながら貫通1点を入れられる。
このデッキで最も強いLv.4なので最大枚数。
メタルティラノモンBT1-024
7-3-10000というこのデッキ以外では絶対に役割がないステータスのカード。
タイガ（BT2-088）があると2コスト進化でベビドモン（BT1-002）込みで12000、アグモン（ST1-03）が絡むと13000と相手のLv.6を食いにいけるサイズになるこのデッキのフィニッシャー。
ゲーム中絶対に1枚、可能であれば複数枚使用したいカードなので最大枚数。
3.採用候補だったカード
ホーンバスターBT1-108
緑の3000パンプオプション。
セキュリティ効果のレストも貫通とかみ合い、非常に強力なオプションだが、タイガ（BT2-088）を引いていないと使えないという点を嫌って不採用。
アグモンBT1-010
タイガ（BT2-088）を引き込むためにこのデッキを組んだ当初は4枚採用していたカード。
単純に3コストも払ってテイマーを持ってくるだけ（しかも確定で持ってこれるわけではない）であり、3コストウィニーをテイマーを探すためだけのためにプレイした後、さらに3コスト支払ってタイガをプレイするという行為がとんでもなく弱かったため不採用。
Lv.3、Lv.4を多めに取り、タイガを引かなくてもウィニービートのような動きを取れる、進化ドローできる機会を増やす構築のほうが結果的にリソース面でも余裕が生まれた。
ジオグレイモンBT4-012
採用カードの項目で前述したとおりLv.4の採用理由は他に6000のステータスを持ったカードがない、単体で完結したテキストのカードがないといった消去法のような採用理由のカードばかりとなっています。
周りの環境がウィニービートに偏っているのであれば、一応このカードも単体で盤面処理が可能なのでギリギリ採用候補にはなります。
ウィニービートなんかほとんどいないよ！みんな上に育てるデッキばっかりだよ！って人は入れなくていいと思います。
ブリッツグレイモンBT3-018
ガイアフォース（ST1-16）と入れ替え候補になるカード。
苦手な大きいブロッカーへの対処が可能になるカード。
素で貫通がついているため、ベビドモン（BT1-002）の恩恵も受けることができる非常にデッキにはマッチしたフィニッシャー。
Lv.6を採用する場合はこのカード一択です。
デッキ内のLv.5が4枚しかなくそもそも進化できるタイミングが少なく、かつデッキコンセプトが相手デジモンが育つ前に貫通で食うというコンセプトであるため、有効に効果が機能するタイミングもそこまで多くはなかったため現在はセキュリティに埋まっていても仕事をするガイアフォースを優先していますが、周りの環境次第では採用を検討するスペックを持っているカードです。
4.プレイ方針
ゲームシステム上、相手がいくつメモリーを渡してくるかによってプレイが全然変わっちゃうゲームなのでさらっとだけ書きます。
先攻1ターン目の動きの優先順攻
1.育成エリアにダークティラノモン（BT1-019）を育てて1返し
2.育成エリアで0コスト進化、前に2コストウィニーを展開して2返し
3.育成エリアでLv.4に進化2返し
4.育成エリアで0コスト進化、タイガ（BT2-088）登場
5.育成エリアで0コスト進化、3コストウィニー登場
このデッキに限ったことではありませんが、先行1ターン目の相手のデッキが何かわからない段階ではまずできるだけ小さくコストを返すことが最優先です。
2メモリー返す場合は可能なら上に育てるのではなく、横に広げてターンを返します。
3メモリー返す場合は相手のデジモンがLv.5で1か2で返ってくるパターンや4テイマーを出されて1返し、最悪の場合は育成エリアにLv.6を作って3メモリーで返ってくるというケースが考えられるため、もうウィニーを並べる展開を作っても育った相手デジモンにぐちゃぐちゃにされる一方的なゲームになってしまうのでこちらの動きを通すためにウィニーよりタイガを優先して出します。
後攻１ターン目
相手のデッキと何メモリーもらっているか次第ではありますが、基本的に手札にタイガがあるなら優先的にプレイします。
また基本的にLv.6がない分こちらのデッキのほうがカードパワーは低く、上まで育てられるときつい展開になりがちなので後攻でも小さくコストを返すことを常に意識します。
全体的な戦い方
こちらのダークティラノモン（BT1-019）がLv.4で9000、メタルティラノモン（BT1-024）がLv.5で13000の火力が出せるため、進化が相手よりも1段階下でも殴り返しながら貫通でセキュリティを詰めていくことができるため、できる限り相手のデジモンが育つ前にチクチクバンバン（ST4-15）を使って処理してテンポアドバンテージをとる。
稼いだターンを使ってウィニーでセキュリティをどんどん詰めていく、相手が後ろで安全にデジモンを育てるならティラノモン（BT1-016）を使ってジャミングで安全にセキュリティを詰めながら、相手のLv.6フィニッシャーに備えて育成エリアにメタルティラノモンを育てるというプレイの方針になります。
またウィニーでの殴り合いになった際は相手は盤面を取ろうとするとそれだけで1ターン使ってしまうが、こちらは盤面を殴り返してもセキュリティが詰まっていくので盤面の数的有利を作りながらセキュリティを詰めていく方針になります。
また、シャドーウィング（ST1-13）、グレイモン（BT3-011）とカウンターで打点が増えるカードを8枚入れているので運しだいにはなりますが、めちゃくちゃ不利な状況でもセキュリティ次第でワンチャンが残り続けるのもこのデッキの特徴になります。
5.シャドーウィングを使った主な打点ライン
・モノドラモン+シャドーウィング
3000+3000
主に5000ブロッカーを超えたいとき
・ティラノモン（グレイモン）+シャドーウィング
4000+3000
主に6000ブロッカーを超えたいとき
・オタマモン+シャドーウィング
5000+3000
相手のLv.5を殴り返しで処理したいとき
・ベビドモン+アグモン+ダークティラノモン+シャドーウィング
2000+1000+6000+3000
11000のLv.6を一方的にとりたいとき
・メタルティラノモン+シャドーウィング
10000+3000
12000のLv.6を一方的にとりたいとき
・ベビドモン+アグモン+メタルティラノモン+シャドーウィング
2000+1000+10000+3000
15000のオメガモン、Alter-Sを一方的にとりたいとき
6.さいごに
このデッキはSRを1枚も使わずお店のストレージを漁って、赤のスターター1個を買えばほぼ全てのカードが揃いますので、初心者にお勧めできるデッキになっています。
多分2000円もあれば組めると思うので少しでも興味を持っていただけた方はぜひ組んで回してみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは～
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？