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英語の学び直し 「黃リー教」

はじめに

学生時代、一番苦手で、嫌いな科目は英語でした。
しかしエンジニアとして働きだすと、英語のドキュメントを読む機会が増えてきました。機械翻訳に任せてもいいのですが、できるなら自力でも英語を理解できるようになりたいと思い、英語を勉強しなおすことにしました。

黃リー教

色々な教材に手を出してみましたが、個人的に一番しっくりきた参考書があったので紹介します。

『基本文法でから学ぶ 英語リーディング教本』という本です。
通称「黃リー教」です。

アルファベットが分かれば英語が読めるようになるという宣伝文句が気になりました。正直、かなり半信半疑でした。SNSなどを見る限り評判が良さそうだったので、だまされたと思って取り組んでみました。

取り組んでみた効果

「黃リー教」を一言で言えば、英文の「品詞と働きと活用の相互関係」を見抜ける力を習得する本でした。
習得するのは大変でしたが、徐々に英文の読み方が変わっていく実感がありました。

それまでの私の英文の読み方は、知っている単語を日本語に置き換え、それを経験と勘で並び替え、何となく日本語として読めればOKという、とても雑な読み方でした。
そのため、getやhaveといった意味が複数ある単語ほど苦手でした。

品詞、働き、活用の相互関係を理解できれば、意味が複数ある単語の場合でも、どの意味で使われているのか絞り込まれていくのが分かります。
ランダムで手当たり次第並べ替えていたのが、2,3通りのパターンに絞り込まれている感じになりました。

英語が苦手だった学生時代、特に腑に落ちなかったのは「省略」です。
解説を読んだり、説明を聞けば分かるものの、一人で英文を読むときには何が省略されているか全く気づけるようにはなりませんでした。
黄リー教を読むにつれて、省略されている部分を自分で気づくことができるようになってきました。

また、リーディングだけでなくリスニングにも効果を感じました。
黃リー教に取り組む前に比べて、次にどの品詞が来るのか予測がしやすくなり、結果的に聞き取りやすくなりました。

おわりに

黃リー教は英語を学び直すときは、最初の方に取り組むのがいいと思いました。(発音やフォニックスは黃リー教の前にやってもいいかもしれないですが。)

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