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2023年の主な:Listen(Apple Music Replay '23)

去年の:

今年の:

上位50曲ぶん Youtube のプレイリストを作成しました:


Replay'23

トップアーティスト

2023年3月にウェイン・ショーターが亡くなったので偲んでいろいろ聞いていいたかも。

トップソング

なーるほど。詳細はあとで。

トップアルバム

結束バンドとて、通しでは1,2回しか聞いてないので、時間を置いて個別曲を再生したらアルバムにカウントされるのかな?これは謎。

トップジャンル

なっとく。「プログレ」も入っていいと思ったけど「ロック」に吸収されてる説が濃厚か。ジャズとコンテンポラリー・ジャズは別れているのに?

プレイリストとステーション

この1年間は、ご覧の通り毎週自動生成される「ミックス」やお好みの「ステーション」を流すのが中心の生活。アルバムとかミュージシャンとか個別の楽曲とかほとんど意識からなくなって、レコメンされる音楽をウメェウメェと喰ってる。助かる。能動的に聴くのは「ジャズ」ジャンルの新譜くらい。

Replay '23 プレイリスト

ラインナップされた曲について上から順に飽きるまでコメントするぞ!!!!普段、散歩中や移動中の徒歩で曲を聞きながら、脳内の聞き手にこんな感じでくっちゃべってますよ!!!

上位50曲Youtubeプレイリスト:

先にも述べたように、能動的に個別のミュージシャンや楽曲を選ぶ頻度が激減しています。例外の一つがヘッドフォンなど再生デバイスを聴き比べるシチュエーション。そのリファレンス用プレイリスト「BB_Ref」から多くの曲がランクインしてるは当然の成り行き……!!


1位~10位

ヒロメネス / Mashumairesh!!


リファレンスプレイリストより。ここ数年「ごぎゃごちゃしたアニソンのリファレンス曲」不動の地位を守ってきた「ヒロメネス」が不動のトップだ。

キミノタメボクノタメ / Aqours

リファレンスプレイリストより。「ごぎゃごちゃしたアニソンのリファレンス曲」不動の地位を今年奪ったのが「キミノタメボクノタメ」だ。来年は本曲が1位になるはず。

イントロ~Aメロのズンズンズンと鳴る快楽あふれる3発のアタックは低音のテストにぴったり。サビはしっかりごちゃごちゃきんきんしてるので再生デバイスの解像度や高音の耳障りさが試される。最後はシンガロングパートつきのてんこ盛り。

Freedom Jazz Dance / Miroslav Vitous

リファレンスプレイリストより。ジャズベーシストでいっとー好きなのが Miroslav Vitous なので、カレオがごりごりぶりぶりごきげんにプレイしている本曲はずっと愛聴。

星座になれたら / 結束バンド

本曲のギターソロは1フレーズ1フレーズから構成まで芸術的な美しさで、生成プレイリストで本曲が選ばれたときはギターソロだけ何度も巻き戻して聞いていた。バッ、バッと美味しく刻むオープンハイハットのアクセントも心地よい。

アニソンギターソロといえば『Asparagus』が護っていたギリギリ最強の座を奪ったかも。和ポップ・ロックのギターソロは4章節やそこらの極めて短い尺の中に物語を詰め込む俳句みたいな美があって独自の文化を形成してる。

Giant Steps / John Coltrane

リファレンスプレイリストより。左右にきっぱりパートが振られてるので、片耳に注力してその楽器の鳴りをリファレンスできる。主に右耳。もともとややぼやけてるベースを過不足なく鳴らしてくれるか、シンバルの細かいアタックや減衰は低音にマスクされずに鳴らしてくれるか。とか。また、再生デバイスによって、音が耳元でなってる感じ、頭の中で鳴ってる感じ、頭の中だけどちょっと前目なかんじとか個性が出るのも面白い。

忘れてやらない / 結束バンド

ギターソロが神がかっていた『星座になれたら』にたいして、こちらはメロディラインが天才の所業。我が脳内のシンガーソングライター陣営全員の憧憬の念を嫉妬の情を集めた。

アニメでライブ映像では喜多ちゃんさんのパフォーマンスも天才的。

6:00 / Dream Theater

リファレンスプレイリストより。わたくしはジョーダン・ルーデス加入後の Dream Theater を(あまり)認めない過激派なので初期の名曲にすがりがち。本曲はメタルにしてはカラっとしたミックスになってて、カラっとしたなりにちゃんと迫力が出せるか再生デバイスの実力が試されてよい。

Contrast - Eric Harland

リファレンスプレイリストより。ドラマーの細やかなフレーズを細部までクッキリ鳴らしてくれるか再生デバイスが試される曲。ヘッドフォンによっては細かいスネアのノートがペシッ、ペッと小気味よく鳴らず、ペシャン、ペシャンとキレに欠くことがある。1:52あたりのベースのブィーンとした鳴りの表現力も注目ポイント。

So What / Miles Davis

リファレンスプレイリストより。不動の1曲め。イントロ、テーマからマイルスのソロ本編に入った瞬間、デッデドゥンドゥンドゥンと下降するベースを官能的に表現してくれるか再生デバイスの腕の見せどころ。リファレンス聞きしてるときはコルトレーン~キャノンボールのターンは飛ばしがち。

僕らのフロンティア / Wake Up, Girls!

リファレンスプレイリストより。1コーラス目、サビ前のちょっとしたBメロが2コーラス目では省略されてて、Dメロのあとに再登場する不思議な構成の曲。なにげに発明級のアイデアなのでは。ぜひパクりたい。

ヴィーの者の配信の歌枠にて本曲を期待して「WUGから何か」とリクエストしたらけっこうマイナーな曲が選ばれたの2023年のちいさな事件簿。

11位~20位


Mischief / mark guiliana

能動的に選曲した覚えはないけど耳覚えはあるので生成プレイリストに選ばれがちだったと思われる。際立ったここすきじゃないけど流れ始めたらスキップする理由もないので。

放て!どどどーん! / クリティクリスタ

リファレンスプレイリストより。初期?Show by ROCK 楽曲群で白眉の名曲。「どん もひとつ どどん もひとつ どどどん」と「ど」の数が増えても小節の長さを維持して詰め込む固定拍子パターンの曲。

小節を動的にふくらませる変拍子パティーンの曲では、X-legged sally の『eddies』『dum dum』が挙げられる。

前半『eddies』では「どん、テレレレ」「どんどん、テレレレ」「どんどんどん、テレレレ」と冒頭が伸びて、後半『dum dum』では、「テレレレレ」「テレレレレ、レ」「テレレレレ、レ、レ」と末尾が伸びる。最高かよ!

soft machine の『Tale of Taliesin』の後半(1:53~)はゆったりしてるので伸びてる様子がわかりやすい。5→6→7拍子と伸びてる。

My Favorite Things / James Francies

リファレンスプレイリストより。毎年何十と新カバーがリリースされる『My Favorite Things』の中でも、2022年最優秀な My Favorite Things。お安い中華イヤホンで本曲を聞いたとき、ベースの低音がぶおんぶおんリバーブを効かせたような霞がかかったように聞こえて、これが安物のダメなところか……!!と認識し、以来リファレンス曲として積極的に使ってる。

our essential nature / mark guiliana

先程の『Mischief』と同様。

ENERGY / earthmind

直球パワー系アニソン。同世代(の活躍が目立ってたイメージ)の fhána や nano.RIPE が名曲佳曲ずらりでいろいろ選ばれて曲単位の再生数が低いのにたいして、 earthmind といえばコレって印象がめっちゃ強くてランクインしたのかしら。

愛してるばんざーい! / μ's

バッハの時代より伝わる「いい曲」のモチーフのひとつ、ド↑ーソ↓ド↑レー↑(Ⅰ→Ⅴ)型メロディの代表曲。手拍子しながら聞き、シンガロングパート最終盤の「ンデ デ デン」のキメでキマる名曲。

走れ! / ももいろクローバー

「エイヤでテンション上げたいときはコレ」曲集のひとつ。ワイヤレスで聴いて踊るといい。

あのバンド / 結束バンド

3曲目のランクイン。ごりごりインプロビゼーションから本曲に流れ込む仮想のライブセットリストをよく脳内で作ってる。イントロの前に無限の想像力が広がる珍しいタイプの曲。

(『The Talking Drum』~『Larks' Tongues in Aspic Part2』の流れが原体験だろうか。適切な音源がYoutubeにはなかったので略)

Paradigm Shift / Liquid Tension Experiment

わたくしはジョーダン・ルーデス加入後の Dream Theater を(あまり)認めない過激派なので、加入のきっかけになった Liquid Tension Experiment 企画は呪いではありますが!しかし本曲にはメタルの推進力とジョーダンのキモキレいな明るさがよくマッチしてて最高。粘りっ恋 Tony Levin のベースもイカしみが深い。

Shake Loose / Donny McCaslin

マーク・ジュリアナと同じくこれは生成プレイリストにしょっちゅう選曲されて耳に残ってる。本アルバムをデヴィッド・ボウイの遺作『★(Blackstar)』とあわせてよく聴いた記憶が Apple Music に残留思念のように……。

21位~30位

Hazard Profile, Pt. 1 / Soft Machine

リファレンスプレイリストより。曲も演奏もミックスも淡白なので、これをいい感じに鳴らしてくれる再生デバイスは優秀って観点で参照しがち。

This / Chick Corea

チック・コリアといえば【Now He Sings, Now He Sobs】('68)が比類なき名作って点では異論はないけれど、次回作【IS】('69)がめっちゃ好きなんじゃよね!ガシガシパワー系フリージャズで攻められるの快感!

Asta / André Ceccarelli

生成プレイリストに選ばれがちで選ばれるたびに「エーヤン」って耳を奪われる曲。保守系コンテンポラリー・ジャズのいいところがつまってる。

No Truce with the Furies / Bill Bruford's Earthworks

リファレンスプレイリストより。メインリフがなぜか好きすぎて気を抜くと脳内で再生されがちな一曲。

Hesitation / Nasheet Waits Equality

生成プレイリスト系。あまり記憶にない……。

満開スケジュール / 麻倉もも

移動中の生成プレイリストに本曲が選ばれるたびに「ここすきポイント」を脳内の聞き手に語って聞かせてた。詳しくは脳内の聞き手にきいてみてください。ここすき!

Black Phonemics / Steve Coleman and Five Elements


スティーブ・コールマンなど「M-Base」系音楽は定期的に接種しないと命が危ない。ので能動的に検索して聴いてる。

手紙 / 暁切歌

シンフォギア系列での楽曲ではダントツで雪音クリス推しなので、再生回数がバラけて時点の暁切歌がランクインしたカンジダ。2023年にいちど「シンフォギアのキャラソン全部聞き直す」ブームが来てた。

ハッピークレセント / 中川かのん starring 東山奈央


中川かのんの楽曲は東山奈央さんの原点にしてナントカみたいなところありますね!

Yellow Guy / Pink Eye / Sleeping People

マスロック界隈は近年廃れちゃったのかしら。「M-Base」と同様にこちらも不定期に接種しないと健康が危ない。

31位~40位

twoface / Aimer

Aimer といえばもっとポッピュラーな名曲佳曲ずらりですが、ゴリゴリブリブリなイントロに魅せられて生成プレイリストに採用されがちなのが本曲なご様子。

ドリームパレード / i☆Ris

茜屋日海夏さんおしです!

All White (Live 1972) / Soft Machine

Soft Machine のちょくちょく発掘リリースされるライブ盤はまめに聴きがち。充実度が高いのは3, 4アルバム頃だけど、この5アルバム時の聴きやすさも「良き」がありますね!

Ara Resurrected / TigranHamasyan

TikTok でDTM初学者と思われる人が変拍子にはまってコンパクトな曲を投稿しているのを見て、いいぞいいぞもっとやれついでにティグラン・ハマシアンの曲分析(した楽譜を見るのでも)したらめっちゃ世界が広がるぞ……!と老婆心の芽生えを感じている。

Fall / Derrick Hodge

『My Favorite Things』ほどじゃないけど毎年たくさんカバー音源がリリースされる『Fall』の何年か前の最優秀Fall賞。さきほどの André Ceccarelli が保守派ならば、こちらは進歩派の代表だ。

Dark Side of the Moog / Colosseum II

Colosseum学派の中でも異色のプログレに振り切った名曲。しゅき。

That Ain't Betty / Miki Yamanaka Quartet

「日本人女性ジャズピアニスト」は一大ジャンル感ある。ポリコレクションなご時世にはもうクチに出して言えなくなりましたが。政治的に正しい世界では性別は8億通りあんねん二分するやつは全員粛清とアンミ力様もお怒りです。ヘッドフォンが audio-technica なの素敵ですね!SONYは成敗!ランクインしてないけれど大西順子さんの過去作も今年はよく聴いていました。

約束のアステリズム / 水瀬いのり

水瀬いのりさんでは「Wonder Caravan!」や「Catch the Rainbow!」や「TRUST IN ETERNITY」が生成プレイリストに選ばれてる印象だったのでちょっと以外。去年だったのかな。

Asparagus / ミイ(C.V.内田真礼)

『星座になれたら』で言及した『Asparagus』がランクインしてた。それはそう。『星座になれたら』を聴いたら自動的に『Asparagus』も聴きたくなるから。

Onomatopoeia / Spock's Beard

Spock's Beard や The Smashing Pumpkins などのグランジ界隈?は今年はあまり聞かなかった印象。スマパン新作【Atum】発表したけれどあんまりピンとこなかったし。Spock's Beardはプログレ界隈なのか?

41位~50位

ユキトキ / やなぎなぎ

Youtube Musicで無限再生をONにしてると紆余曲折ししても最後は「ユキトキ」(と「君の知らない物語」)に収束していくでおなじみの名曲「ユキトキ」。Aメロの1と2コーラス目の変化が秀逸すぎてずるい。

ノイズ / in NO hurry to shout;

CV早見沙織さんのキャラソンでは異色の部類に入る名曲。エモコア界隈?の衝動がエモさとヴァイオレンスへの昇華を求めていた時代オブ憧憬の眩しさを感じる。

Simonero / Avishai Cohen

TikTok でDTM初学者と思われる人が変拍子にはまってコンパクトな曲を投稿しているのを見て、いいぞいいぞもっとやれついでにアビシャイ・コーエン(ベーシスト)の曲分析したらめっちゃ世界が広がるぞ……!と老婆心の芽生えを感じている。そして同姓同名のアビシャイ・コーエン(トランペット奏者)を間違って聴いてクエスチョンを浮かばせる姿が目に浮かぶ。

Study No.1 / John Escreet

コンテンポラリーなフリージャズ。何を言っているのか分からないが、構築性と破壊性のほどよいバランスが美味しいってニュアンス。

ひみつ基地 / 結束バンド

ランクイン4曲目。『忘れてやらない』の変奏曲みがある。

はじまりのセツナ / 蠟梅学園中等部1年3組

ダイレクトストレート系イイキョク。4x台系アイドルソングに似た切なさをアニソンの刹那感で加速した名曲。今年も不定期ブームメント的にアイドル系楽曲を浅く広く漁っていて、最終的に生成プレイリストに選ばれたのはこれでした。

o (__*) / 長谷川白紙

今後もさまざまな活動がとてもたのしみな長谷川白紙さん、「o (__*)」はしばらくマスターピースの座を守護りそう。間奏の異様さは至高。この間奏ベースに15分のインスト大作を作ってほしい。

Cognitive Contortions / ANIMALS AS LEADERS

長谷川白紙さんと ANIMALS AS LEADERS が立て続けに並ぶ「説得力」を感じた。

I Am One / Smashing Pumpkins

新譜がピンと来なかったので腹いせに旧譜を聴いていた名残のランクインか。わたくしはジョーダン・ルーデス加入後の Dream Theater を(あまり)認めない過激派なので、加入直前のアルバムから『Just Let Me Breathe』を『I Am One』の一種の派生バージョンとしてイチオシしたい。

Zazen Boys /  Weekend

『RIFF MAN』とか『HIMITSU GIRL'S TOP SECRET』とか『USODARAKE』とか聴きたい曲はいっぱいあるのになぜ生成プレイリストは『Weekend』を選びがちなのか永遠の謎。



この調子で飽きずに無限に続けられてキリがないのでキリがいい50位までで打ち止めにします。

その他

脳内ではかくもペラペラと架空の聞き手にくっちゃべっているものの、Twitter(2023年はTwitter期と𝕏期が混在するのでTwitterで統一します)などにはめんどくさいのでほとんど書かないの、来年はちょっと改善した……しなさそう。たまにポロッと呟いた曲はイカのとおり。

…とご紹介しようと思ったら2023年は1曲しかつぶやいてませんでした!!!!!しかも無言で!!!!!ものぐさすぎ!!!

ソンジャーネ!!

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