16歳。企画がカタチになった初めての経験。
高校3年の時、中学生向け広報紙のデザイン全般の企画をしたいと名乗り出た。
それは、自分が通う高校を紹介する広報紙で、高校としても新たな取り組みであった。
特に力を入れたのは、表紙だ。
・どんな風景(絵・画)にしたいのか?
・どんな言葉で何を伝えたいのか?
・表紙モデルはどんな人を、誰を、採用するか?
頭の中でさまざまな空想が膨らんだ。
そしてある日突然、キャッチコピーがピーンと頭をよぎった。
『未来への扉をひらく』
未来を「ひらく」、そして未来への扉を「ひらく」ことを表現したいと思い、
『未来への扉を拓く』
とした。
表紙モデルには、全校生徒を牽引する生徒会長にお願いし、実際に扉を両手で開けている風景を採用。
そしてその扉の先にはとにかく眩しい光を当ててください、とお願いした。
実際に出来上がった広報紙を見たときの感動は今も忘れられない。
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