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1840年 フランクフルト 都市景観 2ターラー (1840 Frankfurt am Main City View 2 Taler Silver)
そこそこ見かける都市景観銀貨だと思います。雄大なマイン川に帆船やカヌーが浮かんでおり、フランクフルトの街並み、橋の向こう側には朝日(夕日?)が輝いており、フィールドを空に見立てている秀逸なデザインだなと思います。川が凪いでいる表現も良いなと思います。海みたいですな。
コインが摩耗してくると、建物がのっぺりしてきますし、太陽の輝きの表現が半減し、空であるフィールドもキズが付きやすい印象があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1656108946937-chHdC9Fs3N.jpg?width=800)
この個体はわりとラスターも残っています。動画ではフィールドのヘアラインが目立ちますが、目視ではここまでのヘアラインは感じないんですよね。かといって↑の画像は良く見えすぎです…。
個人的に都市景観での好みポイントである、ちょこまかしているヒトも表現されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1656240403700-6Y2bw5VJD6.jpg?width=800)
年号面は、通貨単位が彫られています。
プロイセンのターラーとバイエルンのグルデンが混在してますな。
![](https://assets.st-note.com/img/1656244454548-xnA1vlrskE.jpg?width=800)
エッジは、"CONVENTION VOM + 30 JULY + 1838 +"と陰刻されています。
デザイナーは、Christian Zollmann。景観面に"ZOLLMANN"と彫られています。お決まり?の豊穣の角とカドゥケウスもデザインされてますな。
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