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1840年 フランクフルト 都市景観 2ターラー (1840 Frankfurt am Main City View 2 Taler Silver)

そこそこ見かける都市景観銀貨だと思います。雄大なマイン川に帆船やカヌーが浮かんでおり、フランクフルトの街並み、橋の向こう側には朝日(夕日?)が輝いており、フィールドを空に見立てている秀逸なデザインだなと思います。川が凪いでいる表現も良いなと思います。海みたいですな。

コインが摩耗してくると、建物がのっぺりしてきますし、太陽の輝きの表現が半減し、空であるフィールドもキズが付きやすい印象があります。

この個体はわりとラスターも残っています。動画ではフィールドのヘアラインが目立ちますが、目視ではここまでのヘアラインは感じないんですよね。かといって↑の画像は良く見えすぎです…。

個人的に都市景観での好みポイントである、ちょこまかしているヒトも表現されています。

年号面は、通貨単位が彫られています。
プロイセンのターラーとバイエルンのグルデンが混在してますな。

エッジは、"CONVENTION VOM + 30 JULY + 1838 +"と陰刻されています。
デザイナーは、Christian Zollmann。景観面に"ZOLLMANN"と彫られています。お決まり?の豊穣の角とカドゥケウスもデザインされてますな。

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