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第31回 TOKYOコレクションフェア2022開催中〜明日まで (2022/9)

先週の名古屋コインショーに続いて今週は東京開催の催事へ夕方前に行ってきました。今日は天気も良かったこともあるのか、まあまあの集客具合を感じました。いつも通り検温、消毒、名前/連絡先を書いて入場です。

今日の目的は旭日10銭のロール出しと、フリップケース調達、所持している旧円銀の無輪が細光で合っているかどうかの確認でした。

先週の催事で、あるショップが旭日10銭のロール出しを在庫していると仰っていたので、今週持ってきていただいたんですよね。旭日は好みではないのですが、完未なら選んでみたいなと思ったのです。今日は催事2日目でしたが残っていたので(キープしていただいたのかな?)10枚ほど選びました。
高鑑定が獲れないと利益は出ませんが、グレーディングに出す予定です。数字の差がどんな感じで付くのかを見てみたいというのもあります。

移動してフリップケースを扱っているショップへ。200枚調達。クラウンサイズ。グレーディング用と販売用とで使用する予定です。クラウンサイズだと、円銀や5マルクなど入るには入りますがキツキツなので、クラウン大の2.5インチのフリップケースも先日PCGSより購入しました。これで当分はこと足りそうです

細光無輪だと思っている個体は、家を出る前にゆうさんの呟きで近代銀貨研究会会長が催事に参加されていると拝見したので、ショップで訊いて分からなければひょっとして見てもらえるかも?!と思ったんですよね。会場へ着くのが夕方前と遅くなる予定なので、もうおられないかもなーといったところでした。

最初はショップで訊いてみたのですが、そもそもそこまで意識されていないとのこと。以前に別のショップさんへこの個体を持ち込んだときも全然分からないと仰っていました。
別の機会で銀貨研究会の方が、古銭屋さんで手変りを把握されているところは少ないと仰っていたので、計らずも実感しているところです。

引き続き会場内を見回っていると、お見かけしました!見付けた〜(心の声w)
見ていただいたところ秒!で細光無輪だねと。やったー!(心の声w)
専門の方が見るとこんなにも早く分かるんですねぇ。お連れの方も研究会の方なのかな?すぐに細光無輪だねと仰っていました。

研究会の冊子は何度も見直していたのですが、自分の中ではイマイチ確信が持てなかったというハナシをさせていただいたら、見分けるポイントを教えていただけました。

まずは6時方向の光線が細いか、次に11時の光線が狭くなっていっているか、とのことです。
収集図鑑によれば、「最下部の光線先端が細い!」とあります。
オークション等でアップされているノーマル無輪や細光無輪の画像を比べていてもこの細いというのがイマイチよく分からなかったのですが、ノーマルは光線の太さが右の玉列まで届いているけれど、細光は玉と玉の間までしか太さがない、とお聞きして合点がいきました。
光線って段になっているじゃないですか。これに惑わされていたんですねぇ。(自分比)

次に11時方向の光線は図鑑によれば、「11時方向の光線先端が細い!」とあります。これも色々と画像を探して見ていたのですが、この"細い"のニュアンスがいまいち分かりませんでした。"狭くなっていく"との説明をお聞きして合点がいきました!ノーマルは"平行"で太いといったニュアンスです。
ただ、この個体はちょっと分かりにくいねと仰っていました。

その個体がコレです↓
11時方向は、この画像だと平行に見えますが、実物は緩やかに狭くなっていってます。
また11時方向の光線は、細光の場合は段になっていないんではないかなと、他の調べた画像を見て思いました。逆に段になっていなければ細光かも…。

途中で、無輪が置いてあるショップへ案内いただいて、比べて説明いただいたり、収集図鑑を置いてあるショップへ案内いただいて、該当ページを見ながら説明いただいたりで、至れり尽くせりでした!
いやぁ、私も見習わないとなぁ。自分がコイン初心者の方へ説明するときにここまで丁寧ではないなと気付かされました…。
これでこの細光無輪はストーリーが付いたので、思い出深いコレクションとなりそうです。

そういえば、1661年オーストリア5ダカットを見かけました。AU55で良い雰囲気やったな。数字が付いていない10Dも横に鎮座してましたが、どっちかといえば5Dを選ぶかな…。
なんだかんだ言いつつ催事はオモローですなぁ。


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