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コイン修復サービスの実際 (その4) PCGS Restoration

以前、金貨をレストレーションに出したことがありましたが、今回は銀貨を出したときのおハナシです。

軽微な曇りが見られるコレをレストレーションにかけました。

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結果、ピカピカに!

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ウラ面も曇りやスポットが見られましたが、

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結果、除去できました!

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裸コインの状態でPCGSに送りましたので、レストレーションをかけることによってグレードがどれだけアップするか、というのは分かりませんが、このコインに関しては結果 69 が付いています。

最初の状態でおそらく 69 は付かないとは思いますが、この程度の曇りならピカピカになるので、レストレーションはアリだなと思いました。
レストレーション費用:4,900円ナリ。

モダンコインに関しては、金貨も銀貨もレストレーションはアリだと思います。ヒストリックなコインや、モダンも含めてトーンが付いているコインは、そのままにしておくほうが無難かなと思います。雰囲気が変わってしまうんですよね。味を失ってしまったコインを見かけたことがあります。

今回のようなコインは雰囲気ではなく"汚れ"ですので、"味"か"汚れ"でレストレーションサービスを利用するかどうかの判断はアリだと思いました。

どの程度の汚れまで除去できるのか、限界を探ってみたいですね…。


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