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20170211/在ることに還ること

「ひとつ」だった時、完全な調和と完全な愛で在ったこと。

完全な調和と完全な愛で在るということは、
それが一体どういうことなのかはきっとわからなく、
調和であるという感覚や言葉、
愛であるという感覚や言葉も、
もちろんない。

だから、「ひとつ」は、それを知りたくなった。

その第一歩として、
個であるという感覚を知るために
大きな全体から分離して、
さらに自らをふたつや、いくつか、に分けて。

愛であるという感覚を知るために。

分かれたお互いは、どこまでいっても自分だから、
違う「人間」の中に入って、
違う魂なのだということをあえて強調して。

そうでないと愛であったことなんて思い出せないから。

人間。
たくさんのパラレル、たくさんのタイムラインで
争って傷つけあって怒って悲しんできて、
みな別れ別れのまましんでゆく、

その目的は、本当は魂には傷なんかつかないけれど、
傷を負ったようにお互いが感じることだったから。

だけど、もうじゅうぶんその目的は果たされてる。
だから今、いるこの場所での目的は、

傷を負うこと、
悲しく別れたまま死んでゆくことではなくて、
調和で在ること、愛で在ることに、もう、還ること。


一番最初に定めた、「知りたい」は、
一番最後にやっと、知れることになっているんだ.

宇宙の仕組み
とてつもなく、壮大で緻密で
言葉の出ない気持ちになる。

「宇宙には最初から愛しかないんだよ」
子どもの頃に聞いた、あの声の言っていたこと、
金色と水色の合わさったこの世界で、
やっとわかり始めている気がします。


長い長い旅だったね。

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