20160530/Invitation to Luxury Adventure

"Invitation to Luxury Adventure"
というインヴィテーションが。
先日、大すきなGlobe Trotterから届いておりました。

それを見て、ふわっと思い出した。
ああそうだ、わたしは冒険の旅が大すき。
だけど今生ではもう、ヒッピーみたいじゃなくて、
ラグジュアリーな冒険がしたいんだ、
かっこいいトランクを持って、素敵なホテルに泊まって。

バックパックを背負ってひたすら歩いたり、
雑魚寝の宿に泊まったりはしなくても、
どんな急流下りだってするし、
でこぼこ道を猛スピードで走り抜けることもする。

ずっとそうしてきたんだ、
そして、それが一番心ときめくことだったんだ、って思いました。

私にとって、「本当にいいもの」とは、
その物を手に取ったとき、心や、魂が感じられるもの。

それはもちろん、魂のすべてをこめて、
丁寧な手仕事をしている作家さんたちが作るもの。

それから、古くからずっとあるもの、
高級品とされてきたもの。

そういった素晴らしいプロダクトを生み出し続けている、
歴史のあるブランド、メーカー。

その「プライド」は、圧倒的な歴史に裏打ちされている。
隅から隅まですべてに、魂がこもっていて、製品はもちろん、
Thank you cardにも、店員さんのさりげない言葉にも、
圧倒的な世界観が構築されていて、
はー、かっこいいなあ。といつもためいきが出る。

そして、そういう、よいもの、を持つならば、
質がよいものならばよいほど、お飾りとしてではなく、

本当に自分の体で使いながら、
共に生きている感じ、がすごく好き。
というか、それ以外はしたくない。

使い倒す感じが、いちばんしっくりくる。
というか、使い倒さねばまったくかっこよくない。

たとえば、
「高級な美しいトランクをピカピカのまま、
傷がつかないように気をつけながら使う」
そうゆうのは、個人的にまったくわからなくて。
わたしとしては、「高級なものが、ものすごく使い込まれている」
のって、最高にかっこいいことだから。

そして、わたしの理想は、質のよい品物を本当に、
びっくりするくらいほんの少しだけもつこと。
ずっと旅の途中みたいに。

バッグも靴も5つ以内とか、
ワードローブも、何となにを組み合わせても素敵な
ほんの少しとか、
いつかそこにゆきたいな。

Ritz Carltonと、アメリカの古いぼろぼろのモーテル、
両方が心からすき。

値段とか関係なく、わたしの中で、
そのかっこよさはどちらも変わらない価値。

大すきなかっこいいホテルに泊まれなくて、
半端な妙なホテルに泊まるのなら、
砂浜にテントを張ってキャンプする方がいい。

その感覚で、人生を一生生きてゆきたいです。