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20161213/大すきな夢

10年以上前にみた、大すきな夢があるのだけれど。

冬の夕方、私はどこか、
シアトルの方だとか、カナダだとかの、
寒い外国の小さな街にいて。

ニットの帽子をかぶって、長い髪をしていて、
あったかいコートを着ていて、クリスマスが間近。

手には、ワインのボトルや、
おいしそうなものが色々少しずつ入った紙袋を下げている。

そこには一緒にいないのだけれど、
大すきなひとが遠い故郷の国にいて。

今はひとりだけれど、何だかものすごく幸せ。

不安もさびしさもなく、
ただただ、胸の中が暖かくて。

街がきれいで、つめたい風と、空が澄んでいて、
周りの人たちはみんな嬉しそうで、
そのしあわせが周りの空気に漂っているようで、
幸福なきもちで目覚めました。


忘れられない大すきな夢。
でもね、今年、ひとりで冬の街を歩いていると、
その夢の中で感じた気持ちがそのまま感じられるのです。

何もないけれど、胸の中には全部ある。
いつか帰りたい場所があって、大切に思うひともいて。

そして、家に帰ればねこたちもぬくぬくとしていて、
作りたいもの、あらわしたい世界があって、
友達も、家族も、仲間も、お客さまもいてくれて。

そして、目に見えない、
たくさんたくさんの存在に見守られている、
本当の安心感。


ああ、もう本当にあそこに来られたんだ、って、
何だかすごく幸せ。

自分のこころを、ただただ澄ませて、
本当のきもちはどこにある?
魂の声はなんて言ってる?


それだけを、ひたすら見つめて聞いてきて、
恐い方へこわい方へ、ただダイブを続けてきたこの5,6年。

ひいては多分、あの夢からの10年ほど。

たぶん、今年ようやく。
ずっと探していた場所をこころの中に見つけました。

消えない炎と、枯れない湧き水が一緒にある場所に感じます。
あの場所がこころの中にあれば、
いつまでだって、どこまでだって、飛んでゆける。


誰もが、少しでも早く、
それぞれのあの場所を見つけられますように。

その場所が、
いつでも胸の中にあったことに気づけますように。


安心の中で、愛の中で、光の中で、
本当の魂で生きることを、選択できますように。

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