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9/30 【随筆と私小説のあいだ】

この記事は昨年からはじめた定期購読マガジンに書いたものです。
この度7/12付けで定期購読マガジンはお休みするので公開することにしました。 内容は一部改訂してありますが、できるだけ当時の空気感を残しています。

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先日とある地域紙の取材を受けました。
地域紙ではあるが、結構な広範囲の地域に配布されているものです。
作品作りや制作裏話のようなもの、人物風土紀的なものも書いてあります。

さて、私が定期購読マガジンを発行しようと思ったのはそういうことを想定していたからだ。
こういう創作活動をしていくと、いつかはインタビューなど公共のメディアに取り上げられる可能性がある。
つまり、今までは自分の人格というあやふやなものがメディアを通して社会的人格として表出してくる訳だ。

もちろん今までも「これを書くことによって、意図しない人へ攻撃的な内容になっていないか」や「誰かが傷つく可能性はないか」などいろんな配慮をしての発信をしていたが、メディアに掲載される経験が増えることによって、さらに慎重になってくるのは至極当然であろう。

だから私はこの限られた層(恐らく私に対して肯定的な感情を持ってくれる読者)に向けて、話すことをしたかったんだと思う。
私の場合、母親もしているので、子育て論には答えも正解もないのに、
横槍が入ってくるという経験をたくさんしてきた。

つまり、子育てしながら自分のしたい事をするのは悪い母親。
という前時代的な発想のレッテルを貼られ、攻撃されることが多々あった。
そういう人にまで配慮しながらの発信はもう不可能になってしまった。

そういうことで、かなり深い内容で、時にはコメントなどで色んなやり取りをこの定期購読マガジンでしたいと考えている。

よろしくお願いいたします。



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