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僕らのシグナル

Nintendo Switchに「ときめきメモリアルGirl's Side」の一作目から三作目までが移植されるらしい。一作目が発売された時に丁度高校一年生だったので、私は姫条まどかと同い年だ。地獄先生ぬ~べ~の鵺野先生を演じたのを聞いて以来ずっと置鮎様のファンなので何度もプレイしたものだ。

ゲームのシステムをご存知ない方のために説明すると、学校生活を送りながら勉強や運動神経、流行や美術のステータスを上げて狙った男の子に告白されるのを待つというゲームだ。攻略対象の男の子だけではなくライバルの女友達も出てきて、仲良くし過ぎると攻略対象の男の子を取られてしまったりする。でもどの子もみんな可愛いのだ。勉強のステータスを上げると出てくる有沢志穂さんが好きだった。

男の子達との恋愛エンドだけではなく友情エンドもある。尚それぞれのキャラクターのエンディングを迎えるとボーナスコンテンツとしてそれぞれのキャラクターを演じた声優さんがお疲れ様トークをしてくれるのだ。最後にはそれぞれのキャラクターとしてきゅんとするような台詞を言ってくれる。しかし。

運動ステータスを上げると出てくる紺野珠美ちゃんという女の子がいる。彼女はバスケ部のマネージャーで、運動ステータスが攻略の鍵になるバスケ部の鈴鹿和馬に片想いしている。余談だがこの鈴鹿和馬と二作目の運動ステータス担当の「志波勝己」にはそれぞれ名前に「ばか」と入っていて気付いた時にはちょっと笑った。一流大学と書いて「いちながれだいがく」と読ませるセンスも嫌いじゃない。びっくりするくらい余談になってしまった。

紺野珠美ちゃんの声を演じているのは南央美さんだ。作中で主人公の弟と同い年の弟がいるお姉さんだったのだが、主人公といるとちょっと妹みたいな一面を見せる。前述の鈴鹿数馬に向ける想いもいじらしくて可愛い、と南さんのボーナスコンテンツを聞くまでは思っていた。と言っても彼女のボーナスコンテンツの内容は殆んど覚えていない。最後の紺野珠美ちゃんとしての台詞「いつまでも 紺野とあなたは オトモダチ……」が滅茶苦茶怖かったのだ。これ乙女ゲームだよね!?印象が強い!

DS版をプレイしていないのでボーナスコンテンツもPSの移植なのかわからないが、新規ユーザーにトラウマを植え付けない事を祈っている。

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