見出し画像

梅雨入り前にエアコン Panasonic エオリアのクリーニングをしました

6月というのに外は異常な寒さで、横浜も夜間は14-15℃。例年なら既に冷房を回していると云うのに、ここ数日、実は夜間に暖房を点けている。8日時点で3日連続の最高気温20℃以下は20年ぶりの寒さだそう。ここ数年、年々気温が下がっているように感じるのだけれど、省エネタイプの家電に随時切り替えてもカバーできないレベルで、冬場の暖房費が使用量、電気料金単価ともに大きく上昇してしまい特に昨冬は辛かった。

✅現行Panasonicエオリアのラインナップ

数日前、冷房に備えて毎年恒例のエアコン掃除をした。機種は2020年の8月に導入したルームエアコン Panasonic エオリア CS-369CX2-W。2018年発売の型落ちだけど、後継機との違いがあまり無かったので在庫処分で安く買えるこちらにした。ちなみに2022年の最新型の型番は↓このようになっているが、2017年モデルから基本設計を変えずに毎年マイナーチェンジを続けているので、外観/内部機構及びメンテナンスの条件等は殆ど同じだと思う。

  • 2022 CS-362DX2

  • 2020 CS-360DX2

  • 2019 CS-369CF2

  • 2018 CS-369CX2

  • 2017 CS-X368C (100V仕様のみ)

その前に15年間使っていた2005年モデルのNational CS-28RDXと比べ、特に前方への張りだしが2倍ほどあるのだけれど、デザインが良いためか思っていたほどの圧迫感は感じていない。


✅DIYメンテナンスが意外と簡単にできる機種でした

また、これは購入してから判明したことだけれど、前面ルーバーの取り外しが容易で、シロッコファン(クロスフローファン)本体の奥や裏側周りに手が入りやすい機種なので、夏場の冷房で発生するシロッコファンや内部にこびり付く黒カビを手作業で拭き取ることが出来る。その為夏前と後の定期メンテナンスそのものは案外楽ちんだったりする。もちろん、DIYの簡易清掃の範疇なのでメーカークリーニングサービスでの完全分解清掃のようには行かないけれども、送風機構内の一通りのカビを手掃除する事は可能。この機種での掃除方法については、気が向いたら画像付で解説するかも知れない。↓は旧機種での解説。

新型は冷却フィンがくの字に曲がっていて大型で複雑なため、冷却フィンを完全にクリーニングするのは薄っぺらい旧機種に比べて逆に難しいのだけれど、非常に高性能なプレフィルター機構が採用されていて、昨秋から初夏までノーメンテでも埃らしい埃が殆どからまず、今のところ見た目にカビが発生する様子も無い。旧機種National CS-28RDXはお掃除ロボットを使っても直ぐに周囲や内部が埃だらけだったけど、エオリア CS-369CX2-Wでは一冬暖房を回し続けていたにもかかわらず、殆ど埃そのものが見当たらないのは凄い。

露出しているフィンの手前の部分については、なるべく市販のスプレー式エアコンクリーナーを使って出来る限り洗浄しておく(クリーナーは準備しているけれど、未だ冷房を入れる予定がないのでこれはまだやっていない)。

✅純正HEPAフィルターは2年で要交換

ちなみに一層のHEPAフィルターと思われる大きな空気清浄フィルターが付いているのだけれど、交換目安が2年となっていて、非喫煙環境でも見た目にすっかり灰色に変色してしまった。

エアコンコントロール用のスマホアプリでは、交換目安としての汚染度は未だ20%と表示されているのだけれど、流石に気持ちが悪いので新しいフィルターを注文して先ほど交換してみた。ちなみに型番はCZ-SAF14だけれど、メーカー希望価格4400円と結構なお値段でびっくり。そして届いた新品のフィルターは当然ながら見事な純白。この色調の差だけでも、2年で交換は必須と云うか、通年で回している都会の密閉環境では、可能であれば毎年交換するのが望ましいのだろうと感じる。

今(深夜)、軽く暖房をかけているのだけれど、フィルター交換だけでなんというか空気感が綺麗になり、なんとなく今まで感じた謎の匂いとも云えないうっすらとした生活臭が無くなっているのが判る。こんな開口部の半分しかカバーしないようなエアコンのフィルターでも、実際に体感出来る効果はあるようだ。


✅最新型エアコンの省エネ効果について

2005年型National CS-28RDXから2018年型Panasonic エオリア CS-369CX2-Wにエアコンを買い換えて、冷暖共に十分にパワフル(高層マンション16畳+6畳)になり快適にはなったけれど、実は光熱費そのものは余り変わっていない。一段階冷暖能力が大きくなったのもあるし、年々冬場の寒さがキツくなっているのもあるけれど、先代も省エネ性能が既に優秀なモデルだったようで、夏場の冷房費は買い換えて直ぐ逆に10%ほど増えてしまった。冬場は明らかに良く温まる上に、類似条件での絶対的な使用量では15%ほど省エネになっているのだけれど、それ以上に寒い期間が長かったり、燃料調整費の名目で電気代の単価が値上げされ続けているため、実際に支払う電気代についてはむしろ上回りつつあるのが、目下、困りどころだったりする。。。

✅音楽部屋、オーディオ部屋には不向きです

そして正直なところ、このPanasonicのモデルは、エアコンとしての性能は間違いないけれど、音楽部屋、オーディオ部屋に取り付けるにはあまり向いていない。室外機は割と静かな反面、室内機については設計陣が音に鈍感だったのだろうと感じざるを得ない。お掃除ロボットの動作等、各種稼働音が先代と比べてもかなり大きく、通常使用時でも風量と引き換えに静音とはとても呼べない代物だから。。。

この記事が参加している募集

おすすめ家電

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?