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ぶち当たった壁

魂の収穫ナーフされたんですかやったー!
ニーコ強すぎるじゃないですかやだー!

こんにちは、あちゃももです。

前回効果的な練習方法の模索ということで記事を書きました。

記事を書いてからどうすればいいのか色々考えてきました。今回は教え方をどうやって変えていこうとしてるのか考えたことだったり実際にやってみたことを書いていこうかなって思います。

今現在、週2日MKGという社会人チームを教えているので
そこでぶち当たった壁とどう向き合っていったのかを実例として書いていきます。
そもそも、なんで今回やり方を変えようと思ったのかというと
簡単に言うと、試合が始まると教えたことをみんなが忘れちゃうんです!
というより同じ場面に遭遇しないせいで、教えたことを上手く扱えていない状態が続いているのかも?
LOLというゲーム、似たような場面はあっても完璧に同じ展開、同じ場面というのはなかなかない。チャンピオンが10体同じなんてことすらなかなかないですよね。
根本的に応用が効かない.....だから教えたことが使えていないのかも。
また、失敗したら反省会をすればいいと思ってるから何をしようなんて、ちょっとも考えてないのでは......? どうせ失敗しても、反省会の時間が取られて、そこで指摘されて勉強らしきことはできるし。
それ以上に問題だと思ったのが、そもそも教えられたことにチャレンジするところが見られない。間違いを過剰に恐れている? ように見えました。
間違いをもう1度失敗しない方法って1度も挑戦しないのが1番早い、でもこれでは成長なんて絶対しない
今までの練習方法はこういうことをやっていたのかも。危機感です。
このままではもちろんよくないと思い、今回色々試してました。

大きく変えたこと。

コーチングのほとんどの時間を使っていた、リプレイを見て間違いを見つけてそれを指摘するというやり方を変えました。
どういうやり方に変えたかというと
次の試合のために目標(チャレンジすること)を改めて決めました。

まずはじめにしたことは、チームで勝ったとき、負けたとき「どうして勝ったんだろう」「どうして勝てなかったんだろう」「どうやったら勝てるんだろう」という疑問をみんなで考えさせること。生徒同士の共通理解を育てることを決めました。

みんなでどうやったら勝てるかディスカッションさせてみて改めて気付いたけれど、1人1人やりたいことや見ていることがもう、全然違った......!
みんなが好き勝手にゲームを進める。まとめる人がいない。

今まで何回もコーチングをしてきてどうしてみんなで話しあうことをしてこなかったのか.....
みんなが好き勝手にゲームをしてきたなら僕は好き勝手にゲームを教えていただけ
コーチをするということは生徒にゲームを上手くなれるよう教えるはずなのに自分勝手な教え方をしてきたと本当に思いました。

最初は上手いこと(自分が思っているような)話し合いは進まなかった。出てきたのがレーンを全部勝つ。ジャングルがキャリーする。というような抽象的なものだった。
レーン戦が終わってから急激にゲームのペースが落ちて、勝利を手放してしまう、所謂throw (スロー) によって勝利を手放していることが多いのが共通の見解で、これではまたthrowを繰り返してしまうとは思ったけれど、今回はいきなり否定から入らずに出てきた抽象的な目標のままやらせてみることにした。そして試合を重ねるとレーンが勝ってるにも関わらず試合に負けてしまうことが想定通り、多々発生。

ここでもう1度話し合い。そして次は少しだけ具体的にヒントを与えて、今度は全員でmidレーンを押そうということになった。
ここでやっとチーム全員が1つの目標を共有できるようになった。反省会の内容も目標が達成できたかどうか、間違い探しから次はどうしたら勝てるだろうというポジティブな考えを持てるように意識するように徐々に変わっていったと思う。

目標を立ててゲームを行うというやり方に変えた結果

今まではコーチ中心であり、コーチが言ったことを生徒に従わせるようなやり方だったのだが生徒中心にして一人一人がどうやったら上達するか考えることで大きく変わった。
その結果、20分前後からバラバラになって動けていなかった5人が、目標を達成するために動けるようになってきた。どうやらこれまでは、生徒の中でのゲーム理解度の違いがテンポロスを生んでいたようでした。
優先順位の確認をして全員で情報を共有することを徹底するだけでこんなにも変わるものなのかと自分もびっくりしたし、目に見えて勝率も上がってきました。

生徒を中心にするやり方に変えていくと良いことも多く見つけられたが全員でディスカッションをしていくとさらに別の問題も見つかってきた。
理想はコーチはサポートするだけで生徒から話が始まって生徒同士で話が進んでいくこと
だけど話しやすい環境が整っていないために1つの目標を立てるのにたくさんの時間を使っているのが現状です。やり方に慣れていない自分も色々なことに口を挟んでしまう。
次回はこの辺について触れていってみようと思います。

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