インスパイア

「うさみくんのお姉ちゃん」 青春舞台2015
(大分豊府高校さん)



高校演劇の作品について語るという、
夢のような素晴らしい機会を頂きました。
本当にありがとうございました。




感想とか語彙力化できなかった所などを文字に。




【感想】



本当に申し訳ございませんでしたぁぁぁ!!!
「分からない」連呼してしまいました……

生徒講評の方々って凄いです
ちょっと国語やってきます

なかなか、演劇の作品について話す機会がなく、
「誰かと語りたい!!」って想いだけが大きい…


感想を伝え合うのは簡単だが、
作品について考察したり、これはどういった作品なのかと、深入りすると難しい


自分はそこまで観ていなかった考えられなかった に尽きる

でも、深入りして作品についてとことん向き合い考えられたら本当に高校演劇を楽しめると思う


だから……




よし、勉強しよう!




【うさみくんのお姉ちゃん】


初めてこの作品を観たのは、高校一年生

部活動のグループLINEにて送られてきたのが
観るきっかけでした


"舞台の使い方"や"役者の声量"
"間のとり方"、"音響・照明 の効果"など…
「内容」ではなく「演出」の面で、
おすすめされた


" 全国最優秀賞を取った作品 "
" 高校演劇では有名な作品 "
というのは分かっていたので

「この作品はすごいんだ」という先入観もあった

観て最初に思ったのが、、、



すげぇぇぇ… 高校演劇やべぇ




幕開けから、作品の世界にドボン


笑い所が多く飽きない…
この引き込まれる世界観
映像からでも圧倒される声量

観終わった後は、感動し、
「良い劇だった」と強く思った


自分はこんな世界に飛び込んだんだなぁ……



「良い演劇」って思ったのはなぜ?


と聞かれると、難しい


演出が素晴らしかったから?
面白かったから?
会場が一体となっていたから?
内容が良かったから?


ぶっちゃけ、全部当てはまる


この作品はなぜ最優秀賞なのか…
そこまで深入りできてしまう作品

(ちょっと深入りすると危ない所……?)



" うさみくんのお姉ちゃん " っという題名だが、
うさみくんのお姉ちゃんが主人公 という訳ではなさそう…

主に関わってくるのは溝呂木くんだが、
"溝呂木くんは主人公なのか…??" ともなる

じゃあ、うさみくんが主人公……?



あー、ちょっと深入りすると頭がぁあぁ



【ちょっと思ったところ】


① JK2人

幕開け JKの会話から会場は湧いていた
自分も観て、

「ぁぁ〜居るわ〜こういう子…
あーいうモノマネしやすい先生も居るわ〜」

みたいに思った


うさみくんとは普通に話していたから、
"クラスによくいるうるさいJK" として見ていた


再入場してきた時に、
溝呂木くんに対しての態度やセリフから
"この作品の悪者ポジ" だなっと…… 


幕開けでは、2人の会話に笑ってたのに
一気に感じ悪い女子に



うさみくんのお姉ちゃんが居る時のJK2人も、
もちろん感じの悪い子達
注意されている時も態度が悪かった


よくいるJK→感じ悪い女子
みたいな変化が自分の中ではあった

うさみくんに対して普通に接しているところから
溝呂木くん以外の人には「よくいるうるさいJK」
として、見えているんだと思う

溝呂木くんから見たら、嫌なやつ


② アンパンマン

お姉ちゃんは最初、
「顔の前にぐーを作るとアンパンマンに似ている」だった

でも、最後は
「愛と勇気を持っているからアンパンマンに似ている」になった

この変化が良いなと思った


溝呂木くんとお姉ちゃんが歌った時のこと

溝呂木くんは、
「なんのために生まれて、なにをして生きるのか答えられないなんて……」で止まっている

その後の、「そんなのは嫌だ」が出てこなかった

溝呂木くんの中で「嫌だ」が言えない
JK2人のことも、喋れない自分にも
"嫌だ"って言えないのかな……って思った
(深読みしすぎ?)


でも、その後みんなで歌ったとき
「嫌だ」っと言えた…!
溝呂木くんの中で何か変わったと思う




「やっぱり、僕はアンパンマンが好きです」
"やっぱり"の言葉がなんか引っかかる

んーー、考えすぎかな

やっぱり、やっぱり、やっぱり……


このセリフ深い……!!!!!















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