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淡い恋のメロディ(ただし、麻雀版)

皆様、ご無沙汰しております!
あっさじーんです。

今回は私が10年ほど前に体験した、甘くも切ない体験を語っていきたいと思います。

では、さっそく本編に入ります!


1.出会い

彼女と初めて会ったのは、都内の外れの某健康麻雀教室だった。


当時の私はようやくオンレート麻雀に手を出し始めていた頃で、まだまだレート有りの麻雀が怖くて、同じ市内に存在する、その健康麻雀教室にちょくちょく足を運んでいた。


そんなある日のこと。


私は、一際目を引く女性スタッフが店内にいることに気付いた。


髪はよく言えばナチュラル、忖度なく言えばボサボサ。
あまり化粧っ気がなく、けして派手な見た目とは言えない女子だった。


失礼ながら、一言で表すと「オタサーの姫」っぽい出立ちだったのだ。


また、行動にも少し不思議なところがあった。


仕事はキチンと丁寧にこなす。


しかし、私はある日、彼女のエプロンのポケットにウサギのぬいぐるみが入っていることに気付いた。

それもかなり年季が入った感じのぬいぐるみである。


私「Mさん、そのウサギはなんですか?」


すると、


「うさちゃんだよ!」


こんな返答がかえってくる。


意味がわからなかったが、こういうファンシー(?)な部分も面白く、私は次第に彼女とよく話すようになっていった。


そんなある日のこと。


その健康麻雀教室で仲良くしている、T君という高校生の男の子から、こんなLINEが送られてきた。

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