ちびまる子ちゃんを見て思ったこと
ピアノのスキルがぐんぐん上がっているあつめるです。
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【はじめに】
先週の日曜日,久しぶりに「ちびまるこちゃん」を見ました。
【花輪君のかきぞめ】
冬休みの宿題に「かきぞめ」が出されました。字があまりうまくない花輪君は,自分で書かずに,お屋敷で従事するお手伝いさんにお願いすることに。
20人以上のお手伝いさんが,自分の体以上に大きな半紙に文字を書いていきます。見た人はわかると思いますが,完全に作画崩壊です。
出来上がった作品の中から,秀じいは「上手な作品」ではなく「3年生らしい作品」を選抜していきます。選ばれた作品を書いたお手伝いさんは,めちゃめちゃ嬉しそうでした。
その作品は,見事,銀賞を受賞します。
【勉強になる思考だと思った】
これ,国民アニメとはいえ,凄くビジネス寄りの思考,または富裕層寄りの思考だなぁと感動しました。
「自分にできないことは,誰かに頼る」ってビジネスの世界では当然のことです。車やさんは,部品を全て自社で賄っているわけではありません。エンジン系と電気系では全く違う企業が作っています。だからクオリティの高いものが出来上がる。その分,自分の専門分野のスキルを高める時間を確保できる。結果,たくさんの人を幸せにできることになる。
花輪君が「花輪君」であるためには必要なことなんだよね。
【ネット民のコメント】
ネットに「完璧人間じゃない花輪君,大好きだよ」という書き込みがある反面,花輪君が自分で書かなかったことへの非難のコメント。
たしかに,宿題や課題は自分でやらないといけない,という気持ちがあるのは納得。
非難して終わりなのが残念。
掲示板とか書き込みサイトって,そんなもんだよね。驚いた。
じゃ,どんな話ならよかったの?
・学校にバレて叱られた?
・下手な字をみんなにバカにされればよかった?
・何枚も練習して努力の姿が見たかった?
・本名が「花輪和彦って~www」とバズる?
ネットの世界では「定数を変えようとする人」が多すぎる。
【思考の視点を変える】
子どものころから「できないことは人に頼る」という事を生活の中で身に付けていく花輪君は,大人になっても「勝ち組」確定じゃないかなと思います。
へたくそな書き初めは,「花輪ブランド」を崩壊させる。だから「外注」する。
根性論ではこの世の中を生きていく事はハードモードです。
頼るところは頼る。できることは高める。
そんな思考が広がればいいなぁと思います。
私はすごく勉強になりました。
【おわりに】
姉の言動のほうがまずくね?
姉の立場から嘲笑するほうが,許せないんじゃない?
そういうことで,週末楽しみます。
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