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もったいない話

どーもビジネス仕掛人の近藤です。
私は様々なことを経験してきました。
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ビジネスをしていると損切をしないといけないことがあります。

例えば、売れなくなった商品は税務上資産ですが
倉庫代など管理費がかかることや
消費期限があれば価値を無くしてしまうもの
と負になる財産があります。

経営判断で処分した方が良いことがあります。

在庫のないビジネスを展開すれば、損切をしなくて良いのか?
そんなことはありません。
広告費や制作費などにおいても損切の判断はあります。

備品や消耗品に至るまでかけた経費は、活かされなければ損切対象になります。

これらを踏まえるとどんな規模のビジネスにおいても損切判断をしないといけないことが多々あるということです。

損切は損をしたという思い込みを作りやすい

損切をすれば、それは損をします。しかし、損切をすることで得をするという見方もあります。

まず、売れないものにいつまでもこだわっていては、売れるものに注力する労力と時間をさらに損します。
損切しても損が続いてしまうのです。

この場合、損切しても良いから安値で処分して資金を少しでも確保して、今売れるもの・ことに資金投下した方が経営が少しでも健全になります。

海外の企業ではよくある話で、「サンクコスト」と言います。
これ以上経費をかけても利益にならないから、損切をしてさらに損する金額を無くすことが重要だということです。

確か15年くらい前にオランダの銀行が日本に進出したのですが、数億かけて進出したにも関わらず、日本市場では見込がないとわかったので撤退しました。
人はかけた費用の元を取りたがるものなので、撤退の意思決定は並々ならぬものだったのではないかと考えられます。

規模が大きすぎて、実感が湧かない方もいらっしゃいますよね。

小さい費用の例をあげますと

役職や部署が変わったり取り扱い商品が変わったりして、名刺を変えることがありますよね。
余った名刺は使えない訳ではないのだけど、的がずれたものになるので使わず捨てることがあります。

使えるのにもったいないと感じますよね。
余ったら商売になりそうにない人に出会ったら渡そうかと思うこともあるでしょう。
それでも、間違った情報を伝えてしまうので、苦肉の策で名刺が切れた時に前の名刺ですがと渡す方もいます。
手書きで訂正して。

名刺をケチって得たものは?

会社によっては名刺が変わることが頻繁に起こる方もいます。
出世や他部署の統括などあり得ることです。

前の名刺を渡すとやっていることが微妙に伝わらないことがあります。
名刺を渡す本来の意味は、
現在の自分を取り巻く情報を正確に伝え、決まった成果に繋げること
ですね。
誤った情報を渡す行為は、成果から遠のく可能性があります。
とても損ですよね。
こういうことを「機会損失(チャンスロス)」と言います。

そう、名刺をケチることで機会損失を生む可能性があるのです。
それを訂正する為に、余計に時間をかけて話をしていることがありませんか?

その訂正の時間は成果に繋がる行為ですか?
成果に繋げる話から遠ざけて、本来理解して欲しい内容が伝わらなくなっていませんか?

そう、名刺1つとっても数百円から数千円程度の損失を気にして、成果による数万円から数百万円の利益を失っているかもしれません。

コストがもったいないのではなく、機会損失がもったいないと思いませんか?

もったいないという視点を、常にゴールを意識していれば、視点が変わります。
名刺を使いきることがゴールではないはずです。
成果になることがゴールですよね?

ゴールに繋がることを書きだしておく

この話から視点はいつもゴールをみることが大事ですねとなります。
ゴールを無視すると、小さいことに囚われることがあります。
小さいことがゴールから益々遠ざける要因になることもあります。

ゴールに向かうには常に意識を持つことが効果的です。

この意識を持つために
何をすることがゴールまで導いてくれるのか、箇条書きで書き出すことをお勧めします。

ゴールを意識すれば、最短ルートを選びやすくなります。

せっかくのGW中盤です。
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