かゆみを止めるには、正しい質問が必要
かゆみが出た時に、アレルギーだからしょうがないと思えていますでしょうか?
または、なぜ、自分だけこんなに辛い思いをしているのかと、悲しい思いをされていないでしょうか?
やりどころのない気持ちが、自分で収めきれなくなると、いつしかそのエネルギーは、物や人へ向きがちです。しかし、自分自身のからだを変えることができるのは自分だけです。そんなからだを変える、きっかけになるのが適切な「質問」です。ツイッターでこころや質問について呟いたので、深掘りしていきます。
かゆみの原因を知るのは起きた時に目を向ける
いま、辛い思いをしている時に、多くの場合は客観的になれません。
「辛い、苦しい」
そんな気持ちで胸がいっぱいです。
そんな時に、自分自身の体で起きている現象について、観察できれば、何がこの状態を引き起こしているのかが見えてきます。
症状は、からだが異常を知らせるサインとして起きています。
ですので、適切な対処ができれば抑えることも、解消することもできます。
何かのせいにするのは自分を守るためにしている
こころにゆとりがないと、問題の原因を他に求めがちです。
しかし、残念なことに起きている問題は、自分自身の体にあるので、他に目を向けても、他に問題の置き場を探しても、落ち着きがないまま消耗してしまいます。
このように、起きてしまった問題を自分以外のその他へ向けてしまうのは、自分自身を守るために行なっています。
・自分は悪くない
・起きている問題を抱えきれない
・考え至らなくて混乱してしまう
このような思考に対する防御反応として、一時的に自分以外にやり場を探してしまいます。
そのような行為は、一時的にはいいのですが、問題の解決にならないので、いつまでも迷走してしまいます。
解決するためには、自分自身だけで抱え込むのではなく、客観的に見れるように自分以外の人の力を借りると良いです。
かゆみの解決には体の発している声に目を向ける
アトピーは、薬が悪いと思われがちです。
果たして、本当にそうなのでしょうか?
薬を使う上で
・目的を持って使っているか
・薬だけに頼っていないか
・問題にしっかりと目を向けているか
など、明確にしないといけません
都合が悪いことが起きると、薬のせいにしてしまいます。
薬を使用する目的は
・生活の質を保つ
・からだが治る状態にする
・悪循環を断ち切る
など、明確な目的があり、薬も方法手段の1つでしかありません。
ですので、なんのためにそれを扱い、どんな状況にするのか。そこまで考えて計画を立てることができれば、薬からも卒業ができます。
さて、いかがでしたでしょうか?
症状が出ている理由は10人10通りあります。
起きている症状そのものにとらわれず、からだ全体の変化と周囲の環境を観察することで、問題の本質が見えてきます。
適切な質問を自分に投げかけることができれば、自分に必要なケアが見えてきます。是非とも、辛さが出た時こそ観察してみてくださいませ。
なかなか質問ができない場合は、オンラインでも相談を受け付けております。
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