見出し画像

羊の群れ

麻雀のnote、SNS、雀荘、麻雀プロ界隈などの環境で稀に嫌気がさすのが、

羊の群れ

別に誰が誰と仲良くしようが、コミュニティを作ろうが自由だ。

只、麻雀業界の羊の群れが多くて本当にウンザリする。

そのような人達の一部が、自分が麻雀宗教の代表か、それとも高校・大学・社会人になってから部活動を励めなかった反動か? 群れたがる。今まで、オンレの雀荘店でどれだけ羊の群れを見ただろうか?

俺、○ーチャオグループのソフトピン数千局で平着2.3だぜと言っている人程、店舗でやたら交流関係が深く羊の軍団を作っている。その上で、他のフリーのお一人様のお客様に羊のグループでマウントを獲ったり、酷い時には羊の群れでメーメーと鳴いて他の方々にマウントをとる。

最近では、その兆候は顕著で恐らく麻雀業界全体で起きている。

麻雀って1人で戦う雀士が4人揃って面白さが極まるゲーム性があるから、麻雀は打牌で語り合う競技だから、そこに言葉はいらないし群れる必要は全く無い。

群れている時点でどうかと思う。群れるなら、その他大勢を巻き込む必要は全く無いのだが、多くの人はアイデンティティを得るために群れたがる。

まるで、友達は多い方が良いぞというペテン師のような人が多い。友達や職場の付き合いなどはどれだけの数いるかではなく、お互いを成長しあえる仲、困った時にお互いを親身に精神的に支え合うお付き合いができるかが大切だと思う。羊が10頭いようが千頭いようが余り意味が無い。

群れていて強く思うのは、錯覚だ。


30年近く麻雀をしていて、麻雀プロも多くいて、自称強い奴も多くいたし、昭和の団塊の世代では恐ろしい麻雀を打っている人も多くいた。それでも、本当に強かった奴は1人しかいなかった。

そいつは、一度正式な麻雀プロに成ったが、弱い雀士を崇める羊文化が大嫌いで団体を自主的に辞めてから、裏プロとして高レートの場に顔を出していた。その雀士は自分より年下の人物だったが、生涯初めて同じ雀士として尊敬できる人物だった。

実際に対局したときも非常に強かったし、空気感は素晴らしいものがある。

そいつと対局して感じたのは、そいつも狼の生き方をしていた。仕事や遊びで群れる事は有っても、麻雀で群れる事はしない上に羊の群れを成す事を嫌う太刀だった。唯一例外があって、高レートの稼ぎとなる場の群れは許容していた。


強い人達が真剣な競技を勉強するために、強い人達が揃う場に集い、技術向上のために群れる事は賛成だ。そのような、お付き合いは中高年を過ぎてからも戦場で再会した戦友みたいなものだ。

多分、そのような事を一度も経験されていない方々は、羊の群れを作り自分の影響力の大きさに酔い知れる。俺にはこんなに影響のある麻雀インフルエンサーやで。俺は雀荘で知れ渡った強者やでと・・・ポピュリズム雀士だけには成りたくないね。本当に


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?