見出し画像

令和の米騒動

2024年8月18日 地元のスーパーへ買出しに行くと50年間の人生で生まれた初めての経験をした。

米が無い

そのスーパーには、20種類前後の銘柄の米が陳列されていた。2Kg,5Kg,10Kgとそれぞれの銘柄に5袋ずつ常備されていた。恐らくバックヤードの倉庫には、陳列されている数倍の在庫は抱えていると推測できる。

高級米を含めた全ての米が綺麗に売れていた。

しかも、米が不足していると言われていた7月末位から、多少値上げされていた状態にも関わらず今回の地震騒動を受けてなくなっていた。

  1. 2024年7月中旬位からコメ不足が起こると情報が流れる。

  2. 原因は、2023年の米が猛暑による不作であった。

  3. 7月下旬位から徐々に単価が上がってくる。

  4. 2024年8月8日 宮崎県に震度6の地震が起きる。

  5. 8月9日~11日にかけ、南海トラフト地震警告がメディアから発表され、夏休み期間中の外出はできるだけ自粛した上で、防災対策を確り準備するよう注意喚起がある。

  6. 8月18日 ECサイト、スーパー、米屋から見事に米が完売となる。

  7. 8月18日 政府から2024年の新米が流通に出回り始めているので、3週間程度我慢して欲しい旨がメディアに流れる。

  8. 米以外にも、ペットボトルの水も在庫ぎれになる。

日本人のソールフードである米を一時的にも流通に乗らない、価格が上昇気味に高騰したり。

お国の責務果たしてないやん。

それでいて、最近ではカルローズ米の販売促進をしていたりと、やっている事が本当に無茶苦茶。

米農家がJ〇にピンハネされない構造改革を行い、米農家を専業とする一家の収入を上げ、若い人達に魅力のある産業にする。その上で、国内の安定した流通を保全した上で、日本人全員が美味しいお米を食べられるようにする。

消費者である日本人は、美味しいお米を食べて笑顔になり、農家の人達に毎年感謝をする。そして、日本人として世界に誇れる日本の米を毎日食べられる事に、日本人としての長い米の歴史や、日本人としてのアイデンティティを感じる。

ここ30年間位の日本のありとあらゆる農業・漁業・畜産・酪農などの放棄や、国際社会における外交のトレードとして無くしたものは数知れず。

農業・漁業・畜産・酪農などは、それぞの分野で深い技術や知識が必要で、日本の歴史に基づいた産業であり、確りと後継者となる担い手を育成しなければならない分野だと思う。


日本人も随分舐められたものだ。

国民負担率の上昇を止める政治家もおらず、日本人が大切にしなければならない礎となる農業・漁業・畜産・酪農も軽視されて、国際社会におけるマネーゲームの材料として軽く扱われている。


毎回、2.5kg前後の貯蔵量になると改めて米5kgを買います。
それ以上買わないのは、家で米を長期保存するのは難しく、米が不味くならないようにするために、できるだけ必要な分だけを買い足しています。

お米は、最悪主食がなくても梅干し・味噌汁・漬物・塩だけでもお腹一杯になります。お肉やお魚があれば嬉しいけど、お米さえあればどんな時にでも空腹を満たします。米は主食です。

日本人の魂を軽視したらいかんと思う。

米の流通が回復する2~3週間の間、米2kgで粘る強制ダイエットが開始されてしまった。代替品はあるのですが、1日炊き立てのお米を食べられない日常が想像つきません。

お米♡Love

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?