歌舞伎町ボッタクリ回想録➁烏龍茶1杯2000円
1996年12月第1週、私が大学を中退して初めて入社した零細IT企業に勤めて、8ヶ月を経過していた。零細企業でボーナスに多くは期待していなかったのですが、入社年数に応じたボーナスが社員に支給された。
東京の最低時給が確か750~850円の時代において、初めての冬のボーナスは10数万円だったと記憶している。当時の自分は、大学を中退した負い目やスキル不足の自分を正社員待遇として雇って頂いているだけ有難いと感じていたので、同級生の新卒者より圧倒的に低い待遇でも満足していた。
何