身近なコトから理解する インクルージブ社会の障害学入門ー出雲神話からSDGsまでー水内豊和著 を読んで1
まずは一番読みやすそうだった本から。
まだ途中ですが、抜粋させていただきながら読み進めています。
大学生まで保育士になろうとしていた島根大学人間文化学部保育教育学科准教授の40代後半の先生が書かれています。
飲酒、マスク、カラオケなど身近なことを切り口に、それぞれの章で読者に問いかけがあり講義方式で進んでいきます。
障害児・者とその家族の想う「あたりまえへのアクセス」
当事者やその家族が想い描く当たり前へのアクセスという意味
・・・だそうで、水内先生が生み出したことばだそうです。
ちょうどモヤモヤしていた事でした。
この部分は正にそうで、発達障害の診断は住む地域や担当の先生で異なる場合も多いのが現状です。特に私の住む東京は発達障害の診断がつきやすいのではないかな〜と思います。・・・実際のところどうか分かりませんが。普通の枠が小さく感じます。ただ、沢山人がいるので、ちょっと変わった人に対しても興味関心が薄く、小学生や成人男性が平日にウロウロしていても誰も不思議に思わないというか放っておいてくれる社会は人によっては居心地が良いかもしれませんね。
以前一緒に働いていた子が、大学院でコロナが発達障害児の外遊びに及ぼした影響について論文を書いていたのでこのお正月にじっくり読ませてもらうつもりです。この本に出てくる数名に、就労についてはかなり影響が出ているようですね。仕事がクビになったり、苦手なことに配属転換されていたり、配慮がなされていない現状が書かれていました。
シティズンシップ教育について調べる必要があるのですが・・・めまぐるしく変化し続ける現代社会にあって、子どもたちが将来、市民としての十分な役割を果たし得るよう、知識、態度、スキルを体得させるための教育として、近年、欧米諸国で関心を集めているそうです。
1、については私の今の課題です。一般就労と福祉的就労のメリットデメリット。息子はどれを選べば幸せか。そして息子はどこまでの配慮が必要か?
2、農福連携は今少し関わり中の園芸療法の分野とも関連するのですが、調べてみたいですね。園芸療法士の中では違和感を感じている方もちらほらいるのが現状なようです。
3、知的障害のある友人の飲酒。これはどうなんだろうな〜。これを読んだ今は一緒に飲もう!となる気がします。もちろん量の様子を見ながらでしょうか?
1、この趣味や余暇の部分、園芸や森づくりといった分野でインクルージブにできないかな?と考えているところです。
どうやったらできるだけ多くの人が参加できるかな?
2、バリアフリーやユニバーサルデザインについては、今更ですが資格を取る勉強をして知識をつけようと考えています。
インクルージョン(一人一人がもともと違うものという前提に立ってそれを包括的に扱うということ
障害児と定型発達児とが時と場所を共にするだけだと、統合保育(インテグレーション)となる。現在の学校教育はまだ統合教育なのではないかと肌で感じる。・・・海外・・・イギリスではなぜ30年前にはすでにインクルージブ教育だったのか?日本人は元々調和を大切にする国民性なのが起因しているのか?
「ハンディキャップ・キャンプー障がい者運動の夜明け」2021年アカデミー賞で長編ドキュメンタリー映画賞にノミネート、
「Educating Peter」1992年アカデミー賞で短編ドキュメンタリー映画賞。ダウン症のあるピーターが、小学3年生の通常学級に転籍してきた1年間。YouTubeで視聴可能。
その他「最強のふたり」が紹介されています。
もう、これは時間をかけて取り組みたいのですが、
特に1、2、3は早急に取り組みたいと考えています。指摘内容と今の日本のインクルージブ教育の方向のずれがあるであろうことは分かっているのですが、具体的に自分に落とし込みたいと考えています。
4の映画についてはまずは最強のふたりはこの機会に観たいと思いますし、
3作品観てみたい!
というところで今日は終了します。
午前中のうちに我が家の花苗を植えて、お正月飾りも作成することを考えているのですが、できるかな〜💦
子どもの冬のキャンプの支度もこれからです💦
では、良い1日を!
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