年が明けたとは言え、「おめでとう」とは言えない、言いたく無い、言える状況ではない2024年の年始と、YOASOBIさんの「アイドル」を聴くと心が痛む今日までの自分。前編

これは、今年の元日から今日までに遭遇した事が起因して、吐き出さないと心労が祟ったりストレスや不注意が重なり、怪我や人間関係悪化、身体の調子不良を誘発してしまい、最悪の場合、自殺する程の「何か」に発展をするリスクを孕んでいる状態になりかねないと察し、私カズフィール個人としての目線で記載するモヤモヤである。

そもそもの根端

元日の夕方4時9分12秒。
長野の実家で初詣や強制的の軽食摂取も終わり、炬燵に潜りながら長野朝日放送の「おしょうバズTV」や信越放送の「池の水全部抜いてみた大作戦」の時差放映を見つつ、うたた寝をしていた時だった。

母方の祖父母の家に行くのと、「「笑点」お正月だよ!大喜利まつり」放送を思い出し、目を覚まそうとした時、突然父と母から
「あれ、石川で地震みたいだね・・・。」
と声がしてすぐ、テレビ画面から緊急地震速報のサイレン、アラート、アナウンスが鳴り響き、すぐに跳ね起きた。

サイレンが鳴って15秒あるかないかの時、実家が大きく横に揺れた。しかも、グラグラ、ミシミシと音を立て、5分近く揺れていた。

テレビのチャンネルをNHK総合に変えた途端、東日本大震災が発生した時と同等な緊張感が走り、脳裏で元日朝に見た水樹奈々オフィシャルXでのムービーのワード「弾丸旅行中」「海を見てパワーチャージ」等を一言一句思い出し、推しが北陸に弾丸旅行に出かけて、巻き込まれて、最悪の場合死ぬかもしれない等の恐ろしさと不安、その他の暗黒じみた負のオーラや嫌な予感に似た何かを感じて、Xで以下のポストを書き記した。

あまりにも心配で嫌な予感しか感じない状態だった為、「#拡散希望」と載っけて置いた上で何件かポストを送信した。
しかし、水樹奈々さん側や所属事務所、所属レーベル側は一言も発さなかった。

そういう事も相まって、気が気じゃなかったのだ。
更に、気が気じゃなかった理由を書こう。

父親の車で頻度多めでYOASOBIさんの「アイドル」が流れる→歌詞のワードでより不安や心配、悪い予感を抱きやすくなる。

言っておくが、私の家族は全員がヲタクで収集癖がある。
何より、私の父が最近のアニメにも造詣が深く、「SPY×FAMILY」や「リコリス・リコイル」、「葬送のフリーレン」、「鬼灯の冷徹」、「魔法使いの嫁」等、多くの作品を観てきたり、YOASOBIさんのアルバムをダウンロードしたりしていた為、高確率で「アイドル」という曲が流れるのだ。
だからこそ、歌詞を一字一字脳裏に落とすのだが、「内緒」、「のらりくらり」、「曖昧な」、「秘密は蜜の味」、「嘘はとびきりの愛」等のワードが不安や最悪の予感を助長して、より不安に駆り立ててしまう。
でも、
「他の曲にして」
と頼めば運転する親が不機嫌で運転を荒くして事故を起こしやすくなる。
だから、YOASOBIさんの曲で「アイドル」だけは、どうしても好き好んで聴けない状態である。
(ただ、「祝福」や「勇者」等の曲は大丈夫なので、「タイミングが合えば」、聞いている感じである。)

そして、職場ではこんな事が。

何事もなかったかの様に上長格の人間やアルバイトさんから「明けましておめでとう」と言われても「おめでとう」とは言えない、新年を寿ぐ気持ちになれない。

今もなお、生き埋めや行方不明で家族の元に帰っていない方々がいる。
下手に救助しようとすれば、クラッシュシンドロームで亡くなるリスクすら有る。
そして、実家がある長野県でも被害は甚大で、断水や停電の地域がちらほらと出て、元日から正月三が日の信州まつもと空港発着便が全て欠航。
そんな状況に遭遇した私だから、何もなかったかの様に「明けましておめでとうございます」なの「新年明けましておめでとうございます」なのと言われても、返す言葉が見つからない。
(ちなみに、「新年明けましておめでとうございます」は間違った使い方です。正しくは「謹んで新年のご挨拶を申し上げます」か「明けましておめでとうございます」と分けてお使い下さい。) 
元日夜に画面越しで火の海を目の当たりにして、翌日の夜に燃え上がる航空機を目の当たりにした私だからこそ、どうも「明けましておめでとう」とは言えない。
「年明け早々、地震や事故で亡くなった人がいるのに、寿ぐなんぞ何事か」
と思ってしまう。

そんな事も相まって、まともに「開けましておめでとう」と言えるお正月を過ごす事は叶わなかった。

「頼むから、平穏な日常を返してくれ」
そう思う、私である。
(後編に続く)

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