先物取引の入門編~竹花貴騎流~

こんにちは!今日は先物取引についてアウトプットしていきます。この時代なので投資を始める方は少なくありません。投資の一般的な考えで「リスクが少ないとリターンを少ない」「リスクが大きいとリターンも大きい」これが鉄則です。今日の先物取引は後者の「リスクが大きくリターンが大きい」を説明していきます。投資というのは「バカは金持ちの財布」ですのでこの記事を読んで先物取引の「バカ」を卒業しましょう。

デリバティブ

まずはデリバティブとはなんぞやということですが、デリバティブは金融商品の総称のことで先物やオプション、スワップのことを表します。今日はその先物とオプション、スワップについてアウトプットしていきたいと思います。

先物

お米で例えて、わかりやすく説明していきます。お米は10月半ばくらいに稲刈りをして新米が出来上がります。相場は1㎏で1万円だとします。そこで1月頃に1㎏を1万円で買う予約権を買ったとします。月日は立ち10月半ばになり、今年は台風続きでお米の収獲量少なく例年の相場より高く1㎏が2万円の値段がつけられました。ですが1月に1㎏を1万円で買える予約権を持っているので1㎏を1万円で買うことが出来ます。その差額である1万円が儲けになるという仕組みです。

今年は豊作なのか不作なのか誰もわからない状態です。農家もスーパーも卸も全員何かしらのリスクを負っている状態です。そこで保証会社が「そのリスクをうちが負担しますよ」と言ってそのリスクを証券化することで投資家がそのリスクを分かち合う投資商材になります。「お米1㎏は1万円」という売買予約があり、その売買予約が証券となり値上がりするのか、値下がりするのかを判断していきます。

ここで農家は「本当はもっと高く売れたのに」というリスクがあり、投資家は「もっと安く買えたのに」というリスクがあります。証券会社は中間に入ることでノーリスクで手数料をもらうというビジネスになります。

もちろん農家は10月半ばにその予約権を持っている人に1㎏1万円で必ず売らなければいけません。しかし予約権は売買可能になります。予約権をもっている人が「今年は大豊作になると噂で聞いたから今のうちに予約権を売ってしまうかな」と予約権を1万1000円で他の人に売ることも可能です。ここで差額の1000円の儲けも出ます。このように予約権を売買することは可能で予約権をもっている人に農家がお米を売ることになります。以上が簡単な先物の流れになります。

オプション

続きましてオプションについてアウトプットしていきます。先物はお米を1㎏を1万円で買うという予約権が先物でした。オプションは購入権のようなものです。詳しく説明すると、お米は1㎏で1万です。オプションで1000円で購入権を買いました。もしお米の価値が1㎏で5000円に値下がりした場合お米を買うと損をしてしまうのでオプションの購入権を放棄することが可能です。そうなると損した料金はオプションの購入権分の1000円で済むことになります。これがオプション取引になります。損する金額が前もって分かるのですごくおススメの投資になります。自分が得をする時だけ売買を成立することが出来る権利になり、自分が負けないための保険料のようなものになります。

スワップ

スワップ=交換と覚えて下さい。例えばA社とB社がそれぞれ100憶円の借り入れがあったとします、A社は固定金利10%の借り入れで、B社は変動金利での借り入れだとします。A社は今後金利が下がり固定金利10%では損をしてしまうと考え、B社は金利が高騰して変動だと損をしてしまうと考えたとします。ここで両者の考えは真逆ですのでA社とB社の借り入れを交換することをスワップといいます。

以上が先物取引の入門編になります。ありがとうございました。



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