自分の人生を。

もうこのnoteを
更新するのは
これでおしまいにしようと思う。
もし最初から読んでくださっている方がいたら
本当にありがとうございました。

そして、すみませんでした。

誰かの助けになって欲しいと
自分も救われたいと
そう願って書き始めたこのnoteでしたが、、

あれから

去年の2月に記事を書いてから
一度だけ会った。

結局、僕にとっては
辛い時間にしかならなかった。
もう思い出したくもないような。

僕に原因を求められた。
何を話しても
もはや聞く耳は持っていない。
その決断の責任を僕に押し付けたかったのだと、
そうしなければ耐えられなかったのだと、
今の僕は悪意を持ってそう思う。

ただ、
改めて考えると、
優しい言葉で別れを告げたかった彼女のLINEに
僕が縋って
しがみついて
手を離そうとしなかったから
わざとあんな風に接してきたのかもしれない。
そんなふうに思えた。

あの日
何か光を求めて口にした
「また連絡するね」
という別れの言葉を、、

僕は初めて嘘にした。

snsを更新した通知が来ることもあったが
見ることもなく
数ヶ月後にフォローも外した。


それから半年、
やっぱり結婚もしたいし、
子どもも欲しいので、
一歩踏み出すことにした。

とてもいい人に巡り合えた。

自分の弱さ

半年間何度も悩み、
嗚咽が止まらず、
胸が苦しくて、
でも、乗り越えないといけないと思った。
前向きになりたいと思った。

改めて人を好きになって
自分が思いの外、
臆病な人間になってしまっていた
ことに驚いた。

そうして、自分の不安を
相手にぶつけてしまったり
関係のないことで傷つけてしまう事が
あった。

それでも、
僕に向き合ってくれた。

まだ数ヶ月も経たないけれど
本当に幸せだと思う。

時折不安になる。

幸せであればあるほど、
また失ってしまうのではないか、
また…

考えても仕方のない事で、
勝手に不安になる。

ちゃんと話そう。

最後の楔

少しずつ、婚約と結婚の話を
相談したい
そう思っている。

そう考えた時、
僕は手元に残った
突き返された前の婚約指輪の処分を
今更ながら考えなければならない。

逃げてたのかな。

考えるのをやめていた。

考え始めて、
また辛い気持ちが込み上げて
涙が溢れ出た。

その指輪を用意した時の
自分の気持ちや
準備したものやこと、時間
克明に覚えている。

だって、初めて人生を賭したのだから。

そんなことを思って
悲しくて。

もっと早くに処分しておけばよかった。

まぁそれができていれば
こんな事になっていないのだけど。

プロポーズのことを考えると
指輪のことを考えると
不安と悔恨と吐き気に襲われる。

過去を亡きものにはできない。
僕は変わってしまった。

勿論、僕の人生において
必要な変化だったのだろうと、
必要な苦しみだったのだろうと、
必要な幸せだったのだろうと、
そう思ってはいるけれど。


このnoteは。

こんな愚かなピエロの傷心日記を
ネット空間に放って置くことに
価値などないと
わかってはいる。

解決方法も何もあったもんじゃない。
結局、問題の根本もわからずに
破局して、
悲嘆に暮れるだけの
30代の男の傷心日記。


ただ、無理だとわかっていても
願わずにいられない。

自分たちと同じような
悲しい、辛い思いをする人が
1人でも
減って欲しい。

どうしたらいいかは
わからないけど。


指輪の処分に苦しんで黒い気持ちが強くなった時、
色んなものを振り返ると、
彼女が悩んで苦しんで、
僕も辛くなって
それでも、
やっぱり根本的に優しい彼女のことが
本当に好きだった、と改めて思った。

だからこそ、傲慢かもしれないけど幸せにしてあげたかった。
一緒に幸せになりたかった。
この気持ちだけは、嘘にしたくない。
ゴメンね。
これまで本当にありがとう。

どうか自分を大切に、
そして幸せになってね、ちぃちゃん。

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