【議会報告5】令和5年第2回森町会議10月会議

10月27日に開催された10月会議の内容についてお知らせします。

議案第1号 森町緑地等管理中央センター駒ヶ峯温泉ちゃっぷ林館条例の一部を改正する条例制定について

原油価格高騰等の影響を受け、管理・運営に支障をきたしている状況の中で、入館者へのサービスを維持する必要があることから、ちゃっぷ林館の入浴料の上限について改正するものです。大人現行500円のところ条例上限を800円とし、12月1日から600円へ改定するとのことでした。
ちゃっぷ林館は町の施設で指定管理者制度により運営されており、維持費用が料金収入を上回る場合は指定管理委託料を町が支払わないと管理事業者がいなくなる可能性もあり、以前に原油高騰とコロナによる客数減により町から補助金を出したときには私の就任前ですが議会でもかなり色々な意見が出たようです。
指定管理者制度の基本原則は民間管理による柔軟な対応を生かしたコストダウンですが、限界もあるでしょうし今回の料金値上げにより客数がどのように変化していのか注視していく必要があると思います。

議案第2号 町長等の給与の特例に関する条例制定について

先日最終報告を行った国営駒ケ岳畑用灌漑用水受益者負担金、下水道事業受益者負担金の滞納をめぐる問題の責任を取り、町長及び副町長の給与の10%を令和6年10月18日まで削減するものです。

議案第3号 森町一般会計補正予算(第7号)

令和5年度森町一般会計の第7回目の補正予算となります。主な内容は畑用灌漑用水の施設の掛ま(まはさんずいに間)揚水機上のエンジンが故障したため仮設復旧させるための費用40,000千円、全国の学校給食にホタテを無償提供するための費用100,394千円、ふるさと納税の増額見込みによる事業費の補正500,000千円です。

掛ま用揚水機場については急な故障ということで全額一般財源からの持ち出しとなります。施設の更新については担当課の説明では、なかなか国の補助金が付かないということで、老朽度を勘案して優先順位をつけて修繕していたが、今回は想定外の故障につき一般財源対応を取らざるを得なかったとのことです。水関係の施設においてはポンプや配管など普段目視で確認することが難しい施設が多く、突然の故障が多いため仕方がないとは思いますが、補助対象で修繕できる設備や金額が増えるよう国に対しても粘り強く要望していく必要があると思います。

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