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第3回議会改革特別委員会について

 昨年の森町議会選挙が無投票となったことから議員の定数・報酬が適切なのか、また、議員のなりて不足解消のためにどうすればよいのかを協議するため、議会改革特別委員会を立ち上げました。協議期間は約2年間です。実は先日の2月16日で第3回目となっていますが、前2回は流れの確認や資料の提示などのため割愛していました。
 最終的には報告書に取りまとめられますが、私の私見も含めて記録に残していけたらと思います。
 こういう話の場合、いろいろな意見の議員さんがいて「これが正解」というものはなかなか出ないと思いますが、話し合いの中で少しでも前進できたらと思います。

 ちなみに議員も色々な立場の方がいるので、様々な意見がでることと思います。
 ちなみに自分のカテゴリ(属性)的なものについては、年齢48歳、男性、議員1年目、職業は農業、昨年まで町職員、職歴については上下水道、総務(財政)、企画、学校教育です。
 先日は役場の手先とも言われましたが(笑)、もちろんそんなつもりはなく、基本的に自分にバイアスがかかるのが嫌なので、いろいろな方の意見を聞きたいと心がけてます。(そして出した答えがとんがっている場合が結構ありますが)

議員定数の見直しについて

 それでは第3回目の内容についてですが、第2回開催時に現在14名となっている議員定数について議員それぞれどう考えているかを提出していて、今回それをとりまとめた物が提示されました。内容としては
議員定数10名(4名減) 1人
議員定数12名(2名減) 2人
議員定数13名(1名減) 1人
議員定数14名(変更なし)8人
根拠がないので提示できない1人
となりました。今回はそれぞれの意見の発表に留めて、
4月 議員報酬についての考え方の意見調査
5月 議会改革についての先進地視察
6月 議員定数・議員報酬についての審議開始
となるスケジュールのようです。

各々の議員定数の考え方については後で委員会で取りまとめたものが公表されると思うので、今回は自分の提案部分についてお知らせいたします。

○議員定数は何人が適切と考えますか。また、理由と根拠をお書きください。 【10人】 
○理由及び根拠 
過去2回において無投票となりましたが、選挙は町民が町の代表を選び意見を町政に反映させるためのものであり、普段町政にあまり興味のない町民の方も町政に対する意見や方向性を示すための最も身近で大切なものであります。
 私も町民の方に言われたこともありますが、次の選挙において無投票あるいは定数割れれとなった場合、町議会としてのあり方について問われることは想像に難くないと考えます。
 また、これから別途議員報酬の見直しも行われますが、議員報酬の変更には森町特別職員報酬等審議会を経なければならず、審議にあたっては報酬の妥当性や根拠、財政負担等について審議されることが予想されます。
 仮に長万部町議会と同じ月額35千円の報酬増だと14名の議員で35千円×17.175か月×14名で約8,416千円の支出の増加となります。議員2名分で約6,698千円、4名で約13,397千円の報酬額となり、町民のコンセンサスを得るためには支出減となる4名がよいのではないかと考えます。 
 また、議会改革調査特別委員会で審議された内容、結果については報告会の開催による町民の意見募集では前回20数名の参加であったと思いますが、これでは森町の人口の1%に満たない意見であり、普段町政に興味ない方の意見を反映させるのであれば、広く町民アンケートなどを実施した方が良いのではないかと考えます。


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