起業家と言う生き方

僕は起業家と言う生き方を選んでから2年ほど経った。

初めてアメリカに行き、これまでの固定概念がぶっ壊されたあの日から始まった。この2年間は本当に一瞬だった。

そして2年間でわかったことがある。

それが"起業家"とは目的でも手段でもなく生き方だということだ。

人は社会に適した生き方を選ぶが、社会から外れて新たな概念・常識を創るのが起業家だと僕は考えている。

現代のルールのなかで何かをするのはビジネスマンと言うのだろう。新たなルールを作り従来の固定概念を覆すのが起業家だ。

起業家が行うのはソリューション(課題解決)ではなく、クリエーション(創造)だ。

価値観に変革を起こせないとそれは創造ではない！

そしてそんな起業家に必要なものが２つある。

それは　"妄想"と"耐久"

これらは本当に大事だと思う。これらがないと絶対にどこかで挫けてしまう。

これまで数えきれない数の人からネガティブな意見をもらってきた。

それでもこういった世界が実現できるという妄想(ビジョン)を持ち、絶対に諦めないという耐久でここまで来た。

人は僕を頑固だと言うがそれは違う。

起業家にとって妄想は唯一無二のゴールで、その妄想を現実にすることを生きがいとしているだけだ。

そしてその妄想を面白いと思ってくれた人がチームに加わる。

そもそも人類の成長戦略は群れることだった。これは今も昔も変わらない。

今は個人の時代だと言われるが、どれだけ自分自身の市場価値を高めても結局一人でできることには限界がある。

だとしたら僕の妄想(Ruten)に短期的に価値が無くても、面白いと思う人が増えれば、その価値は高くなり実現できる。

そしてそのチームは会社でなくてもいい。

Rutenは株式会社という形を持つが、おそらく会社ではない。

流転という妄想を共に追い求めるチームであり、その実現のために本気で取り組んでいる集合体だ。

僕たちはこれをプロダクトミーアウトと呼んでいる。

マーケティング用語でプロダクトアウトという言葉がある。

プロダクトアウト：作り手が良いと思うものを作って売るという考え方。

そしてプロダクトミーアウトは、Me(良いと思う仲間)を増やしていこうという考えた方だ。

結果的に現在Rutenには10名ちょっとのメンバーがいる。SNS上で集まった多種多様なMeだ。

そしてこのMeの集合体がUsを形成し、その人数×想いが僕たちの価値になる。

実現可能性は同じ妄想を持ち能動的に動く人の総数だ。

例えばこのMeが50人、100人という数になっていったらどうなるのか？

急に実現可能性が見えてきた気がする。

そういった意味でいうと僕たちは流転というイデオロギーをもった国のようなコミュニティを創ろうとしているのだろう。

これからの時代で国を作るときに
・国民
・インフラ
・イデオロギー
以外に必要なものってありますか？

— Sean Kuraoka (@Seankuraoka) January 26, 2019

半年前のつぶやき

なのでもし興味があり面白いと思ってくれる人がいればいつでも連絡をしてほしい。

今は小さく価値がない物でもこれからみんなで力を合わせて飛躍していく！そして必ず流転を実現する！