イーストパロアルト

今日は朝からサンノゼのさらに南に位置するミルピタスに行っていた。理由はもちろんミートアップという名の食事だ。

今日の主催者はNVIDIAのおじさんで、新しいチップを開発したというカンファレンス的なものだった。内容に伴う豪華なケータリングについつい食べ過ぎてしまった。


そして昼からはAmazonでのイベントに参加するためにイーストパロアルトに向かったのだが、乗ったウーバーのおじさんがこう話しかけてきた。

「おにいちゃんイーストパロアルトに行くの?何であんなところに?」

僕はこの言葉の意味を知っていた。


イーストパロアルトは少し廃れたぐらいの地域なのだが、そこの2000年以前はとても物騒だった。

1992年には市内での殺人率が全米最高を記録した。スタンフォード大学からすごく近い位置に存在するが、そのギャップはとんでもなく大きかった。

そんな街がどう変わったのか?

街を改善したのは、同じパロアルトにヘッドクォーターを構えるfacebookのCEOであるマークザッカーバーグ

2012年にマーク率いるfacebookは世界最大規模の上場を果たした。それと同時にパロアルトに本社を移すことにした。

そして真っ先に地域に貢献し始め、2014年には1億2000万ドルを地域に寄付した。

さらにイーストパロアルトに新しいクリニックが出来た際にマークは妻のプラシラと5万ドルを寄付し、さらに二人は低所得者層の児童向けの学校を2016年に設立し、学費は無料で保育・医療サービスを提供した。

また、2013年には中学生対象に10週間、週一で起業についての授業を行い、特に優秀だった4人の学生は高校に進学後もマークの指導を受けたという。

そのお陰で現在はだいぶ良くなっていると聞いていた。


そんなパロアルトのヒーローであるマークだが、最近はfacebookの情報流出から様々な問題がメディアで報じられている。

ブライアンアクトン(WhatsAppの共同創業者)が昨年の9月にfacebookを辞職し、つい先月にはケビンシストロムとマイククリーガー(Instagramの共同創業者)も辞職を表明した。

両者とも今後の方針でマークと意見が食い違ったみたいだ。

こういったニュースには様々な意見が飛び交い、中にはフェイクもあるが、僕の意見は誰しも人生には波があるものだと思っている。

貴重な時間を使って読んでいただけるだけで嬉しいです!!ありがとうございます!