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セレンディピティ

キャリアの8割りは偶然の結果からきているという計画的偶発性理論や、スティーブジョブズのConnecting the dotsのように偶然おきる奇跡やチャンスをたくさん作るというのが僕のやり方だ。

シリコンバレーにいた時も今でも、そのためにチャンスの種を撒いて掴んでを繰り返している。

偶然とは誰にも予想が出来ないことだが、動いていると何らかのセレンディピティは起きる。

セレンディピティ:何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。

そして先日ある人と話をするためにカフェで待ち合わせをすると、今まで知らなかった世界に引き込まれることになった。

そのカフェはゲストハウス兼カフェという普通のお店だが、店に入るとその場にいた10人ほどのお客さん皆が僕に向かって「こんにちは!」と元気よく挨拶をしてきた。

(あれ、もしかして店を間違えたかな?) と思ったがどうも間違えてはいないようだ。

オーナーさんが僕に紹介と説明をしてくれた。

そこにいる人のほとんどはその日が初対面だが、どうもヒッピー的なコミュニティが日本全国のゲストハウスで形成されているみたいで、こういう出会い方は皆なれているらしい。

北海道から来た女子高生、フリーランス兼ダンサー、東京から来た台湾人、近所の整体師のお兄さん、京都の公務員、横浜からきた理学療法の学生、千葉から来たリノベのお兄さんなど。

それぞれ独特な癖があるがなぜか親近感がわき、すぐに馴染むことができた。

そうこうしていると待ち合わせをしていた方がその店に入ってきた。

またみんなで「こんにちは!」と元気よく挨拶をする。

すごく戸惑っていた。僕も入って来たつい10分前はこんな表情だったのだろうと思った。

そして類は友を呼び次から次へと変わった人が訪ねてくる。

何なんだこの空間は、何なんだこの新たなコミュニケーションは…

それは未知との遭遇だった。

アメリカでよく言うヒッピーのコミュニティはまさにこんな感じなんだろう。

話を聞いていると、彼らはヒッチハイクをよくして、働き方も自由で、何かに縛られることなく、日本中を気の向くままにズボラ旅しているみたいだ。

「これが日本のヒッピーか!」と新鮮で最高のエッセンスを得ることが出来た!

そしてその日本のヒッピーの聖地が長野県の山奥にあるらしい。

日本に生まれてもう22年と半分が経ったが、まだまだ知らない土地や知らない人が国内にたくさんいる。

これからもっとたくさんの地域をまわって、たくさんのセレンディピティを起こしたいと思う。

そして僕のプロダクトもそんな偶発的な出会いやインスピレーションを計画的に描くことが出来るものにしたい!

もし都会にはない最高の環境や面白いコミュニティ文化が日本のどこかにあるのなら教えて欲しい!すぐに飛び込んでいくつもりだ!

貴重な時間を使って読んでいただけるだけで嬉しいです!!ありがとうございます!