特定社会保険労務士(紛争手続解決代理業務試験)を受験して来ました。

久々の投稿です。先週ですが、特定社会保険労務士の試験を受験して来ました。この試験は黒のボールペンor万年筆で答案を作成しなければならない、特異な試験です。また、修正液は使用できずに訂正は1回しか出来ません。
途中退席したかったのですが、途中退席すると問題用紙を持って帰れないので、私は問題用紙を持って帰りたかったので最後までいました。合格発表は2022年3月18日(金)なので、まだ3カ月もありますが、私なりの勉強法をコメントさせて頂きます。

(1)勉強法
①LECの特定社会保険労務士の講座を5万円程度で受講しました。必ず受講しなくてはいけない訳ではないと思いますが、私はLECでお世話になっていた先生の講義を受けたかったので、受講しました。
勉強法としては、社労士会の中央講義のように憲法や民法の講義も付いているのですが、私は法学部出身で行政書士にも合格しているので講義以外では殆ど見直ししませんでした。
②6回の本論編の講義と判例21個のレジュメをひたすら繰り返し読み、アイチ士業ネットワークの労働問題研究会で使用している「労務管理は負け裁判に学べ2」(労働新聞社)というテキストもひたすら読みました。「労務管理は負け裁判に学べ」は企業がなぜ裁判で敗訴したかの理由が明確になり、労働者側勝訴の過去問が殆どの特定社会保険労務士の試験に近い物でした。
https://www.rodo.co.jp/book/9784897617206/             ③答案練習では過去問とLECの答練3回分を一度は自分で記載して、過去問題集と答え合わせをし、どこが読み取れなかったのか、なぜ見落としたのか、なぜ間違えたかを明確にしました。その後は裏紙にひたすら過去問の解答を書き写しました。正解した不正解だった事に一喜一憂しているよりも、どのような答案が合格答案なのか、正式な解答はありませんが、自分よりも優秀な先生の解答を真似る為です。私自身今年3月の年金アドバイザー2級の論述でなぜか0点に近い論述問題があり、涙を飲みました。なので、一人よがりにならず、模範解答を真似る練習を特訓しました。勿論、何も考えずにただ解答を書き写すだけでは何の意味も有りません。
④第2問目の倫理の問題は兎に角、知識に穴を作らない事が大事です。

以上になります。約3カ月後に、特定社労士も涙を飲んでいるかもしれませんが、一先ず報告します。

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