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発酵を待つように自分を待つ

個人事業でちいさく営んでいる菓子屋の、
リブランディングも兼ねて
ロゴを新しくしようと検討している。

デザイナーの友人に相談するのが吉だろうが、
あるアーティストの方をずっとウォッチングしていて
いつかこの方にお願いしたい…!と目論んでいたので
そのいつか、今じゃね?と思いたち連絡を試みた。
案の定素敵な方で、一流なのに(一流だから?)謙虚でフラット、ヒアリングが丁寧だしキャッチする感度がとても高く、わたしの心が高鳴った。

しかしお値段のハードルが高いと感じてしまい
どうしよう!?お願いしたいけどこわい!!
リブランディングした先にお前はなにをやるんだ!?何も決まってないだろう?
などなど
言い訳ばかりが出てくるし、
えーい!!と飛び込むのも違う気がする…とガクブル状態に。

オラクルひいても答えが出ず友人にも相談して、
結局お願いしないことにした。

未知の領域に踏み出すのってこんなに怖かったのか、、と感じたのと同等に
かなりホッとしたのだった。

それは自分が今の世界に留まるという安心なのがわかったし
新しく踏み出してもこわいのは幻想だって頭ではわかる、
わかるんだけど、、、
怖すぎてギュッと抵抗を感じる状態(そして高揚した状態)で飛び込むより
少し時間をとって落ち着いて考えてみて
自然なリラックスした状態でお願いできる自分がいいなと思って
自分のタイミングを待つことにした。

待つのってなんかかっこ悪いし
おそれを越えていくのかっこいい!!
って思うけど
高揚感で決めるのが自分的にナシだった。
焦らないと決められない自分でもない。

時間が経ってみても、そのデザイナーさんと一緒にお仕事したい気持ちがずっとふつふつと燃えているので
もろもろの準備がととのいベストなタイミングでお願いすることになると思う。



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